子どもやペットがうっかりロック!車内で起きる危険に要注意
~子どもやペットを残したままのキー閉じこみは昨年8月の1カ月で54件!~
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 坂口正芳)は7月29日(火)に昨年の8月1カ月間に出動した“子どもやペットを車内に残したままのキー閉じこみ”の件数を公表し、車内熱中症事故予防を呼びかけています。
■キー閉じこみとは
クルマのキー(鍵)を車内に置いたままドアをロックしてしまい、鍵が車内に取り残されてしまう状態のことを「キー閉じこみ」といいます。
インロックやインキーなどとも呼ばれる「キーの閉じこみ」は、JAFロードサービスの救援要請のなかでも上位に入るほど、発生件数の多いトラブルです。
■子どもやペットを残したキー閉じこみは54件。7件はドアガラスを割って救援
2024年8月1日~8月31日の1カ月間、JAFが出動した「キー閉じこみ」の救援のうち、子どもやペットが車内に残されたままであったケースは全国で54件。
このうち、緊急性が高いと判断し、通常の開錠作業ではなくドアガラスを割るなどしたケースは7件でした。
現場での聞き取り調査によると、閉じこみの原因には「子どもを車内に残し、ドアを閉めたところ、子どもがドアをロックさせた」「ペット(犬)が誤ってロックボタンを押した」などがありました。
昨今普及が進んでいるスマートキーにおいても、一定条件下ではキー閉じこみが起こる可能性があるため、十分注意しましょう。
■1時間後には車内温度は40℃越えに、暑さ指数は危険レベル

JAFが実施した送迎用バスとミニバンを比較した真夏の車内温度変化についての検証テストによると、車両の大きさによって車内温度や熱中症の危険性に大きな差はありませんでした。
しかし、曇りであってもわずか1時間後には車内温度が40℃を越え、暑さ指数は危険レベルに達しました。
「少しの時間だから」「寝ているから」などの理由で車内に子どもを残したままクルマを離れることは、車内熱中症を引き起こす事故になりかねません。
天候や気温に関わらず、ぜったいに子どもやペットを車内に残して離れないでください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像