第13回衛星放送協会オリジナル番組アワードにおいて、「ドキュメンタリーシリーズWHO I AM LIFE ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・ アーティスト)」がグランプリを受賞!
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 田中 晃、以下「WOWOW」)が制作し、放送した「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・ アーティスト) 」が、本日開催された第13回衛星放送協会オリジナル番組アワード授賞式の場において、今年の年間最高番組として、番組部門6ジャンルの最優秀賞から選出される「グランプリ」を獲得しました。
衛星放送協会オリジナル番組アワードは、衛星放送協会の会員社が制作する優れたオリジナル作品を多くの視聴者に紹介し、有料・多チャンネル放送の魅力を広く伝えることを目的に2011年に創設され、今年で13回目を迎えました。
当社の番組が衛星放送協会オリジナル番組アワードにおいて、「グランプリ」を受賞するのは初の快挙となります。
受賞を受けてのヴィクトリア・モデスタさんのコメントと、衛星放送協会オリジナル番組アワード審査員長である吉岡忍さんの講評は、以下の通りです。
■出演者:ヴィクトリア・モデスタさん(バイオニック・ポップ・ アーティスト)コメント
今回の受賞の知らせを聞き、とても感動しています。WOWOWのチームとの「WHO I AM」の撮影中は、いつも驚かされました。私へ敬意と理解を示して頂いたことで、プライベートや新しい試みをお見せすることができました。
「WHO I AM」は決して一人のものではありません。ドキュメンタリーに登場してくれた、すべての素晴らしい人々に感謝しています。
私の活動を認めてくれてありがとう。このドキュメンタリーが、世界に必要な変化のきっかけになれば嬉しいです!
■衛星放送協会オリジナル番組アワード 審査員長:吉岡 忍さん(ノンフィクション作家)講評
左足に障害を持って生まれたヴィクトリア・モデスタ。子どものころからくり返し手術を受けるうちに、これは私の身体や魂への一方的な介入だと気づいた。15歳で左足を切断して以降、自分が自分の身体設計者になると決めた。
背中を押してくれたのは、閉塞した社会のただなかで未来を切り開こうと試行錯誤していたアート、ファッション、音楽、テクノロジー、そして、仲良しの友人たちだった。以来、彼女は義足製作者やいろんな分野のアーティストの力を借りながら「バイオニック・ポップ・アーティスト」としての自分をつくり上げていく。
本作品はモデスタへのインタビュー映像を軸に、その生い立ち、パラリンピック閉会式でのワールドデビュー、ロンドン・ニューヨーク・ボストン・ロサンゼルス・東京・大阪などでの多彩な活動と、その折々での発見をスピーディー且つスタイリッシュに描いている。
無重力飛行の体験から、宇宙では足が必要ないのだと気づくシーンなど、見ていて障害とは何だろうとあらためて考えさせられる。自己をつくる激しいほどの信念とそれをカッコよく実現していく姿は、さまざまに行悩み、足踏みしている映像制作者にとっても大きな励みになるだろう。何かから介入され、受け入れているばかりでは何も始まらない。さあ、飛びだせ!それが本作品からのメッセージである。
■「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・ アーティスト)」概要
初回放送
2023年1月29日(日) 午前10:00~ [WOWOWプライム] [WOWOW 4K]
再放送予定
2023年7月29日(土)午前9:00~ [WOWOWプライム][無料放送]
※この番組は、字幕放送および副音声における解説放送でもお楽しみいただけます。
WOWOWオンデマンド
配信中
https://wod.wowow.co.jp/program/178203
ストーリー
ヴィクトリア・モデスタは1987年ラトビア生まれ。左足神経が損傷しており、幼少期の多くを病院で過ごす。20歳の時に左足を切断しアートの追求が「開放」される。2012年ロンドンパラリンピック閉会式でパフォーマンスを披露し注目を浴びた。モデル、シンガー、クリエイティブディレクター、MITメディアラボ研究員などその活動は多岐にわたり、現在はLAを拠点にメタバースや宇宙事業にも情熱を注ぐ。キャリアを通じて障がい者の概念を覆し続けるバイオニック・ポップ・アーティストの、東京でのパフォーマンスも含めた2022年を追う。
スタッフ・キャスト
出演:ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・アーティスト)
ナビゲーター:仲里依紗
音楽:梁 邦彦
フォトグラファー:新田桂一
演出:白井景子
プロデューサー:宋美恩 畑希亜良 林鍾元
チーフプロデューサー:太田慎也
制作協力:ウッドオフィス
受賞情報
第64回科学技術映像祭 文部科学大臣賞
第13回衛星放送協会オリジナル番組アワード番組部門「文化・教養」最優秀賞
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<WOWOW WHO I AM PROJECT最新情報>
公式サイト:https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/
公式Twitter:https://twitter.com/WOWOWParalympic
公式Instagram:https://www.instagram.com/wowowparalympic/
<WHO I AMシリーズ全作品 WOWOWオンデマンドで配信中>
・「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」(全3作品)
エレナ・クラフゾウ(ドイツ/水泳)
サルーム・アゲザ・カシャファリ(ノルウェー/陸上)
鳥海連志(日本/車いすバスケットボール)
https://wod.wowow.co.jp/program/184156
・「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」(全3作品)
ヴィクトリア・モデスタ(バイオニック・ポップ・アーティスト)
チェラ・マン(アーティスト)
マイケル・ハウウェル(作曲家)
https://wod.wowow.co.jp/program/178203
・「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」(全40作品)
2016年から2021年に初回放送した全40作品
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