「高中正義 デビュー50周年 虹伝説ファイナル at 日本武道館」を、いよいよ2月13日(日)にWOWOWで放送・配信!オンエアに先駆け、ライブレポートが到着!
https://www.wowow.co.jp/takanaka/
高中正義 デビュー50周年 虹伝説ファイナル at 日本武道館
2月13日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1週間アーカイブ配信あり
2月13日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1週間アーカイブ配信あり
日本を代表するスーパーギタリスト、高中正義。昨年11月に日本武道館で開催された2部構成による「デビュー50周年 虹伝説ファイナル」公演を独占オンエア!
2021年は高中にとってデビュー50周年、そして代表作のひとつでもある2枚組アルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』リリース40周年。11月20日にはダブルアニバーサリーを記念した公演が日本武道館で開催された。
元々、『虹伝説』はイタリアの画家ウル・デ・リコによる虹をモチーフにしたファンタジー絵本。グアム島でこの作品に出会った彼は、ストーリーに合わせて楽曲を制作。そして、絵本とアルバムがほぼ同時期に日本で発売され、いわゆるメディアミックスの先駆けとなった。発売後には同所でリリース記念公演も開催されており、この夜の第1部では当時と同じ七色の虹が輝くアーチ型のセットの下でアルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』の楽曲が収録順に演奏された。
デビュー初期の頃を振り返るMCから、デビューアルバム『SEYCHELLES』収録の「憧れのセーシェル諸島」へ。トロピカルなフレーズと上質なサウンドが、懐かしさと共にあたたまった身体に心地よく染み込んでいく。
コーラスグループAMAZONSが加わったのが、シングル楽曲3曲。
キューバの大ヒット曲をディスコアレンジした「MAMBO NO.5」、代表曲のひとつ「渚・モデラート」、そして「SHAKE IT」。さながら異国へ誘(いざな)われたかのように、会場が南国ムードに包まれる。
「PALM STREET」で武道館がディスコと化し、レーザー光線が放たれた「Tropic Birds」ではドラム、パーカッション、ベースによる妖艶なグルーヴとツインキーボードのフレーズが絡まり、高中のギターが閃光を放つ。音楽のカクテルに酔いしれて、オーディエンスのテンションは最高潮だ。続いて、セカンドアルバム『TAKANAKA』収録楽曲「Ready To Fly」。尻上がりに上がるテンションはクライマックス全開だ。
本編ラストは「黒船(嘉永六年六月四日)」。サディスティック・ミカ・バンドの3部構成組曲最終章だ。幕末の日本が開国へ向かう道筋と、高中が歩んできた音楽人生が連なる。一音も聴き逃すまいとステージに向き合う聴衆の姿が印象的だった。
熱狂的な拍手の中、高中とメンバーがステージに戻って来る。最後はやはりこの曲だった。再びAMAZONSをステージに招いての「BLUE LAGOON」。TAKANAKAワールドを満喫する極上の演奏の余韻を残して、プレミアムな夜の幕は下りた。
斉藤ノヴ(Percussion) 、岡沢章(Bass) 、宮崎まさひろ(Drums) 、宮崎裕介(Keyboard) 、井上薫(Keyboard)。大滝裕子、吉川智子、斉藤久美によるコーラスグループAMAZONS(Chorus)。
最高峰のミュージシャンたちにして、長年にわたり彼の音楽を支えてきた盟友たちだ。高中正義のギターとこのスペシャルなバンドが奏でてくれた音楽の魔法に陶酔したこの夜のライブ。それは、生涯忘れえぬ極上の音楽リゾートだった。
撮影:三浦憲治
<番組情報>
高中正義 デビュー50周年 虹伝説ファイナル at 日本武道館
2月13日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1週間アーカイブ配信あり
収録日:2021年11月20日
収録場所:東京 日本武道館
※この番組はWOWOWオンデマンドの無料トライアル対象外です
<番組サイト>
https://www.wowow.co.jp/takanaka/
日本の音楽シーンを語る上で欠かすことの出来ないギタリスト、高中正義。伝説のグループ、サディスティック・ミカ・バンドへの参加や、高橋幸宏、後藤次利、今井裕と結成したサディスティックスでの活動。80年代のフュージョンブームの礎となったソロ名義での作品の数々。そして、吉田拓郎や井上陽水、矢沢永吉や松任谷由実など錚々たる顔触れのミュージシャンとのセッション。彼のギターの音色に触れたことがない者はいない、そう言っても過言ではない。
