2025年大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」のファサードを2027年国際園芸博覧会でリユース

パナソニック ホールディングス株式会社は、東邦レオ株式会社および有限会社永山祐子建築設計と協業し、2025年大阪・関西万博に出展しているパナソニックグループパビリオン「ノモの国」のファサード(※)(736個)をはじめ、ライトアップ演出に使用していた照明(40台)、スピーカー(12台)やミスト設備を、2027年国際園芸博覧会(以下、GREEN×EXPO 2027)の「Urban GX Village」に出展する東邦レオ株式会社のSTUDIO(仮称)でリユースすることを決定しました。
パナソニックグループは、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現を使命としています。その実現に向けて喫緊の課題である地球環境問題の解決に貢献するために長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げてさまざまな取り組みを行っています。
2025年大阪・関西万博パナソニックグループパビリオン「ノモの国」では、未来を担う子どもたちが未来への希望を思い描けるようなパビリオンを目指し、「循環」をテーマに、ひとの営みと自然の営み、それぞれ360°の循環が作用し合ってひとめぐりする、“720°の循環”の中で、“つながる世界の中の自分”と、“ソウゾウする力”に気づく体験の提供に取り組んでいます。また、パビリオンの建築においても、「資源循環型のパビリオン」を掲げ、リサイクル材料の活用などを積極的に行ってきました。
このたび、「幸せを創る明日の風景 -Scenery of the Future for Happiness-」をテーマに掲げ、自然との共生や幸福感を、新たな明日の風景として可視化していくことを目指すGREEN×EXPO 2027と、パナソニックグループの使命や「ノモの国」のテーマである「循環」との親和性が高いことから、「ノモの国」で使用しているファサード、照明、スピーカー、およびミスト設備をリユースすることを決めました。
この取り組みは、単なる「モノ」の継承だけでなく、「ノモの国」のパビリオンに込めた「思い」も継承していくことに繋がっていくと考えています。
パナソニックグループは、閉幕に向けて今後も様々なリユース・リサイクルを検討し、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が目標とする98.1%(重量ベース)のリサイクル率の達成に「ノモの国」としても貢献していきます。
※建物の外観を構成する主要な立面(鉄のフレーム)
▼[プレスリリース]2025年大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」のファサードを2027年国際園芸博覧会でリユース(2025年7月29日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250729-1
<関連情報>
・永山祐子建築設計
https://www.yukonagayama.co.jp/20250729-2/
・東邦レオ、GREEN×EXPO 2027でパナソニックパビリオン「ノモの国」をリユース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000003706.html
・[プレスリリース]大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」資源循環型のパビリオン建築を実現(2023年7月12日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230712-1
・パナソニックグループ大阪・関西万博公式サイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/expo2025.html
・ノモの国ウェブサイト
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