コンテンツ事業部 鷲尾賀代がハリウッド・リポーター誌の「全世界のエンターテインメント業界で最もパワフルな女性20人」に選出
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執⾏役員 ⽥中 晃、以下「WOWOW」)の事業局コンテンツ事業部に所属する鷲尾賀代チーフプロデューサーが、10月6日に発行された米国ハリウッド・リポーター誌の「The 20 Most Powerful Women in Global Entertainment:全世界のエンターテインメント業界で最もパワフルな女性20人」に選ばれました。
ハリウッド・リポーター誌は、今回選ばれた20人の女性を、「アメリカ以上に男性社会の世界の国々で、世界に向けてコンテンツを形成し、次世代への扉を開き、公平性を求める活動を続けています」と評価しています。
同じくアジアからの選出者には、第92回アカデミー賞で作品賞ほかを獲得した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のエグゼクティブ・プロデューサーでありCJグループ副会長のイ・ミギョン氏、NETFLIXコンテンツ部門バイス・プレジデント(インド以外のアジア、オセアニア圏)のキム・ミニョン氏がいます。
鷲尾は、この3月にも米国バラエティ誌が選出する「Women That Have Made an Impact in Global Entertainment:グローバル エンターテインメントにおいて影響力があった女性たち」55人に選ばれています。
ハリウッド・リポーター誌の記事では、2011年設立のWOWOW LA事務所に代表駐在員として赴任以来、彼女が手掛けた多数のグローバルなコンテンツ共同制作の実績を通じ、アメリカではHBO Maxが配信するマイケル・マン監督の話題のドラマ「TOKYO VICE」(2022年WOWOWで放送・配信)のハリウッドとの共同制作を実現するなど、これまでの活動が紹介されました。
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【ハリウッド・リポーター 鷲尾チーフプロデューサー紹介記事】
※画像・英文はハリウッド・リポーター誌より引用
WEBページ:The 20 Most Powerful Women in Global Entertainment - The Hollywood Reporter
( https://www.hollywoodreporter.com/business/business-news/powerful-women-global-entertainment-1235026092/ )
Head of U.S.Operations, Wowow Japan
Early in her career at Japan's leading pay TV broadcaster Wowow, Washio was an interviewer for the company's movie channel, hosting sit-downs with A-list Hollywood stars as they introduced their projects to the Japanese market.
In 2011, she was dispatched to Los Angeles to head up Wowow's first U.S.office, tasked with maintaining and expanding the broadcaster's output deals with the major Hollywood studios.
As her relationships in the U.S. flourished, she arranged for Wowow to co-produce a number of prestigious documentary projects, such as Martin Scorsese's The New York Review of Books: A 50 Year Argument and Robert Redford and Wim Wenders' six-part TV series Cathedrals of Culture.
In her most recent incarnation, as competition from U.S. streamers has begun to put pressure on Wowow's model, Washio has headed up the company's diversification into theatrical distribution, acquiring titles like pandemic drama Song Bird, produced by Michael Bay, and also arranging for Wowow to co-produce high-profile Hollywood series content, like HBO Max's forthcoming Japan-set yakuza thriller Tokyo Vice, directed by Michael Mann.
When it comes to increased diversity in the industry, Washio says there is still plenty of work to be done.
"It has certainly been an illuminating year with anti-Asian prejudices in America under the microscope and disconcerting data and statistics related to Asian representation in Hollywood coming to light," she says. "It's clear there need to be more strident inclusion efforts across the entertainment ecosystem."