2021年は高中にとってデビュー50周年、そして代表作のひとつでもある2枚組アルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』リリース40周年。11月20日にはダブルアニバーサリーを記念した公演が日本武道館で開催された。
元々、『虹伝説』はイタリアの画家ウル・デ・リコによる虹をモチーフにしたファンタジー絵本。グアム島でこの作品に出会った彼は、ストーリーに合わせて楽曲を制作。そして、絵本とアルバムがほぼ同時期に日本で発売され、いわゆるメディアミックスの先駆けとなった。発売後には同所でリリース記念公演も開催されており、この夜の第1部では当時と同じ七色の虹が輝くアーチ型のセットの下でアルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』の楽曲が収録順に演奏された。
黄色のつなぎ姿でステージに登場した高中正義。そして、バックを固める屈強のメンバーたちも虹色を一色ごとに着こなすコーディネートで「虹」を表現。高度なアンサンブルと一聴して耳から離れない印象的なフレーズを兼ね備えた名曲の数々を、丁寧に演奏していく。
ドラマ「北の国から」の劇中でも使用された「PROLOGUE」から始まり、CMソングとしてお茶の間に浸透した「THE SUNSET VALLEY」、プロレスラー・天龍源一郎の入場テーマ曲として格闘技ファンのアンセムとなった「THUNDER STORM」、エピローグの壮大なナンバー「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」まで全14曲を一気に披露した。映像による演出と相まって、1本の名作映画を観たような深い感慨が場内を包んでいた。
インターバルを空けて、キャリアを彩る名曲揃いの第2部へ。赤いダブルのスーツに着替えた高中はギターを抱えて笑顔をみせる。1980年発売アルバム『T-WAVE』の冒頭を飾った疾走感溢れる「Early Bird」、同年にジャンボ・シングルという形態で発売された「Finger Dancin’」と続く。色鮮やかな黄色のスニーカーで、ステージ上を動き回り客席を煽る。高中の加速するギターに満場の観衆のハートが着火し、熱く燃え上がる。
デビュー初期の頃を振り返るMCから、デビューアルバム『SEYCHELLES』収録の「憧れのセーシェル諸島」へ。トロピカルなフレーズと上質なサウンドが、懐かしさと共にあたたまった身体に心地よく染み込んでいく。
コーラスグループAMAZONSが加わったのが、シングル楽曲3曲。
キューバの大ヒット曲をディスコアレンジした「MAMBO NO.5」、代表曲のひとつ「渚・モデラート」、そして「SHAKE IT」。さながら異国へ誘(いざな)われたかのように、会場が南国ムードに包まれる。
「PALM STREET」で武道館がディスコと化し、レーザー光線が放たれた「Tropic Birds」ではドラム、パーカッション、ベースによる妖艶なグルーヴとツインキーボードのフレーズが絡まり、高中のギターが閃光を放つ。音楽のカクテルに酔いしれて、オーディエンスのテンションは最高潮だ。続いて、セカンドアルバム『TAKANAKA』収録楽曲「Ready To Fly」。尻上がりに上がるテンションはクライマックス全開だ。
本編ラストは「黒船(嘉永六年六月四日)」。サディスティック・ミカ・バンドの3部構成組曲最終章だ。幕末の日本が開国へ向かう道筋と、高中が歩んできた音楽人生が連なる。一音も聴き逃すまいとステージに向き合う聴衆の姿が印象的だった。
熱狂的な拍手の中、高中とメンバーがステージに戻って来る。最後はやはりこの曲だった。再びAMAZONSをステージに招いての「BLUE LAGOON」。TAKANAKAワールドを満喫する極上の演奏の余韻を残して、プレミアムな夜の幕は下りた。
最後に、一夜限りのスペシャル公演を支えたメンバーを記しておきたい。
斉藤ノヴ(Percussion) 、岡沢章(Bass) 、宮崎まさひろ(Drums) 、宮崎裕介(Keyboard) 、井上薫(Keyboard)。大滝裕子、吉川智子、斉藤久美によるコーラスグループAMAZONS(Chorus)。
最高峰のミュージシャンたちにして、長年にわたり彼の音楽を支えてきた盟友たちだ。高中正義のギターとこのスペシャルなバンドが奏でてくれた音楽の魔法に陶酔したこの夜のライブ。それは、生涯忘れえぬ極上の音楽リゾートだった。
撮影:三浦憲治
<番組情報>
高中正義 デビュー50周年 虹伝説ファイナル at 日本武道館
2月13日(日)午後5:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送終了後~1週間アーカイブ配信あり
収録日:2021年11月20日
収録場所:東京 日本武道館
※この番組はWOWOWオンデマンドの無料トライアル対象外です
<番組サイト>
https://www.wowow.co.jp/takanaka/
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