“親愛なる隣人”スパイダーマンがNYを舞台に大活躍! 小説最新作『スパイダーマン バッド・コネクション』上下巻が発売。翻訳者が明かす、タイトル「バッド・コネクション」に込められた意味とは?

スパイダーマンのヤングアダルト小説、最新作! 人気イラストレーターのヒョーゴノスケさんによる表紙が目印。声優・榎木淳弥さんをはじめとした、シリーズ既刊への賞賛コメントも。前巻の1章分試し読みも公開中!

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:南條達也)は、2025年9月22日(月)に『スパイダーマン バッド・コネクション』上下巻を発売いたしました。

Ⓒ MARVEL                                                   ▲大人気イラストレーター、ヒョーゴノスケ氏によるお洒落なカバーイラストが目印!

◆『スパイダーマン』の入り口にもおすすめ!

60年以上にわたって愛されるマーベル・コミックの大人気ヒーロー、スパイダーマン。

平凡な高校生のピーター・パーカーが、突然変異したクモに嚙まれたことにより、超人的な力を得て誕生した、ニューヨークの若きヒーローだ。

そんなスパイダーマンのオリジナルストーリー『スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ』に続く作品が、本書『スパイダーマン バッド・コネクション』だ。

ストーリーはマーベル・コミックの公式作家である著者プリティ・チバ―氏が新たに書き下ろしたもので、ここでしか読めないオリジナル。『スパイダーマン』シリーズの魅力である、ユーモアやアクション、青春などの王道要素がたっぷり詰まっていて、スパイダーマンを詳しく知らない人でも、最初の入り口として安心して楽しめる。

また、作中では多民族、多文化、インクルーシブ(「包括的に」あらゆる人たちを平等に受けとめる)社会に生き、スマートフォンやSNSが身近にある、現代のアメリカの若者の姿もリアルに描かれており、読者は最新にアップデートされたスパイダーマンの物語としても楽しめるはずだ。

<あらすじ>

高校生ピーター・パーカーの正体は、ニューヨークの平和を守るスパイダーマン。

新年を迎えたばかりの街で、謎の犯人による不可解なATM襲撃事件が立て続けに発生中! 現場に残っている「黒い点」の正体は……?

恋人のMJと共に事件の真相を探る中、スパイダーマンのSNSにこれから起こる犯罪の情報が送られてくる。この匿名アカウントは誰なんだ!?

さらには、スマホの中に潜む邪悪な敵の気配も――。

一方、高校生活では科学のシャー博士の様子がおかしかったり、怪しい大人たちに課題を邪魔されたりと、こっちも何やら不穏な雰囲気。

舞台は街や学校を飛びだし、より広大な世界へ。

「アメリカの今」もリアルに感じられるヤングアダルト小説。

Ⓒ MARVEL                                                   ▲CGアニメーション映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』にも登場した、時空を自由に操るヴィラン「スポット」も登場する。スパイディファン必読!
Ⓒ MARVEL                                                   ▲ニューヨークの実際の地名もたくさん登場し、作品世界をリアルに感じられる。登場する地名やカルチャーについては、翻訳者の上杉隼人氏による読み応えたっぷりの注釈がついている。

◆タイトルの“バッド・コネクション”に込められた意味

スパイダーマンはNYを守るスーパーヒーローである一方で、ピーター・パーカーという平凡な高校生でもある。若いヒーローは、この二重生活の両立にしばしば悩まされる。

物語では、スパイダーマン=ピーター・パーカーは恋人のMJ(メリー・ジェーン・ワトソン)の協力でヴィランに立ち向かうが、時折二人の連携にはひびが入る。MJはたびたびヒーローの活動で命を危うくするピーターへの心配を募らせるし、ピーターはMJが学校での活動で直面したトラブルを充分にサポートできないのだ。

