講談社シネマクリエイターズラボ第1期5作品が完成!『SAGE』がドイツ&イギリスの国際映画祭にノミネート!

株式会社講談社

2022年に映像企画を世界公募した、映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の1期生5名が監督を務めた短編映画が無事に完成。

ひと足先に映画祭への出品を開始した『SAGE』にドイツとイギリスから届いた嬉しいニュースと、全5作品の作品情報を紹介いたします!


【特報!】Max Blustin監督『SAGE』がIndependent Days 国際映画祭(ドイツ)、Crystal Palace国際映画祭(イギリス)ノミネート!

Max Blustin監督『SAGE』がドイツのIndependent Days国際映画祭、イギリスのCrystal Palace国際映画祭にノミネートされました


ドイツのThe Independent Days国際映画祭は、ヨーロッパで最も重要な映画祭のひとつ。

イギリスのCrystal Palace国際映画祭は、世界最大級の映画祭申請プラットフォームFilm Freewayにおいて口コミランキング第3位の人気映画祭です。英国インデペンデント映画祭公認映画祭。


■Max Blustin監督コメント

『SAGE』は無事完成し、すでに2つの映画祭にノミネートされています。この作品が観客の心に響くことを願っています。このような素晴らしい機会を作ってくれた講談社にあらためて感謝します。


“国内外の映画祭受賞”を目指す、1期生の第一歩は、幸先の良いスタートとなりました。

今後の国際映画祭の受賞・ノミネート情報はプレスリリースほか、公式HPでも随時発信いたします!


★第1期受賞5作品を一挙ご紹介!


『SAGE』

イギリス人監督・脚本による「言葉のパワー」をテーマとした短編3部作ファイナル。

制作/New Planet Film & Media 5分

監督・脚本/Max Blustin

口にするだけで人体に化学変化さえ起こすことができるという「言葉が持つチカラ」をテーマとしたシリーズ第3作にしてファイナル作品。“嘘のない”「変容」を映像で表現するために、3作品を通して編集を排除しワンテイクにこだわって制作されています。

第1作『Sorceress』(ナタリー・エマニュエル主演)は、ウッドストック映画祭、バンクーバー国際映画祭、アシュランド・インディペンデント映画祭、ローマ・インディペンデント映画祭など世界中の映画祭で公式上映。

第2作『A Magician』はニューヨーク、ロサンゼルス、フロリダ、アラスカ、韓国、ヨーロッパ、イギリスで受賞、あるいはノミネート、公式上映され、第19回トレス・コート映画祭(パリ)ではグランプリを受賞。

自身は映像制作会社「ニュー・プラネット・フィルム&メディア」のオーナー兼創設者。学生時代に制作した映画『Before Midnight』がイギリスの全国学生映画祭Screentestで最優秀フィクション映画賞を受賞してキャリアをスタート。『The History Of Chance』はアカデミー賞公認レインダンス映画祭(ロンドン)でプレミア上映され、カナダ国際映画祭ではグランプリを受賞。


『A Dream for My Daughter』

日系3世ブラジル人監督がカンボジアで撮影。父娘をめぐるブラックファンタジー。

制作/LUPI FILMS 24分

監督・脚本/Mauricio Osaki

Osaki(尾崎)監督はベトナム在住の日系ブラジル人3世。米国アカデミー会員。

前作『My Father’s Truck』が米国アカデミー賞ショートリスト(※)に入り、第63回ベルリン国際映画祭はじめ100以上の映画祭にて上映された。

今作では、グローバルな出自から感じた格差と移民問題、父娘の絆をファンタスティックに描く。日本の出版社の資金によりブラジル人監督がカンボジアで撮影、米国NYUでの恩師がロンドンで編集、とまさに世界をまたいだ作品。カンボジア語に日英字幕。

自身はユニリーバ、Uber、HP、サムスン、Googleはじめ、グローバル企業のフィルムを多く手掛けている。

※オスカーノミネート候補が数十作品まで絞られた段階のリスト、毎年公表されている。


『私を描いて/Draw me.』

喜安浩平が監督として映画祭に挑む。マンガと実写の融合を目指す挑戦作。

監督・脚本/喜安浩平

主演/小林桃子・滝澤エリカ 制作/ROBOT  19分

1997年、広島大学教育学部美術科卒。2000年より自身が作・演出を手掛けるユニット「ブルドッキングヘッドロック」を旗揚げ。20年間で30回の本公演を開催している。

2013年、『桐島、部活やめるってよ』(監督:吉田大八)で、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。『はじめの一歩』幕ノ内一歩役をはじめ、声優としても活動中。

本作『私を描いて』は、漫画家志望の女子高生・こよりが直面した表現の暴力性にまつわる物語。自身の作品を悪意と問題視され、活動自粛を余儀なくされるこより。しかし一人の同級生の賛辞に突き動かされ、衝動を抑えられなくなっていく。やがて彼女は真実“らしきもの”に辿り着き、そこに同級生の孤独を目撃する。


『美食家あさちゃん/what YOU eat』

現役大学生による「かわいい」「こわい」問題作。 ルッキズムへの問題提起と「かわいい」への共感

監督・脚本/瀬名 亮

主演/池田朱那・菅田愛貴 制作/AOI Pro.  15分

瀬名監督は19歳(2023年制作時)の女子大学生。いったんは創作の道をあきらめて進学するも2022年開催された「Hulu U35クリエイターズチャレンジ」にて制作した初映像作品『はじめてのよあそび』がグランプリを獲得。現在、副賞として長編を制作中。

本作『美食家あさちゃん』は「かわいいものが大好き」で、自らももっともっとかわいくなりたいと熱望する女子高生のストーリー。監督自身が醜形恐怖を超えた経験からの、ルッキズムへの問題提起と「かわいくなりたい気持ち」への共感がテーマ。


『Warmth in a Puddle』(特別賞)

第1期唯一のアニメーション作品。業界注目の若手による先鋭的な作品。

監督・脚本・アニメーション/崎村宙央

制作/SORAO SAKIMURA  10分

崎村監督は、22歳。映像作家、アニメーション作家。九州大学芸術工学部在学中。映像作家100人 2023 NEWCOMER選出。高校からアニメーション制作を始め、高校2年時、等身大の叫びを描いた短編アニメーション『蝉の声、風のてざわり』で、「WIRED CREATIVE HACK AWARD 2020」の最年少グランプリを獲得。

『Warmth in a Puddle』は、「生きづらさ」に焦点をあて、引きこもりの青年と奇形魚の旅を幻想的に描いたアニメーション作品。2000枚以上の作画を一人でこなし、3DCG・実写撮影まで組み合わせた意欲作。


完成した5作品は6月に開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2024」(会場:渋谷区など)をはじめ、世界中の映画祭に出品を開始しました。

1期生5名が進む世界を股にかけた映画祭の旅路に、これからもご期待ください!


第2期応募企画を現在選考中。

第3期の募集は本年8月1日より開始いたします。

映像クリエイターの皆さま、ご応募お待ちしております!


■講談社クリエイターズラボ公式HP

https://creatorslab.kodansha.co.jp/


■各作品プレスキットのダウンロードはこちら

https://kbox.box.com/s/i8janbby7uuenxn2oursfsw6m75dfud6


■The Independent Days国際映画祭 Official
https://www.independentdays-filmfest.com/english/


■Crystal Palace国際映画祭 Official
https://cpiff.co.uk/

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上場
未上場
資本金
3億円
設立
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