世界的名店はこうして生まれた! 実話を元にした『蒲田 初音鮨物語』の関連番組が放送決定、本書を激賞する著名人の声も続々!
ある夫婦の愛が生んだ“奇跡の名店”をめぐる感動と涙のノンフィクション小説『蒲田 初音鮨物語』(本田雅一 著、株式会社KADOKAWA刊)。本書の内容をきっかけに独自取材・制作された映像が、人気テレビ番組『逆転人生』(司会:山里亮太・杉浦友紀/NHK総合/毎週月曜 午後10時~、再放送 毎週金曜 午後11時50分~、毎週月曜 午後3時08分~)で、6月10日(月)に放送されることとなりました。
『蒲田 初音鮨物語』は、ある夫婦の愛が生んだ感動と涙の実話を描いた小説で、AmazonやGoogleの成功、SONY再建などに通じるビジネス的教訓も含んだノンフィクション小説です。
――客足もまばらで、つぶれかけていた場末の鮨屋「蒲田 初音鮨」。それがあるとき突然、“奇跡の名店”として名を馳せるようになりました。
その背景にあったのは、ある夫婦の愛のドラマ。
当初は「銀座に負けたくない」とばかりに、競争・闘争の世界にいた店主・中治 勝 氏が、妻の余命宣告と闘病をきっかけに、店を大きくしたいというこだわりや、見栄、利益さえも捨てて、妻とお客のためだけに鮨を握りはじめた時、究極の鮨に開眼することになったという、魂の成長の物語です。
本作に関しては、著名人・著名経営者からの激賞の声も続々、届いています(以下、順不同)。
■古川享さん(慶應義塾大学教授。元マイクロソフト本社副社長、元マイクロソフト日本法人会長他) 『蒲田 初音鮨物語』で啓発されたことの本質には、既存企業の社内起業化、協業のあり方、人の育て方、家族を大事にすることなどがある。人生の生き様を諭してくれる一冊だ。若者は起業を夢見る前に、是非この本を読了してから、人生設計をして欲しい。あなたが中高年ならば、人生100年の残りをどのように生きるかという、ヒントに出会えるかもしれない! ■本間哲朗さん(パナソニック専務執行役員 中国・北東アジア社 社長) 初音鮨の妥協無き仕事ぶり、悲喜こもごもの日々を活写する筆力に魅せられ一気に読了。著者は誰かと見れば、長年交流がある、オーディオ・ビジュアル、イメージングの狩人、本田雅一氏ではないか。当社も食の領域を冷熱技術で支えているが、本田氏も、今まで趣味に留めてきた食の領域で新境地を見せています。 ■外村仁さん(スクラムベンチャーズ パートナー。元Appleマーケティング本部長、元エバーノートジャパン会長) 職人の進化とは、技術面のことだけではない。生き方、考え方、家族、そしてお客との向き合い方。辺鄙な場所にあるマイナーな潰れそうなお店を、世界から注目される予約の取れない店に育て上げた背景にはさまざまなドラマと、偶然とそして運が混在していた。その中で最も大事な事は「運」を引き込む事で、これはシリコンバレーの起業家も同じ。それを決めるものは最後は自分の態度。華僑のお客様の幸せな様子を見て考え方を大きく変えるくだりに、勝さん(主人公)の絶え間ない成長の秘訣を読み取った気がした。 そしてジョブズの言うところの「もし今日が人生最後の日だったら」。勝さんがある時期に不運も重なった結果、誰にも教えられずにこの境地に達された事も、今の隆盛の礎だろう。 「作り手と受け手との幸福感の交換」――このフレーズに、勝さん・みえ子さん御夫婦の価値観が凝縮されている。これからもご健康に留意されつつ、世界の人々の寿司体験をより高めていってくださる事を祈りたい。 テクノロジー記者である著者が、どうして飲食店の話を書くのだと最初は思ったが、読了後、これまでテクノロジーを正確に伝えて来なければいけなかったからこそ表現できる世界があるのだと認識を新たにした。ただの伝聞でもなく、思い込みでもなく、正確な聞き取りに独自の綿密な調査を織り込み、論理構成して行く。テクノロジー記者でないと書けない食の話もあると今回思い知った。 