華Doll*4thシーズン 2ndアルバム Human or Doll:Species 濱野大輝さん、堀江瞬さん、伊東健人さん、駒田航さん、土岐隼一さん、山下誠一郎さん、増田俊樹さんのインタビュー到着
『華Doll*』4thシーズン 2ndアルバム収録後インタビュー



2019年6月21日発売の『華Doll*1st season〜Flowering〜1巻「Birth」』を皮切りに、数々の謎や複雑に絡み合う思惑がSFディストピアな世界観のなかで展開されている、知的興奮型音楽ドラマCDコンテンツ『華Doll*』。
人体に特殊な花の種を埋め込み、高い才能を持った「完璧」に近いアイドルを人工的に生み出すプロジェクトを軸に、アイドルグループ「Anthos*(アントス)」「Loulou*di(ルルディ)」のメンバーたちが、それぞれの苦悩や葛藤、そして成長する姿が描かれています。
そんな本作ですが、前巻『華Doll* 4th season Human or Doll: Q』に続く4thシーズン第2巻となる『華Doll* 4th season Human or Doll: Species』が2025年4月4日に発売されました。演じるキャスト陣曰く「日常回」という本作ですが、もちろんそれだけで終わるはずがないようで……?
本稿では収録を終えたばかりの「Anthos*」キャスト陣である濱野大輝さん、堀江瞬さん、伊東健人さん、駒田航さん、土岐隼一さん、山下誠一郎さん、増田俊樹さんへのインタビューをお届けします。
『華Doll* 4th season Human or Doll: Species』収録後インタビュー
[キャスト]
影河凌駕:濱野大輝
八代刹那:堀江瞬
灯堂理人:伊東健人
チセ:駒田航
如月薫:土岐隼一
結城眞紘:山下誠一郎
清瀬陽汰:増田俊樹
※以下、敬称を省略させていただいております。
──アイドルという立場から少し離れての休暇も描かれる今回のストーリーですが、ご自身の演じるキャラの見どころ、注目ポイントをあげるとしたらどこでしょうか。収録の感想などと合わせてお聞かせください。
影河凌駕/濱野大輝さん(以下、濱野):凌駕としてはですけど、前回Anthos*や華人形にまつわる何かを詮索、探求していこうという方針が決まった、と思った矢先のことなんで。そういう緊張感とかもありながら、Anthos*にしては珍しい、大人な空気の探り合いみたいなのが少年たちの中であったなと思います。凌駕は眞紘とのコンビネーションというか。そこを、すごく必死に保とうとして。なんとか7人を繋げようという、年長者としての責任感みたいなものが全体を通してあるなと。
八代刹那/堀江瞬さん(以下、堀江):「これなんかやばくない?」みたいなことを、それぞれで話し合うことはあっても、みんなで共有するっていうのが、なかなか今までなかったことだったので、「あ、これでやっと彼らは一致団結して助かっていくのかな」と思いきや、まあそう簡単に行かなかったなというのが今回の……。だから本当に、なんか、これからどういう気持ちでみんなと一緒にいたらいいのか。振り出しに戻ったというような感覚ですね。刹那はちょっと。だから、本当先に謝っておきます。ごめんなさい。
灯堂理人/伊東健人さん(以下、伊東):理人の中ではそんなに変わってないんですよね。休暇だろうと仕事中だろうと。1番ペースを乱されてなさそうだなっていうのが理人で、序盤はそんな感じでした。
後半で、いよいよ理人の心が乱される瞬間がやってきます。そのトリガーとなるのは、やっぱりチセ。理人の中では1つのテーマとして“愛”っていうものがあると思うんです。これがストレートな意味じゃないっていうのは、『華Doll*』に触れてくれている人はわかっていてくれている思います。「メンバー」への愛、「弟」への愛・・・この理人なりの“愛”の形がこれから先どうなっていくのか。彼の望む形で届いていくのか?というところが、ますます気になってしょうがありません。
