パナソニックグループ「Valuable 500」に加盟 ~すべての人の可能性を信じ、インクルーシブな社会の実現を目指して~

パナソニック ホールディングス株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:楠見 雄規、以下、パナソニックHD)は、パナソニックグループが障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ「Valuable 500」に加盟したことをお知らせします。本日、2025年6月30日「Valuable 500」公式ウェブサイトにおいて、グループとしてのコミットメントと共に公表されました。
「Valuable 500」は、2019年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)において立ち上げられた活動で、障がい者が社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような社会づくりの推進を目的に、世界中の500以上のパートナー・企業賛同と参画を呼びかけています。
パナソニックHDの加盟にあたり、「Valuable 500」のケイティ・タリコウスカ最高経営責任者(CEO)は、「『Valuable 500』に参加するすべての企業が、13億人の障がいのある人々にとってよりインクルーシブな世界を築くという私たちの使命を力強く後押ししてくれます。パナソニックグループが変革に向けて行動し、その責任を果たすことを誓ってくださったことは、同社のリーダーシップの表れであり、SYNC25に向けて私たちが一丸となって取り組むこの運動の力強さを物語っています。」とコメントしています。
創業者・松下幸之助はかつて、「すべての人に天分が与えられている。この天分を活かすこと、そこに人間としての成功がある」と語りました。私たちはこの理念にもとづき、多様な人々が互いに尊重し、可能性を最大限に発揮できる社会の実現に向けて取り組んでいきます。
<パナソニックグループのコミットメント>
1. キャリア開発の促進
障がいの有無にかかわらず、すべての社員が成長し活躍できる職場環境を整備します。障がいのある社員とその上司を対象とした「Unlock Yourself研修」などを通じて、キャリア支援と相互理解を深めています。
2. アクセシビリティの向上
法令遵守にとどまらず、当事者の声を反映した職場環境づくりを推進します。社員主導でアクセシビリティマップを作成し、組織全体で働きやすさを優先課題として共有しています。
3. コミュニティとの連携
従業員リソースグループ(ERG)を中心に、社員が自発的に集まり、職場改善や社会貢献活動を展開しています。経営幹部も積極的に参加し、社員の声を経営に反映させています。
4. 持続可能な支援の確立
障がいのある技能実習生のインターン受け入れや、中高生の職場体験など、次世代への支援にも取り組んでいます。
■今後の展望
パナソニックグループは、「すべての人に未来を切り拓く力がある」と信じています。今後も、障がいのある人々が積極的に社会に参加できる環境づくりを進め、多様性が尊重される社会の実現に向けて、グローバルに取り組みを展開していきます。
<関連情報>
・Valuable 500 パナソニックグループ コミットメント
https://www.thevaluable500.com/companies/panasonic
・SYNC25
https://www.thevaluable500.com/sync25
・パナソニックグループ DEIポリシー
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/diversity-equity-inclusion/policy.html
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