ライトアップイベントの効果を人流データを用いて分析し可視化する「賑わい効果可視化サービス」を提供開始

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)は、ライトアップイベント実施によるエリアの来訪者数の変化やSNS反響を調査することにより、イベントの賑わい効果を分析できる新サービス「賑わい効果可視化サービス」(以下、本サービス)を2025年4月1日より提供開始します。
パナソニックは2022年10月より、観光市場の伸張を支える要因の一つである夜間の経済活動を意味するナイトタイムエコノミーを推進するなど、地域一帯の継続的な賑わい創出を活性化させる手段として、多様なライトアップ演出を実現するクラウドサービス「街演出クラウド YOI-en(ヨイエン)」を提供しています。
昨今、日本国内では地方創生や地域活性化の観点から、公園やスポーツ施設、観光資源などを核に官民連携の街づくり計画が各地で進められています。主に日中の誘客に関する観光施策が進んでいる一方で、ナイトタイムエコノミー推進のためにライトアップ演出導入を検討する際、その効果が実感・証明できないため導入を決定しづらいといった課題が浮上しています。
このたび、街づくり計画を進める自治体やデベロッパー、観光地域づくり法人(DMO)などをターゲットに、株式会社ナイトレイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川 豊、以下、ナイトレイ)と協業し、人流データを用いてライトアップ演出の効果を分析し、レポート形式で可視化するサービスを開発しました。
本サービスは、ナイトレイが提供する人流分析サービス「CITY INSIGHT」(※)を使用し、滞在人口データやアプリGPSデータ、位置情報解析済みSNSデータ等のマルチ人流データを活用することで、ライトアップイベント実施による当該エリアの来訪者数の定量的な比較やSNS投稿の定性分析を行い、レポート化します。本サービスを活用することにより、これまで肌間隔で感じていたライトアップ演出の実施効果をデータで可視化できるため、合意形成をスムーズにし、街づくり構想に役立てることが可能になります。
本サービスを提供することにより、「街演出クラウド YOI-en」を活用したライトアップ演出による新たな価値体験の提供の場を広げ、経済効果にとどまらず、夜が生み出す文化的価値や社会的価値など街の魅力の継続的向上に寄与します。街のあかりがクラウドでつながり、365日賑わいあふれる街を創出し、「夜」にしか味わえない街体験の提供を加速させていきます。
<特長>
1. 人流分析サービスを活用し、ライトアップイベントに特化した賑わい効果を可視化
2. イベント実施エリアに紐づいた来訪者数の変化やSNS反響を分析、レポート化
3. 効果分析結果を踏まえたエビデンスに基づく街演出ソリューションの提案が可能
※「CITY INSIGHT」とはマルチ人流データを用いて地域の生活者や、日本人・訪日外国人旅行者の移動/滞在傾向を読み解くことができるサービスです。位置情報解析済みSNSデータを用いたクチコミ情報や人気施設の分析のほか、車両走行データやアプリGPSデータ、キャッシュレス決済データ等を用いた動態分析や消費分析も可能です。ナイトレイではマルチ人流データの取り扱いを業界内でも先進的に取り組んでおり、観光・インバウンド対策・MaaS・まちづくり・防災など様々な領域で利用いただき、地域活性化を支援しています。
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 ソリューションエンジニアリング本部
ソリューション事業統括部 パブリックエンターテインメントカテゴリー
電話:06-6908-1131(代表受付 9:00~17:30)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]ライトアップイベントの効果を人流データを用いて分析し可視化する「賑わい効果可視化サービス」を提供開始(2025年3月28日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250328-1
<関連情報>
・街演出クラウド YOI-en
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/control/lightup/yoi-en/
・株式会社ナイトレイ
・[プレスリリース]パナソニックのアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」成果発表会(デモデイ)を開催(2023年3月30日)
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