チセ/駒田航さん(以下、駒田):チセは今回大変な状況がまた来て。1度は改善されたのかなと思ったトラウマの部分はやはり根が深く。で、今回も前半の方は比較的みんなと和気あいあい過ごすシーンはありましたけれど、みんなの仕事が各々軌道に乗ってきて忙しくなった時に、自分がクローズアップされる瞬間、人の声だったりとか視線だったりとかにやっぱり過敏になってきて。これはきっとチセは非常に分かりやすいトラウマを抱えているっていう意味で、1番最初に仕事の中で壁に大きくぶち当たっちゃったんだと思うんですけど。いい意味でチセが分かりやすい序章を作ってしまったので、次のストーリーが非常に気になるところです。
「あ、もう光差すかな」って思ったら、また落ちた。で、ちょっと狂っちゃう、みたいなシーンの温度差ですごくやけどしそうなこの今回のドラマトラック。キャラクターと向き合うという意味では、チセとしては1番のクライマックスと言ってもいいシーンなのかなと思って、熱量は込められていたらいいなと思いました。
如月薫/土岐隼一さん(以下、土岐):それこそもう凌駕さんとか、あと眞紘もそうですけれど、4th seasonの1巻で、「(核心に)近づいていこう!」ってなって。ひとつゴールに向かって、こう目的に向かって進んでという。アイドルの活動もしつつ、華人形プロジェクトっていうものの核心により進んでいく緊張感っていうのが、すごくあったなあと思います。薫に関しては、皆が薫だったら、どういう休暇過ごしているか想像してみていただくと、すごくびっくりすると思う。
結城眞紘/山下誠一郎さん(以下、山下):眞紘的には勇気を出してというか、1歩大きく踏み込んだところ。どんな反応が来るかわからないというか、思い過ごしじゃなかろうかっていう不安もあったりすると思うんですけれど。凌駕に頼ることもなく、自分が率先して「話があるんだ」って言えたのは、やっぱり大きいことだったのかなって思いました。残念ながら収録は、凌駕役の濱野さんとは一緒に掛け合いはできなかったんですけれど。きっとこういうやり取りができる、返していただけるとか、信頼して演じられたので、すごく1歩進んだ感じが自分的にはしました。
清瀬陽汰/増田俊樹さん(以下、増田):大きくは薫との和解じゃないですけれど、お互い話せることができた部分と、今まで疑問というか不安に思っていた部分をやっとみんなに打ち明けることができて。デジャブだな、っていう感じになってしまいましたが。そういった意味では、他の人たちに比べると、陽汰が1番受動的に進んでいるので、この先どうなるのか、陽汰的にどう巻き込まれていくのかというところが、まだまだ不透明な回だったなと感じました。
──今回のCDに収録される楽曲について、総合的な感想をお願いします。
濱野:今回は、ずっしり重いのではなく爽やかな楽曲だったが故に、ラップが難しかったなという。英語の部分とかも結構増えて。そこはチャレンジだったところだなっていう記憶はあります。ストーリーを録った後に聴くとね、やっぱり爽やかなのにもなんか裏が……(笑)。裏があるんじゃ? と思ってしまうような、ねえ? あれですけど(笑)。でも、なんかこう、青春だなと。この2曲は、仲間の輪的にもバランスが良い時と悪い時があってといったような、そのバランスが今とれてる感じだなっていう感じがしましたね。
堀江:ここに来てこの意味の単語のタイトルが来るんだっていうのと、この曲聴いていると今までのAnthos*がリリースしてきた曲に、一瞬近しいものをなにか感じる瞬間があって。
それも相まってこのタイトルが「え……今までのやつって。我々が積み上げてきたものって」と、一気に儚く砕け散っていくような、そんな雰囲気もあって。すごくいろんな意味で楽しめる曲だなと思いました。
伊東:これはAnthos*のお家芸かもしれない「A面ダークでB面がちょっと爽快め」やっぱ合いますね。彼らにしか出来ない。
あと、今回は特にラップがかっこいいなって思いました。ちょっと羨ましい。ラップたまには担当したいもん!
