《アマビエ・プロジェクト第一弾》角川武蔵野ミュージアムより始動!~「希望」「不安」「鎮魂」「願い」「愛」~現代美術家・会田誠ら6名のアーティストが描く《コロナ時代のアマビエ》

株式会社KADOKAWA

公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区、理事長:角川歴彦、以下 角川文化振興財団)は、「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」にて、11月6日のグランドオープン時より、今最も注目される6名のアーティストによる《コロナ時代のアマビエ》が、サクラタウン内にリレー形式で展示する事が決定しました!コロナ禍の今、文化、アートが出来ることとは何か…。コロナ時代に生きる私たちの不安を昇華させるような現代アート作品を制作していく予定です。

  • 2021年の安寧を願い、 不安の時代 に必要なものを届けたいー
 2020年、今年は「新型コロナウイルス」が世界中で猛威を振るい、今なお多くの人を苦しめています。その渦中でSNSで話題となり、多くのメディアででも紹介されるなど、注目を集めてきたのが、幕末の熊本沖に現れ、疫病について予言したといわれる謎の妖怪“アマビエ”。

 そして今回、「コロナ時代のアマビエ」を、作家の自由な想像力とユニークな表現力で生み出していただく《アマビエ・プロジェクト》を実施いたします!


私ども角川武蔵野ミュージアムが考える《アマビエ》は、すでに広く知られているアマビエ像の焼き直しではなく、不安の時代に生きる私たちに何かしらの変化を与えてくれる新しいイメージであり、《コロナ時代のアマビエ》を目指しています。アートのイメージする力を私たちは信じます。

 新しいイメージには色々な 解釈の可能性があり得ると考えます。
「正しく恐れるべき崇高なもの」「日常の中にこそ平常心を保つ宝 がある」
「宇宙の規模からしたら小さいこと」「得体のしれない名状しがたい存在があり得ることを受け入れる」
など、様々な自由な解釈をしていただけたらと思っております。
 また、疫病である新型コロナウィルスへの恐れ、不安だけでなく、この疫病により亡くなった多くの人々への鎮魂、未来への希望もモチーフとなっております。
 国内のみならず、海外でも高く評価されている6名の気鋭のアーティストたちが、「希望」「不安」「鎮魂」「願い」「愛」などをテーマに、それぞれが表現する現代アート作品を順次、披露していく予定です。

第一段として2階エントランスに会田誠が描く巨大な《コロナ時代のアマビエ》が登場します!
★各作品の展示場所は異なります。ミュージアム内のどこかに展示予定。

6名のアーティストには、絵画のみならず、パフォーマンス、インスタレーション、小説など多様な表現手段で毒とユーモアのある作品を生み出していた現代美術家の会田誠。絵画や彫刻、インスタレーションを通して、人間と世界の根源的な関係を表現し続けるアーティスト・鴻池朋子。顔を独特の表現で描いてきた川島秀明は、比叡山延暦寺での仏道修行などを経て画家となった経歴を持ちます。日系ブラジル人で、日常の事物を意外な組み合わせで描く作品から、環境破壊やエイズといった現代社会の課題を問う作品まで生み出す大岩オスカール。そして、美と毒の合間で揺れる作品を生み出し、国内外の美術館で作品を発表しているアーティストの荒神明香。この語名に加え、ラストを飾る6番目のアーティストはシークレットとなっております。

いま国内だけでなく、海外からも注目を集める才能豊かな6名のアーティストが「希望」「不安」「鎮魂」「願い」「愛」などをテーマに各作品をリレー形式で展示いたします。
  • 6名のアーティスト・プロフィール
第一弾:会田誠 (11月6日~12月末まで展示)

©︎ Courtesy of Mizuma Art Gallery©︎ Courtesy of Mizuma Art Gallery

《コメント到着》
もう半年以上前にネットで流行ったアマビエをお題として与えるということは、現代美術家ならではの増幅や逸脱を期待されてのこと――それはわかりつつ、まずは誰か一人がストレートなイラストをやるべきではないかと思い、トップバッターを名乗り出ました。2020年というたぶん時代を画する年に船出となった大きな美術館に貼る大きなお札(ふだ)です。
プロフィール
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、小説、エッセイ、漫画など表現領域は多岐にわたる。美少女、戦争画、サラリーマンなど、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、常識にとらわれない対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館/東京 2012-13)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城/フランス 2014)、「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル/東京 2018)など。2020年自身2冊目となる小説『げいさい』(文藝春秋)を刊行。

第二弾:鴻池朋子( 1月~11月末まで展示予定)

 

プロフィール
1960年秋田県生まれ。玩具、雑貨の仕事を経て97年より多様な表現メディアで移動や天候をも巻き込むサイトスペシフィックな作品を展開し芸術の根源的な問い直しを続けている。近年の個展、2015年「根源的暴力」神奈川県民ホールギャラリー、2018年「ハンターギャザラー」秋田県立近代美術館、「Fur Story」 Leeds Arts University(イギリス)、2020年「ちゅうがえり」アーティゾン美術館他。

第三弾:川島秀明( 3月~4月末まで展示予定)

