冒険心を呼び覚ませ!古き良き冒険小説をあなたに届けたい‼ 「書泉と、10冊 第2シーズン」第4弾は、『ルータ王国の危機』を復刊致します。 予約受付は1月15日(水)から開始

「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。その「書泉と、10冊 第2シーズン」の第4弾として、東京創元社刊『ルータ王国の危機』(エドガー・ライス・バローズ:著/厚木淳:訳)を復刊致します。

復刊に至った経緯

複雑でストレスの多い現代社会、頭をカラッポに爽快な冒険小説を読みませんか?

現代人はクラシカルな冒険小説を欲している!それならバローズだ!と、いうわけで企画いたしました。例えば宮崎駿の「ルパン三世カリオストロの城」や「天空の城ラピュタ」のようなノスタルジックな冒険の物語。埋もれてしまった、こうしたジャンルの小説を読者に再発見してほしいと思いました。

欧州の古い王国ルータを観光で訪れたアメリカ人青年が、この国の宮廷で進行中の陰謀事件に巻き込まれてしまいます。王国の実権を握る摂政公は王位を狙うが、この青年は国王に瓜二つだったのだ!波乱万丈の危機と、恋がおりなす、華麗な宮廷絵巻!作者は、「ターザン」の原作者で知られるSF冒険作家E・R・バローズ!読んで例えばジブリ映画や東京ディズニーシーのBGSのような、クラシカルなロマンスにあふれた作品です。今回は当企画限定の特典として、加藤直之さんによるイラストを使用したポストカードをお付けします。この機会に是非ともお買い求めください!

<東京創元社 編集担当小浜徹也さん コメント>

なんと『ルータ王国の危機』が選ばれるとは! バローズは日本でも四半世紀にわたって、いまからは想像できない規模で人気を博しつづけた作家ですが、数ある邦訳の中でも本書は、思い出されにくいことでは一、二を争うタイトルではないかと思っていたのでした。ですが――発表当時の1910年代という時代性を反映させた、この架空の小国での陰謀劇は、章が変わるごとに思わぬ方向へ状況が変わっていき、まさに「冒険絵巻」と呼ばれるにふさわしい一作だと認識しました。本書を再発見していただき、感謝の念に堪えません。一人でも多くの読者にとって、無上の読書体験となりますように。

<この企画を起案した、書泉グランデ 担当 大内さん コメント>

田中芳樹先生が以前提唱されたルリタニア・テーマ(異世界ではなく、近現代のヨーロッパの一角に架空の小国を設定し、舞台とする小説。ルリタニア・テーマという名前は、A.ホープの小説『ゼンダ城の虜』に登場する架空の国ルリタニア王国に由来)本書はいうまでもなくホープの『ゼンダ城の虜』にインスパイアされて書かれたエンタメ作家バローズのエピゴーネンです。しかし、ホープのいわば後継作品としては格別の出来で、冒険の果てにはオーストリア軍との派手な戦闘があったり、古き良き冒険小説をたっぷり楽しめます。余談ですが本書の第一部が発表されたのが1914年。ということはサラエヴォ事件の年、第一次世界大戦のはじまりの年でもあったのです。後世からあらためて考えるとバローズの筆には当時の空気感と同時代性が感じられると思います。個人的には歴史的な一作と思います。

【商品情報】

『ルータ王国の危機』

エドガー・ライス・バローズ:著 / 厚木淳:訳

https://shosen.tokyo/?pid=184324937

販売価格:2,090円(税込)※本体価格1,900円+190円(消費税)

ISBN:978-4-488-60135-5

判型:文庫A6判 ページ数:368頁

特典:加藤直之さんイラストのポストカード(無償)

※ポストカード図柄は作成中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。

概要

欧州の古い王国ルータを観光で訪れたアメリカ人青年が、この国の宮廷で進行中の陰謀事件に巻き込まれてしまう。王国の実権を握る摂政公は王位を狙うが、この青年は国王に瓜二つだったのだ!

■予約開始日:2025年1月15日(水)

書泉オンライン:https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=the_mad_king

書泉グランデ/書泉ブックタワー/芳林堂書店高田馬場店

■予約〆切日:2025年2月14日(金)

■商品お届け予定日、店頭発売日:2025年3月下旬ごろ予定

 

株式会社東京創元社

国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーなどのジャンル小説を主に扱っています。2022年には一般文芸の文庫レーベル「創元文芸文庫」を創刊し、オールジャンルを網羅する文芸系の専門出版社です。

 

株式会社書泉

「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。

<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数

昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。

ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。

そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。

著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。

この企画を「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」という名前にしました。

「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。

この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。

2024年8月までの、第1シーズンでは25の作品を再度世の中に送りだし、総計で2万冊以上を販売することができました。

「書泉と、10冊」 第1シーズン(2023年8月~2024年8月)

「芳林堂書店と、10冊」 第1シーズン(2023年9月~2024年8月)

この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店といえば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たに、2024年11月より第2シーズンも始めております。

「書泉と、10冊」 第2シーズン

「芳林堂書店と、10冊」 第2シーズン

これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。

<掲載記事リンク>

『堕天使拷問刑』の著者、小説家 飛鳥部勝則最新刊『フィフス』 を、(株)書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第1弾として同人誌で出版致します! 2024年11月5日(火)より予約受付開始!!

https://news.biglobe.ne.jp/economy/1105/prt_241105_8492432944.html

『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークの歴史を描いた書籍「ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団」が復刊。本日より予約スタート

https://news.denfaminicogamer.jp/news/241217r

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会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都板橋区弥生町77-3
電話番号
-
代表者名
髙橋 豊
上場
未上場
資本金
-
設立
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