『WHO I AM スペシャルセッション~生出演!木村敬一金・銀メダル獲得緊急ライブ配信~』を開催直後、金メダリスト木村敬一選手にWOWOWが独占インタビューを実施!

株式会社WOWOW

 WOWOWが国際パラリンピック委員会(IPC)と共同で立ち上げ、世界最高峰のパラアスリートたちに迫るスポーツドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」。2016年から放送を開始し、シーズン1からシーズン5までを放送、視聴者からの反響も大きい。
 そんな「WHO I AM」が、東京2020パラリンピックが閉幕した直後の9月6日(月)、東京 新豊洲にあるWHO I AM HOUSE Powered by TOKYO GASにて、「WHO I AM スペシャルセッション~生出演!木村敬一金・銀メダル獲得緊急ライブ配信~」を開催した直後、東京2020パラリンピックで見事、男子100mバタフライ(視覚障害S11)で金メダルを、男子100m平泳ぎ(視覚障害SB11)で銀メダルを獲得した、水泳日本代表の木村敬一選手(東京ガス所属)に独占インタビューを行った。
※スペシャルセッションの模様はWOWOW公式YouTubeにて配信中(下記参照)

【木村敬一選手独占インタビュー】
 先天性疾患のため2歳で視力を失った木村は、2008年のパラリンピック北京大会に初出場。12年のロンドン大会では、銀メダルと銅メダルを獲得。しかし、日本の絶対的なエースとして、金メダルを目標に出場した前回の16年リオデジャネイロ大会では、銀2個と銅2個を手にしたが金メダルには届かなかった。そして、今回の東京大会の100メートルバタフライ(視覚障害S11)で、悲願の金メダルを獲得。その瞬間、テレビで観戦していた多くの人々の感動を集めた。

 今回のイベントは金メダルに輝いてから3日後に開催された。前日には閉会式にも参加し、リラックスした表情に見えていた木村。「金メダルを獲ったあとはすごく興奮してソワソワとしていましたが、今はかなりホッとしています。現実に戻っていて、散らかった部屋を片付けないといけないと思っています(笑)。閉会式のほうは、自国開催だとか、コロナ禍だとか、延期があったりとか、そして自分の目標が金メダルであったりとか、とにかく今回のパラリンピックには特別なことがいろいろと詰まり過ぎていて、それが終わったんだと思うと、ちょっと寂しい気分でもあります」と、プレッシャーから解放され、長年の夢だった金メダル獲得の余韻に浸っていると言う。
リオではその重圧に負けたと語っていた木村だが、今回はそのプレッシャーをどのように克服したのだろうか。

「周りからのプレッシャーがまったくないということはないのですが、今回は僕が自分自身にかけているプレッシャーのほうが強かったです。これだけしっかりと準備をしてきたので『金メダルを取ってくれないと困るぞ』という思いがとても強かったですね。結果的にこのプレッシャーを乗り越えられて本当に良かったです」
リオで金メダルを取れなかった木村は、生活の環境を変えるために2018年、単身、アメリカへ渡った。

「今から思うとよくやったと思います。言葉も分からないし、生活も思い通りにならないことだらけ。そんな中で生活することすべてが、僕にとっての成長の糧になりました。僕を人間的に強くしていった時間だと思います」。この人間的な成長も、今回の金メダルにつながっていると木村は分析する。急に帰国する必要があったので、多くの荷物がアメリカにまだ残ったまま。それを引き取るためにまたアメリカに行き、そして現地の人たちに金メダルの報告をしたいと言う。

 木村は金メダルの獲得後、テレビなどメディアに露出することが多くなった。『この日のために頑張ってきた。この日って、本当に来るんだ』『悔し涙が嬉し涙になった。この日を迎えられて本当に幸せ』など、彼の口から発せられる言葉は人々の感動を呼んだ。

 そんな発信力のある言葉が多いが、「特に意識している訳ではなく、自分が理解しやすい言葉を選んでいるのかなと思います。ただ、僕の経験したことや、感じていることをいろいろな人に聞いてもらいだけです。そして、一緒に笑えればと思っています」と、あくまで自分が思っていること素直に出すだけだと言う木村。しかし、この自然体で飾らない言葉だからこそ、木村のメッセージは多くの人の心を動かすのだろう。

 金メダル獲ったばかりで、しばらくは体を休めたいと言う木村。次の目標のことを聞くと、「今は次の目標を見つけることが目標です」という返事が。一方で、若い選手が伸びてきている日本のパラ競泳陣の話になると、「僕が4つの大会に出場して、そして今回は金メダルを獲れたという経験を伝えることで、若い選手が伸びていくのに寄与できたらうれしいですね」と、力強く語る木村。経験を伝える立場になったことに、大きな喜びを感じていると語る。

 最後に、子どもたちへ伝えたい思いを聞いてみた。
「苦しいことやしんどいことは常にあると思いますが、それらは永遠に続く訳ではありません。しっかりと乗り越えた先には、楽しいことが待っています。それを信じて頑張ってほしいです」
数々の困難を乗り越えて、金メダル獲得という夢を叶えた木村のメッセージには、とても重みがある。きっと、子どもたちにも勇気を与えてくれるに違いない。


【アーカイブ配信】
「WHO I AM スペシャルセッション~生出演!木村敬一金・銀メダル獲得緊急ライブ配信~」

WOWOW公式YouTube URL:
https://www.youtube.com/watch?v=ThQzSlC1b5o

 


【WOWOW放送情報】
「IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズWHO I AM」最新作シーズン5
 
 9/18(土)まで、WOWOWにて放送中!

◆IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ 「WHO I AM」 公式サイト&WOWOWオンデマンドにてシーズン1~4 全32作品 無料配信中
 ※無料のWEBアカウント登録が必要となります

<番組詳細>
https://www.wowow.co.jp/sports/whoiam/

<最新情報>
WHO I AM 公式サイト:https://bit.ly/3kjhPao
WHO I AM 公式Twitter & Instagram:@WOWOWParalympic #WhoIAm
WHO I AM PROJECTサイト:https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/(番組関連情報などを発信)

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代表者名
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上場
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資本金
50億円
設立
1984年12月