©︎Hideaki Kawashima  photo Kenji Takahashi©︎Hideaki Kawashima  photo Kenji Takahashi

プロフィール
1969年愛知県生まれ。1991年東京造形大学卒業後、1995年から2年間比叡山延暦寺での仏道修行を経て、2001年アーティストとしての活動を開始。初期より一貫して自意識と向き合い、顔やそこに現れる繊細で複雑な感情、心揺さぶられるような巧緻な色のグラデーションによる、強く憂いを帯びた魅惑的な眼や表情を描く。今までに国内外で多数の展覧会に出展しており、主な個展に「youth」(小山登美夫ギャラリー、2018年) 「Back and Forth」(Richard Heller Gallery、アメリカ、2014年)など多数あり。
 

 

第四弾:大岩 オスカール ( 5月~6月末まで展示予定) 

プロフィール
1965年 生まれ。ブラジル出身の画家、現代美術家。アーティスト・グループ『昭和40年会』のメンバー。サンパウロ大学建築学部卒業。日本人の両親のもとにサンパウロで生まれ育つ。大学では建築を専攻する一方で、幼い頃から美術に親しんでいた大岩は、アーティストとしての活動も開始する。20代半ばの1991年には東京に活動拠点を移し、2002年にニューヨークに拠点を移すまでの11年間は日本で活動する。

第五弾:荒神明香( 7月~8月末まで展示予定) 

©︎Photo-TakahiroTsushima©︎Photo-TakahiroTsushima

プロフィール
1983年 広島生まれ。2009年 年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。日常の風景から直感的に抽出した「異空間」を、美術館等の展示空間で現象として再構築するインスタレーション作品を展開。東京都現代美術館、サンパウロ近代美術館、ポンピドゥーセンターメッスなど、国内外で作品を発表。現在、犬島 家プロジェクトにて常設展示中。2013年より現代アートチーム目[mé]を結成。目[ mé ]としての活動に、「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、東京)「おじさんの顔が空に浮かぶ日」(宇都宮美術館館外プロジェクト)「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館)など、2018年第28回 タカシマヤ文化基金受賞。

第六弾:シークレット!( 9月~10月末まで展示予定) 
 
  • 角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイト(https://kadcul.com/)にて! 《オンラインチケットを絶賛発売中!》
●チケット発売について
現在、角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて、オンラインチケットが発売中。また11月6日(金)のグランドオープン以降は当日券の販売も開始される予定となっておりますが、予約状況によってご希望のお時間にご案内できない可能性もございますので、公式ウェブサイトでの事前予約をお勧めしております。 当日券の販売も開始されます。なお、コロナ禍における館内入場制限や注意事項につきましては、角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて随時掲載を行いますので、ご購入の際はご確認ください。      

詳細は→ https://kadcul.com/

© 角川武蔵野ミュージアム© 角川武蔵野ミュージアム

■「角川武蔵野ミュージアム」について
美術・博物・図書をまぜまぜにする、前人未到のプロジェクト。
イマジネーションを連想させながら、リアルとバーチャルを行き来する複合文化ミュージアムです。
運営の柱となるのは、館長である編集工学者の松岡正剛氏、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾氏、建築家の隈研吾氏。この体制のもと、意欲的で革新的なスタッフが新しいミュージアムの創設に尽力します。

■住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
■開館時間: 日〜木曜  10:00-18:00/最終入館17:30
          金・土曜   10:00-21:00/最終入館20:30  
■休館日:第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様
※休館日が祝日の場合は翌日休館
※レストランは除く
※開館日・時間は変更される場合もございます。

最新情報は公式ウェブサイト(https://kadcul.com/)をご確認ください。

◎12月31日〜2021年1月3日は10:00-18:00/最終入館17:30
◎12月29日、30日、2021年1月4日〜7日は休館

・角川武蔵野ミュージアム 公式サイト:https://kadcul.com/
・公式ツイッター:https://twitter.com/kadokawa_museum
・Facebook:https://www.facebook.com/kadokawaculturemuseum/
・Instagram:https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum/

・一般お問い合わせ:0570-017-396  (受付時間:平日14:00-17:00)


■角川文化振興財団は「わが国文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する授賞、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。

・角川文化振興財団 公式サイト:http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/

■「ところざわサクラタウン」について
KADOKAWAと埼玉県所沢市が共同で進める「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設。角川武蔵野ミュージアムのほか、書籍製造・物流工場やKADOKAWAの新オフィス、イベントスペース(ジャパンパビリオン、千人テラス)、体験型ホテル(EJアニメホテル)、ショップ(ダ・ヴィンチストア)、レストラン(角川食堂)、商業施設などを建設。2020年11月6日(金)グランドオープンの予定です。

・ところざわサクラタウン 公式サイト:https://tokorozawa-sakuratown.jp/
・公式ツイッター:https://twitter.com/sakuratownjp/   
・Instagram:https://www.instagram.com/sakuratownjp/
 

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会社概要

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https://group.kadokawa.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号
-
代表者名
夏野剛
上場
東証プライム
資本金
406億円
設立
2014年10月