【日本語訳】
日本を代表する有料テレビ放送WOWOWにて、キャリア初期はインタビュアーとして活躍。多数の一流ハリウッドスターたちにインタビューを行ないました。
2011年、WOWOW初の米国オフィスを立ち上げるためにロサンゼルスに派遣され、同社とハリウッドの主な映画製作スタジオとの包括契約を維持し、ビジネスを拡大する任務を担いました。米国との関係が深まるにつれ、マーティン・スコセッシの「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦(The 50 Year Argument)」やロバート・レッドフォードとヴィム・ヴェンダースによる6部構成のテレビシリーズ「もしも建物が話せたら(Cathedrals of Culture)」など、彼女の尽力によって数々の権威あるドキュメンタリープロジェクトの共同制作が実現しました。
近年では、米国の配信事業者との競争激化によりWOWOWのビジネスモデルがプレッシャーを受け始める中、劇場配給ビジネスを開始。マイケル・ベイがプロデュースしたパンデミック映画『ソングバード(SONGBIRD)』(原題)などの作品を買い付けました。
またアメリカではHBO Maxが配信する日本を舞台としたヤクザ・サスペンス「TOKYO VICE」(マイケル・マン監督)など、ハリウッドの話題のシリーズ・コンテンツをWOWOWが共同制作できるよう奔走しました。
業界のダイバーシティ向上のために、まだまだやるべきことが多いと彼女は言います。
「アメリカでは反アジア的な偏見がクローズアップされたり、ハリウッドにおけるアジア人の表現に関して、不快なデータや統計が明らかになったりと、非常に興味深い年でした」。また「エンターテインメントのエコシステム全体で、より積極的にアジア人を受け入れる努力が必要であることは明らかだと思います」。
鷲尾は、2021年のWOWOW LA事務所閉鎖に伴い、活動拠点を日本へと移しましたが、以降も意欲的に国際的な作品プロデュースや洋画配給に従事しています。現在手掛けている作品は以下です。
■ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」 2022年春放送・配信
総製作費88億円、WOWOW初のハリウッド共同制作オリジナルドラマ。WOWOWとHBO Maxが共同制作する「TOKYO VICE」は、東京に警察担当の新米記者として赴任したジェイクが特ダネを執拗に求めて危険な裏社会へと踏み込んでいくさまを描いた、全8話の超大作ドラマシリーズ。エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加し第1話を監督するのは、伝説の TVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1984〜89)を製作し、『ヒート』(1995)や、アカデミー賞監督賞ほか7部門ノミネートの『インサイダー』(1999)、『マイアミ・バイス』(2006)などを手掛けた名匠マイケル・マン。「私たちは1990年代終わりの大都会東京の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っている」とその強い想いを語っている。
この作品に鷲尾はエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。
監督:マイケル・マン ほか
出演:アンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久
■洋画配給『ソングバード(SONGBIRD)』(原題) 2022年公開
恋人を救う方法を探して、若者が無人の街を疾走するサスペンスドラマ。マイケル・ベイ製作、ロックダウン下のLAで撮影を敢行した話題作。
監督:アダム・メイソン 出演:K・J・アパ、ソフィア・カーソン、デミ・ムーア
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WOWOWは、今後もグローバルな視点に立ちながら、才能ある国内外のクリエーターたちと積極的にパートナーシップを構築し、オリジナルコンテンツの充実を図ってまいります。
ハリウッド・リポーター誌は、今回選ばれた20人の女性を、「アメリカ以上に男性社会の世界の国々で、世界に向けてコンテンツを形成し、次世代への扉を開き、公平性を求める活動を続けています」と評価しています。
同じくアジアからの選出者には、第92回アカデミー賞で作品賞ほかを獲得した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」のエグゼクティブ・プロデューサーでありCJグループ副会長のイ・ミギョン氏、NETFLIXコンテンツ部門バイス・プレジデント(インド以外のアジア、オセアニア圏)のキム・ミニョン氏がいます。
鷲尾は、この3月にも米国バラエティ誌が選出する「Women That Have Made an Impact in Global Entertainment:グローバル エンターテインメントにおいて影響力があった女性たち」55人に選ばれています。
ハリウッド・リポーター誌の記事では、2011年設立のWOWOW LA事務所に代表駐在員として赴任以来、彼女が手掛けた多数のグローバルなコンテンツ共同制作の実績を通じ、アメリカではHBO Maxが配信するマイケル・マン監督の話題のドラマ「TOKYO VICE」(2022年WOWOWで放送・配信)のハリウッドとの共同制作を実現するなど、これまでの活動が紹介されました。
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【ハリウッド・リポーター 鷲尾チーフプロデューサー紹介記事】
※画像・英文はハリウッド・リポーター誌より引用
WEBページ:The 20 Most Powerful Women in Global Entertainment - The Hollywood Reporter
( https://www.hollywoodreporter.com/business/business-news/powerful-women-global-entertainment-1235026092/ )
Kayo Washio
Head of U.S.Operations, Wowow Japan
Early in her career at Japan's leading pay TV broadcaster Wowow, Washio was an interviewer for the company's movie channel, hosting sit-downs with A-list Hollywood stars as they introduced their projects to the Japanese market.
In 2011, she was dispatched to Los Angeles to head up Wowow's first U.S.office, tasked with maintaining and expanding the broadcaster's output deals with the major Hollywood studios.
