農林水産省「ニッポンフードシフト」との共創コンテンツ「真の顔が見える生産者とは」の提供を開始
パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、生産者、農林水産省が推進している国民運動「ニッポンフードシフト」と連携し、「真の顔が見える生産者とは」のコンテンツ配信をハックツ!Fujisawa内で開始します。このコンテンツでは、有機栽培や特別栽培農産物にフォーカスし、生産者と消費者の新たなつながりの創出を目指しています。
パナソニックHDでは、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向けた取り組みを推進しており、モビリティ事業戦略室では、生活圏の移動を見直し、人やコミュニティを元気にすることに取り組んでいます。
モビリティ事業戦略室が展開している、生産者と消費者を繋ぐECプラットフォーム「ハックツ!」では、「顔が見える生産者」をテーマに生産者と向き合ってきた中で、野菜などの農作物の栽培において生産者ごとに生産工程が異なること、農薬や肥料の使い方、環境に配慮した生産者の具体的な生産工程を紹介するコンテンツを制作し、提供することとなりました。これにより、消費者が単に生産者の顔が見える、生産地がわかるだけでなく、具体的な生産工程にまで興味を持って、深く知りたくなるきっかけを作ることで「真の顔が見える生産者」の文化を作り、新たな生産と消費の仕組みの構築を目指していきます。
■ハックツ!新コンテンツ「真の顔が見える生産者とは」
https://hack-tsu.jpn.panasonic.com/blogs/producer/transparent_producers
日本では、農林水産省が2021年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに化学農薬の使用量をリスク換算で50%低減、化学肥料の使用量を30%低減などの目標を掲げています。今回の「真の顔が見える生産者とは」のコンテンツ制作は、消費者に日本の「食」と「農」を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうために農林水産省が展開している国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」と連携し、情報提供だけでなく、動画出演などにもご協力を頂きました。
(ご参考)みどりの食料システム戦略
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
今後も官民で共創しながら、消費者が生産工程にまで想いを巡らせて農作物を購入する気運を醸成し、有機栽培に取り組んでいる生産者の収入増や環境負荷の軽減に向けて取り組んでいきます。
【関連情報】
■農林水産省が推進している「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」
「ニッポンフードシフト」は消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって考え、議論し、行動する国民運動です。
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
■神奈川県藤沢市で提供中の「ハックツ!Fujisawa」サービス
https://hack-tsu.jpn.panasonic.com/
地元の農家やパン屋などの商品をインターネット上で注文し、市内の受取スポットで受け取ることのできるサービスを展開しています。単に商品を販売するだけでなく、体験企画として農家と直接触れ合える農業体験も提供しており、生産者と消費者を直接結び、コミュニティ形成につながる取り組みを展開しています。
さらに、サービスの提供を通じて、市内の障害者施設や飲食事業者、その他の事業者とのつながりを作り、事業者間での共助を生み出すことで地域が活性化する仕組みの構築に取り組んでいます。
■「真の顔が見える生産者とは」
https://hack-tsu.jpn.panasonic.com/blogs/producer/transparent_producers
■「コミュニティ消費」プロジェクトサイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/community_consumption.html
【お問い合わせ先】
パナソニック ホールディングス株式会社 モビリティ事業戦略室
Email:mobility_info@ml.jp.panasonic.com
すべての画像