あらゆる層から激賞を受けているベスト&ロングセラーコミックがここに復刊!「書泉と、10冊 第2シーズン」第7弾は満を持してよしもとよしともさんの『完本 青い車』が登場‼予約受付は6月20日(金)開始。

「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。
今回皆様にお届けする第7弾は、満を持して、若い世代はもちろん、あらゆる層から激賞を受けている“よしもとよしともさん”のベスト&ロングセラーコミック『青い車』を復刊致します。
まさに今後も語り継がれていく傑作単行本と言っても過言ではありません!
今回の復刊にあたり、初版未収録の短編「ライディーン」も収録する大復刻版になります。
かつて手にした事のある方はもちろん、未読の方もそのうち手にすることになるであろう1冊であることは間違いありません。
復刊に至った経緯 -書泉グランデ 担当 大内さんの意気込み-
1996年、上京する前この本を手にした。おお、青春私小説的コミック…99年世界の終りの予言をひかえたあの頃は、破滅の近郊で生きているような危うさが90年代サブカルの空気感であった気がする。アレ…今もそんなに変わんなくない?
そんな真面目な話でもなく、今よしもとよしともさんの作品を若者に読ませたい。時間は若さの味方だもの、青春を賢くやり過ごそうなんていけないぜ。そんなところで太田出版様から復刊の話をいただいた。
推しまくる本屋、アタマオカシイ本屋としてはのらないわけにはいかない。今、よしもとよしともさんの作品に触れることは意味がある。オザケンとかニューウェーブなんて後で知ればよいのだ。90年代サブカルの懐かしさではなく、色あせない普遍性をこの作品はもっている。
書泉は今あなたにこの作品を届けたい!
だからこそ、この機会に是非ともお買い求めください。
復刊について関係者からのコメント
<青い車 著者 コメント>
まず言えるのは、紙の本として出るのはおそらくこれが最後です。時代の流れからして。シリーズ最終話である『ライディーン』は執筆当時から、『青い車』を再度出すことがあったら追加収録して完結としたい、と思ってました。それを実現したのが今回の形で、完全版で最後の本ということですね。90年代懐かしいねという読み方もいいけど、10年以上絶版が続いてたあいだで生じた未読の人達や若い世代に紹介されて伝わってほしい。今読んでも古い新しいに左右されない、シンプルに良いマンガとして伝わるのではないかな。時代がいつだろうとただ毅然として『青い車』であればそれでいいし、それが『青い車』だと思ってます。
——よしもとよしとも
<太田出版 編集担当 コメント>
自分の青春時代に最も影響を受けた、自分という人間をつくった漫画をひとつ挙げるとしたら『青い車』しかありません。23頁の表題作のなかに、それでも生きることの、青春の、若者のすべてが詰まっています。発表から30年の2025年、完全なかたちでこの作品を送り出すことができてこれ以上の喜びはありません。この本が新しい読者にとっても大切な一冊になりますように。
——太田出版(代表取締役社長/編集)森山裕之
【商品情報】
『完本 青い車』 ※無償ポストカード付き
よしもとよしとも/ 著

販売価格:1,980円(税込)※本体価格1,800円+180円(消費税)
ISBN:9784778323301
判型:A5判
特典内容:ポストカード(無償)
【ポストカード図柄】

今後少部数特別版の発売も準備しております。
【特別版】
特別版販売価格:2,970円(税込)※本体価格2,700円+270円(消費税)
ISBN:9784778323318
特典内容:通常版+別カバー1点+ポストカード3点
概要
【表題作 -青い車-】
タイトルはスピッツの楽曲『青い車』から取られており、楽曲の歌詞と同じく海を目指す物語。
レコードショップで働く青年・リチオ。ある日、彼のもとに女子高生・このみが訪ねてくる。彼女は2か月前に交通事故で亡くなった恋人・あけみの妹。旧知の仲であった2人は後日、あけみの弔いのため海へ向かう。両手一杯の花束を抱えて「海に花束を投げに行きたい」というこのみに付き合う形で……。その車中で交わされる会話と、リチオのモノローグから彼の過去や2人の秘密が明かされていく。
他、初版未収録「ライディーン」を含む8作品を収録予定。
<著者プロフィール>
よしもとよしとも
1964年生まれ。85年、四コマ漫画『日刊吉本良明』で第1回あすかまんがスクールに入選してデビュー。86年、岡崎京子の『セカンドバージン』のアシスタントを務める。長編『レッツゴー武芸帖』『東京防衛軍』発表以降、『青い車』など完成度の高い短編を多数発表。『青い車』は2005年、映画化。現在入手可能な作品は『MANGA Day to Day』上巻(講談社・2021)収録『OHANAMI 2020』、『長嶋有漫画化計画(電子版)』(双葉社・2023)収録『噛みながら』。絶版の著作は電子版を準備中。
■ 予約開始日:2025年6月20日(金)
書泉オンライン: https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=aoi_kuruma
通常版:https://shosen.tokyo/?pid=186652058
今後少部数特別版の発売も準備しております。
ご予約は以下からお願い致します。
特別版:https://shosen.tokyo/?pid=187185329
書泉グランデ/書泉ブックタワー/芳林堂書店高田馬場店
■ 予約〆切日:2025年7月21日(月)
商品お届け予定日、店頭発売日:2025年8月上旬ごろ予定
【会社概要】
株式会社太田出版
1985年設立の出版社。人を揺さぶり世の流れに掉さす存在であり続けることを目指して、ジャンルにこだわらない様々な出版物を出しています。
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。
2024年8月までの、第1シーズンでは25の作品を再度世の中に送りだし、総計で2万冊以上を販売することができました。
「書泉と、10冊」 第1シーズン(2023年8月~2024年8月)

「芳林堂書店と、10冊」 第1シーズン(2023年9月~2024年8月)

この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店と言えば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たに、2024年11月より第2シーズンも始めております。
「書泉と、10冊」 第2シーズン

「芳林堂書店と、10冊」 第2シーズン


第2シーズンも現在13タイトルを展開し、合計で10,000冊を超えてお客さまの元にお届けできています。
これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております
<掲載記事リンク>
「芳林堂書店と、10冊」に、SF・ライトノベル史に燦然と輝くあの文庫が電撃参戦!うえお久光さん『紫色のクオリア』を堂々復刊。書き下ろし特典付きも同時販売!予約受付は6月10日(火)より開始‼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006710.000016756.html
『堕天使拷問刑』の著者、小説家 飛鳥部勝則最新刊『フィフス』 を、(株)書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第1弾として同人誌で出版致します! 2024年11月5日(火)より予約受付開始!!
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1105/prt_241105_8492432944.html
『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークの歴史を描いた書籍「ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団」が復刊。本日より予約スタート
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