As her relationships in the U.S. flourished, she arranged for Wowow to co-produce a number of prestigious documentary projects, such as Martin Scorsese's The New York Review of Books: A 50 Year Argument and Robert Redford and Wim Wenders' six-part TV series Cathedrals of Culture.
In her most recent incarnation, as competition from U.S. streamers has begun to put pressure on Wowow's model, Washio has headed up the company's diversification into theatrical distribution, acquiring titles like pandemic drama Song Bird, produced by Michael Bay, and also arranging for Wowow to co-produce high-profile Hollywood series content, like HBO Max's forthcoming Japan-set yakuza thriller Tokyo Vice, directed by Michael Mann.
When it comes to increased diversity in the industry, Washio says there is still plenty of work to be done.
"It has certainly been an illuminating year with anti-Asian prejudices in America under the microscope and disconcerting data and statistics related to Asian representation in Hollywood coming to light," she says. "It's clear there need to be more strident inclusion efforts across the entertainment ecosystem."
【日本語訳】
日本を代表する有料テレビ放送WOWOWにて、キャリア初期はインタビュアーとして活躍。多数の一流ハリウッドスターたちにインタビューを行ないました。
2011年、WOWOW初の米国オフィスを立ち上げるためにロサンゼルスに派遣され、同社とハリウッドの主な映画製作スタジオとの包括契約を維持し、ビジネスを拡大する任務を担いました。米国との関係が深まるにつれ、マーティン・スコセッシの「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦(The 50 Year Argument)」やロバート・レッドフォードとヴィム・ヴェンダースによる6部構成のテレビシリーズ「もしも建物が話せたら(Cathedrals of Culture)」など、彼女の尽力によって数々の権威あるドキュメンタリープロジェクトの共同制作が実現しました。
近年では、米国の配信事業者との競争激化によりWOWOWのビジネスモデルがプレッシャーを受け始める中、劇場配給ビジネスを開始。マイケル・ベイがプロデュースしたパンデミック映画『ソングバード(SONGBIRD)』(原題)などの作品を買い付けました。
またアメリカではHBO Maxが配信する日本を舞台としたヤクザ・サスペンス「TOKYO VICE」(マイケル・マン監督)など、ハリウッドの話題のシリーズ・コンテンツをWOWOWが共同制作できるよう奔走しました。
業界のダイバーシティ向上のために、まだまだやるべきことが多いと彼女は言います。
「アメリカでは反アジア的な偏見がクローズアップされたり、ハリウッドにおけるアジア人の表現に関して、不快なデータや統計が明らかになったりと、非常に興味深い年でした」。また「エンターテインメントのエコシステム全体で、より積極的にアジア人を受け入れる努力が必要であることは明らかだと思います」。
鷲尾は、2021年のWOWOW LA事務所閉鎖に伴い、活動拠点を日本へと移しましたが、以降も意欲的に国際的な作品プロデュースや洋画配給に従事しています。現在手掛けている作品は以下です。
■ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」 2022年春放送・配信
総製作費88億円、WOWOW初のハリウッド共同制作オリジナルドラマ。WOWOWとHBO Maxが共同制作する「TOKYO VICE」は、東京に警察担当の新米記者として赴任したジェイクが特ダネを執拗に求めて危険な裏社会へと踏み込んでいくさまを描いた、全8話の超大作ドラマシリーズ。エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加し第1話を監督するのは、伝説の TVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1984〜89)を製作し、『ヒート』(1995)や、アカデミー賞監督賞ほか7部門ノミネートの『インサイダー』(1999)、『マイアミ・バイス』(2006)などを手掛けた名匠マイケル・マン。「私たちは1990年代終わりの大都会東京の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っている」とその強い想いを語っている。
この作品に鷲尾はエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。
監督:マイケル・マン ほか
出演:アンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久
■洋画配給『ソングバード(SONGBIRD)』(原題) 2022年公開
恋人を救う方法を探して、若者が無人の街を疾走するサスペンスドラマ。マイケル・ベイ製作、ロックダウン下のLAで撮影を敢行した話題作。
監督:アダム・メイソン 出演:K・J・アパ、ソフィア・カーソン、デミ・ムーア
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WOWOWは、今後もグローバルな視点に立ちながら、才能ある国内外のクリエーターたちと積極的にパートナーシップを構築し、オリジナルコンテンツの充実を図ってまいります。
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