理人役的にはいつも思っていることではあるんですけどね。
でもチェックすることを考えたら、絶対ラップ担当の方が時間がかかると思いますし、難しい。脱帽です。歌詞の英語の意味も、ぜひ調べてほしいです。
駒田:毎回ですけれど今回も、全キャラクターにしっかりスポットを当てるというより、Anthos*としての、その時の楽曲としてのパート割りというか。正直ラップ隊がすごく重要で、重い時もあれば、そうでない時もあったりとか。いい意味で均一じゃない。その曲ごとに大きくパートの比重が分かれている作りが、また今回も生かされてるのはすごく面白いなって思います。『華Doll*』だから、みんなそれぞれ見せ場が、っていう感じじゃなくて、今回のAnthos*、誰がどこをどういう風に歌うんだろうみたいな。
誰が一番注目されているのか、曲を聴くとちょっとわかってくるところも、謎解き要素の1つにもなるし、非常に面白いなと思いました。仮歌聴くたびに毎度ちょっとずつ難しい感じになってる気もするし(笑)。次も楽しみだなって思いますよね。
土岐:冒頭せっちゃん(刹那)が今回も多いし。だけど、やっぱ年々テクニカルになっていってるなあって感じはしますね。一時期すごくダウナーに、こう「ずーん」ってなる時期も多かったけれど、今回は綺麗さ華々しさを感じる2曲というイメージが、歌わせていただいた時はありましたね。2曲目「by night」に関しては、ストーリーを録った後だと、花火やってるシーンとか。皆でお願い事を言っているシーンで流れてきたら、めちゃめちゃエモいなあって思わせてくれる楽曲だなって感じました。
山下:情景描写と曲がすごく重なってるような。「Anthocarpous」の方が、物語の重さと、疾走感が同居していて。2期のオープニング感というか。「by night」はそれぞれ1人になって、薫が海、窓の外を見つめてたような。それぞれが休暇の中で夜何を思うのかみたいな描写が(物語と)リンクしているような気がして。ちゃんと『華Doll*』というコンテンツの曲だよっていうのが両立されてるのがすごいなあと思いました。
増田:「Anthocarpous」は皮肉めいた価値観とかがあって、「by night」は、願いとか祈りとか、そういった印象を受けました。総じて英語が難しい!歌えたと思ったら、濱野さんだけなんかちょっと違うという(笑)。「Anthocarpous」のどこかの繋ぎの部分の、後ろのちょっとしたT音かD音みたいなやつを……僕はディレクターさんに「これは発音しなくていいよ」と言われたのに、1人だけ、ネイティブに言ってる……。努力して歌ったので、皆さんもぜひカラオケで苦悩しながら歌ってください。
──CDを聴くファンへのメッセージをお願いします。
濱野:起承転結の起から承の間くらいなのかなというようなストーリーの、ここからこう、ぐわっと物語が盛り上がっていくんだろうな、と演じていて感じたので、ここを聴き逃してしまわないように、皆さんにはちゃんとこの後のストーリーに向けて、しっかり聴いていただきたい、そんなドラマだったなと思います。楽曲はもちろん、今まで同様、素晴らしいものになっていますので、いろんな楽しみ方を。アニメがもうすぐ始まるので、平行して楽しんでいただきたいなと。ある意味ね、答え合わせ的に進んでいけるかもしれない。ここから『華Doll*』、すごく盛り上がっていくと思うので。なので、このCDを一緒に盛り上げていってくれればなと思います。いつも通り。皆さん、ね。応援よろしくお願いします。
堀江:僕は後半起きたことはもうちょっと今なかったことにしていて。前半で感じた「今日は、今回は日常ほんわか回か」っていう、「花火楽しいな」の気持ちを大切にしたいので。皆さんにはちょっと、あの、こう「日常回、ほんわか回ですよ」と言って、安心してくださいと、言いたいです。今回は日常回です。よろしくお願いします。
伊東:今回のこのお話は感情の急上昇、急降下が激しくて。助走をつけていよいよここからが本番だなっていう感覚が、なんとなく僕はあります。なんか毎回のように「どうなってしまうのか!」って言ってる気もするんですけれども(笑)本当にいよいよ、いよいよどうなるんだろう?という気持ちで僕はおります。ぜひ皆様も今までと変わらず、いや、それ以上の期待と不安を持って、これからのもシリーズを楽しみにしていただけると嬉しいです。
駒田:ドラマトラックに関しては、久々に本当に感情の起伏が大きく現れて。正直地の底までいききってしまうチセを見ることができた回でもありますし、それがトリガーになって、やっぱ理人や他のキャラクターが絶対無事であるわけはないというのもありますし。毎回ですけど、どうしても次の話がまた気になる。それぞれの抱えている悩みとか不安がすごく繊細で、掛け合いの中でも強弱がちょっと違うだけでニュアンスが変わってしまうようなシーンがたくさん増える中で、キャスト陣のすごく素敵なお芝居も入っていると思うので、その辺も含めて、皆さんは情景をリアルに描けるんじゃないかなと。ドラマCDの良さを改めて自身も感じたところなので、曲とともに一緒に噛みしめて何度も聴いてほしいなと思います。