そしてそっとつけてある巻末付録。初音鮨のご夫婦の生き様を通して、アップル、アマゾン、そしてソニーの復活の理由が語られる。ハイテク企業の成功譚をまとめた本はいくらでもあるが、単なる結果論は頭にも残らないし応用もきかない。ひとりの寿司職人のあまりにダイナミックな経験を、やや詳細過ぎるほどの描写により仮想体験してから読むからこそ、アップルやアマゾンの「エクスペリエンス」の意味もより腑に落ちるというもの。もしかしたら、著者の本田氏は、自分が惚れ込んだ初音鮨のご主人の実験や考え方の変化を通して、低迷する日本の産業界のトップたちにエールを送っているのかもしれないと穿った見方までしてしまった。 この本、寿司屋の伝記本にあらず。それだけは言っておこう。 ■山木和人さん(シグマ 代表取締役社長) 経済と社会が大きく変容した“昭和後期から平成”の日本社会に翻弄されながら、苦労の末に蒲田の一寿司店にすぎなかった初音鮨を超一流店にまで昇華させた中治勝さん・みえ子さんご夫婦の感動物語。ほぼ同時代を生きた人間として読み進めるうちに、ご夫婦のご苦労が実感を伴って感じられ、心を揺さぶられる感動を抑えることができなかった。 また、インターネットやSNSなどの普及に伴って市場動向や顧客の行動が大きく変わり、ビジネススクールの教科書的な手法が通じなくなった現在において、徹底して品質と顧客満足度の最大化だけを愚直に追求することで顧客の信頼を勝ち得、ビジネスを発展させている点において、混迷の時代の新たな方向性を示す新しいビジネス指南書としても読める、まさに一度で二度美味しい傑作。 ■鎌田和樹さん(UUUM株式会社代表取締役社長/CEO) 初音鮨はどんな時でも顧客優先、そしてハードルを上げた後に圧倒的パフォーマンスでいつも想像の域を超えてくる。僕の人生で出会った中で最高のエンターテイメントショーです。 ■片山晶子さん(フードジャーナリスト。Iron Chef America審査員) 料理人をテーマにした読み物が数多にある中、この書は独自の価値を持つ。理由は本田氏のジャーナリストとしての視点を反映した内容の深さにある。スルスルと叙情的に展開する文章に、鮨ネタから鮨業界の知られざる慣習、時代背景までさりげなく分析的に織り込んだ内容で、主人公・勝の生きる姿勢をダイナミックに描き出すと同時に、鮨文化の奥深さをずっしりと伝える。人生の指針にもビジネス指南にもなる興味深い一冊である。 ■野呂エイシロウさん(放送作家) この本の一文字には、初音鮨のシャリ一粒に匹敵する情熱が握られている。 「鮨とはなにか?」――本田雅一が全身で感じた全てが、全てのページに綴られている。食べられるのは数年先だが、それまでにまずは文字で楽しもう。 ■山本一郎さん(情報法制研究所 上席研究員) 奇跡が紡いだ本当の物語。単なる苦労話でも武勇伝でもない、言葉と絆が育んだ実話だからこそ、読み終えた後に何を目指すか、どう生きるかを思い返させる余韻が凛という音とともに胸に去来する、そんな老夫婦の暖かさと強さを感じさせる作品です。 エピソードの重さと、それを正面から受け止める寿司職人夫婦の心の清らかさはもちろん、人はどのような環境、年齢であっても道を拓き進んで行けるという新しい発見を見出すことができます。感動よりも、真剣に生きてきた一個の等身大な人生が、深く心に染みる一冊に仕上がっています。 |
- 『蒲田 初音鮨物語』書誌情報
【発売】2019年1月25日(金)★電子書籍も配信中
【著者】本田雅一(ジャーナリスト/評論家/コラムニスト)
【定価】1,500円+税
【ページ数】352ページ
【体裁】四六判並製
【発行】株式会社KADOKAWA
★作品情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321712000185/
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