2025年度の日本山岳遺産が決定。「道南のグランドジョラス」雄鉾岳の登山道整備を行なう八雲ワンダーフォーゲル

インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)と、同社が2010年に設立した日本山岳遺産基金は、2025年度の日本山岳遺産を決定し、以下の通り発表します。

■2025年度の日本山岳遺産認定地と認定団体

アドバイザリーボードの助言のもと、当基金事務局にて検討した結果、本年度は以下の1箇所/1団体を日本山岳遺産に認定いたしました。

認定団体には、本年度中に助成金を拠出するとともに、山と溪谷社の媒体を活用した広報支援を行う予定です。

●雄鉾岳(北海道)/八雲ワンダーフォーゲル

【山の概要】

雄鉾岳(999m)は渡島半島の中央部に位置し、「道南のグランドジョラス」と呼ばれる荘厳な岩壁の双耳峰。アイヌ語では、「カムイ・エ・ロシキ(神々が群立するところ)」とも呼ばれた。登山口付近には良質な「桜マンガン」を産出した鉱山集落跡が残り、自然、文化、産業遺産が融合した八雲町の貴重な里山である。

【認定団体】

1970年4月設立。発足後3年かけて雄鉾岳頂上までの登山道を開削・整備し、以来、町民登山大会の実施や登山道の整備を続けてきた。登山口付近の鉱山集落とは開削当時から深い交流があり、閉山後、その縁で郵便局として使われていた建物を山小屋として借り受け、雪下ろしなどの維持管理や予約受付を行う。

【申請内容】

危険箇所、徒渉箇所にロープ、足場、ワイヤー等の補助器具を購入し設置する。

【認定理由】

長年にわたり登山道整備や山小屋の管理を行い、安全登山啓発に寄与している点を評価。

※認定団体への助成内容と助成金額については、申請内容を鑑みて現在、調整中です。

【日本山岳遺産基金】 https://sangakuisan.yamakei.co.jp/

日本の山々がもつ豊かな自然・文化を次世代に継承していくために、2010年に株式会社山と溪谷社と株式会社インプレスホールディングスが設立した基金。「次世代育成」「山岳環境保全」「安全登山啓発」の3つをテーマに活動を展開しています。

【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/

1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心とした山岳・自然科学・アウトドア・ライフスタイル・健康関連の出版事業のほか、ネットメディア・サービスを展開しています。

さらに、登山やアウトドアをテーマに、企業や自治体と共に地域の活性化をめざすソリューション事業にも取り組んでいます。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:塚本由紀)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。


【本件に関するお問合せ先】

日本山岳遺産基金事務局 担当:永田

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング(山と溪谷社 内)

E-mail: kikin_info@yamakei.co.jp

https://sangakuisan.yamakei.co.jp/

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会社概要

URL
https://www.impressholdings.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
電話番号
03-6837-5000
代表者名
塚本 由紀
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1992年04月