土岐:今回も聴き応えのある内容になっていると思います。楽曲に関しては明るい雰囲気だったかもしれないですけれど、ストーリーに関してはそれが、今回かなりぎゅっ!と、いろんなシーンで、ちょっと揺れているところ。一言で言うなら、聴いてくださる皆さまの感情をもうごちゃごちゃにさせるストーリーに、今回は特になっているんじゃないかなって思いますので、せめて聴く時には、聴いてくださる皆さまの心が少し落ち着ている時にしていただけると。。何か不安定な時期に聴いてしまうと、ちょっと皆さまの健康も害する……なんて言ったらいいのかな。あの、うん。一回、一呼吸おいて聴き始めてくださるといいのかなって。
山下:今年も早速『華Doll*』に情緒揺さぶられる1年になるんだろうなっていう予感も感じながら。眞紘的には1歩進んだようで。今回のドラマは最後あんなことになってしまって。もう3歩進んで2歩下がるどころじゃないのかもしれないんですが、やっぱり物語は大きく動き出してきていると思います。いつもはAnthos*メンバーだけでの収録が多いんですけれど、今回は天霧プロのマネージャーの人だったりとか、警備員さんとか、Anthos*以外の役者の方ともご一緒に収録することができて。その方たちはおそらく『華Doll*』に出演していただくのは初めてだったと思うんですけれど、すごく興味を持ってくださっていて。応援してくださるAntholicの皆様のみならず、いろんな共演者の方にも『華Doll*』が興味を持ってもらえたりとか、いいねって言ってもらえたのが、僕はすごく嬉しくて。やっぱり素晴らしい作品だなと改めて感じました。これからも眞紘と一緒に頑張っていきたいと思います。今年も応援よろしくお願いします。
増田:ここまでついてきてくれた人たちは、この先がどんな展開なのか想像がある程度固まってきているんじゃないかなと思う部分もあります。賑やかな楽しい会も、多分Antholicの皆様は片時も油断せずに聴いているでしょう。聴くことになるでしょう。この『華Doll*』というコンテンツの流れを見るに、そろそろ何か1つ大きな決着がつくんじゃなかろうかと予想しているので、今回のストーリーがもしかしたら決着の前触れみたいなものになるのかなと。聴き手側的にも、僕ら演じてる側的にも、最後の決戦に向けて気合を入れるような、そんな1枚になると勝手に想像しておりますが、それすらも裏切られていくんだろうなと思うと、結局はもう聴いていただくしかないなと。今作もぜひとも楽しんでください。
本CDをご購入いただいた方には、トレーディングカード(14種中ランダムで2枚)を
封入特典としてご用意しております!
※新ビジュアルを使用したノーマル・複製サイン入りの計14種となります。
▼トレーディングカード(14種ランダムで2枚)







▼アニメイトオリジナル特典
ポスタービジュアルカード 1種

▼ステラワースオリジナル特典
ジャケットビジュアルスクエア缶バッジ 1種

▼ムービック通販オリジナル特典
ジャケットビジュアルカード 1種
※丸角カードサイズ

【作品情報】

華Doll* 4th season Human or Doll: Species
華Doll* 4thシーズン2ndアルバムが発売!
少しずつ暴かれる「華人形プロジェクト」の真相。それぞれが願う”本能からの望み”。
体内で咲く華は彼らに何を与えるのだろうか?
真実を知りたい者だけ、先に進め。
架空次元に存在する芸能事務所、天霧プロダクションが主催するアーティストプロジェクト。
アイドル業界に突如発表された「華人形プロジェクト」(Hana-Doll Project)。
特殊技術により体内に『華』の種を埋め込まれた少年達が、
"完璧なアイドル"を目指す先に待ち受ける物語とは?
発売日:2025年4月4日(金)
価格:3,300円(税込)
品番記号:HNDL-0050
JANコード:4550621278679
<出演>
影河凌駕:濱野大輝、八代刹那:堀江瞬、灯堂理人:伊東健人、チセ:駒田航、如月薫:土岐隼一、結城眞紘:山下誠一郎、清瀬陽汰:増田俊樹
<内容>
ドラマパート5トラック+ユニット楽曲2曲
【アニメイト通販】
https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/2944537/
【ステラワース通販】
https://www.stellaworth.co.jp/shop/item.php?item_id=YdhTXV8Xddd
【ムービック通販】
https://www.movic.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=4550621200601-ol
■天霧プロダクション公式サイト
■天霧プロダクション公式X
@Amagiri_Prod
■Anthos*メンバー公式X
@Anthos_twt
■TVアニメ「華Doll*」公式X
@hanadoll_anime
■コピーライト
©2019HANA-Doll
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