「訳者あとがき」で翻訳の上杉隼人氏は、タイトルの『バッド・コネクション』を引用しながら、以下のように解説している。

◇◇◇

本書を読みながら、読者はタイトルBad Connection(通信不良)が暗示するものをいたるところで考えることになる。

bad connection(通信不良)は、メッセージやデジタル通信(メール、サイト閲覧、チャット)がうまくつながらない、機器やネットワークにトラブルが見られるといったことを表面上は意味する。だが、「人間関係・信頼関係のすれ違い」を暗示し、ピーターとMJのあいだには情報の共有不足から誤解や距離感が生まれていることも想起させる。さらにスパイダーマンと匿名の協力者のあいだに見られる情報のすれちがいや、スポットと背後にいる謎の指示者とのあいだの信頼関係の欠如も感じさせる。

実際、物語の後半では、スパイダーマンの警告や意図が人々に正しく伝わらず、状況は混乱し、事態は悪化していく。

このように「バッド・コネクション」は、「物理的な通信障害」のみならず、「心理的、社会的な断絶」を生じさせる。その結果、個人間や社会全体に大きな障害がもたらされることにもなる……。

◇◇◇

SNSやインターネットの発達によって、年齢に関わらず、より多くの他者と多くの情報を交換することができるような時代だからこそ、信頼の欠如やすれちがいによるディスコミュニケーションがもたらす悲劇について、物語を通して味わってみるのもよいかもしれない。

Ⓒ MARVEL                                                   ▲文中ではSNSの描写も多く登場。それぞれがデザインによって読みやすく表現されている。
Ⓒ MARVEL                                                   ▲小説ならではの心理描写や表現によって、キャラクターたちのすれちがいや衝突が描かれる。

◆超強力なスタッフ陣!

前巻に引き続き、執筆はジョージア州在住の人気作家・プリティ・チバ―氏、翻訳は数多くのマーベル書籍を手がける上杉隼人氏、イラストは大人気イラストレーターのヒョーゴノスケ氏が手がけており、これ以上ない強力なスタッフが、小説版スパイダーマンの世界を魅せている。

各プロフィールは下記のとおり。

◎著:プリティ・チバ―

ジョージア州在住の作家、講演家、ポッドキャスト司会者。多くのヤングアダルト小説を手がける。主な著書に「Marvel:Avengers Assembly」シリーズなど。スパイダーマンの熱狂的ファン。

◎訳:上杉隼人

編集者、翻訳者(英日、日英)、通訳。マーベル、『スター・ウォーズ』、ディズニー関連の書籍翻訳多数。訳書にマーク・トウェーン『ハックルベリー・フィンの冒険』のほか、『アベンジャーズ エンドゲーム』『スパイダーマン:スパイダーバース』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(以上、講談社)、『Marvel Anatomy 超人ヒーロー解体図鑑』(KADOKAWA)、『ディズニーランド・パーク ポップアップ・パークツアー』(河出書房新社)、『マーベル・コミックのすべて』(作品社)など多数(日英翻訳をあわせて100冊以上)。

◎絵:ヒョーゴノスケ

広島県出身、東京都在住のイラストレーター。光と影の大胆な描写や、絵本のようにやさしく、どこか情緒的な作風は見た人の心にあたたかいものを残す。児童書の挿絵や絵本、イラスト等、国内外を問わず幅広いジャンルで活動中。

Ⓒ MARVEL                                                   ▲ヒョーゴノスケ氏による上下巻それぞれのカバーイラスト。

◆声優の榎木淳弥さんも推薦!
前巻『スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ』の賞賛コメント

●「カッコよくてちょっとダサい、僕の大好きなスパイダーマンでした!

読み終えても、ずっとワクワクしています!!」

――榎木淳弥さん(映画『スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じるトム・ホランド氏の吹き替え声優)

●「プリティ・チバーは、コアなコミックをのぞけば最も完璧なピーター・パーカーの解釈を描いている。」

――『バズフィード』

●「スマートで面白く、ハートフル。続きが待ちきれない!」

――カミ・ガルシア(『Teen Titans: Beast Boy Loves Raven』のニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家)

●「60年以上続くスパイダーマンの物語の新境地を、プリティ・チバーは『スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ』によって見つけだした。これは愛すべきキャラクターたちの、見たこともない楽しくユニークな物語だ!」

――ジェフ・トラメル(マーベル・スタジオ『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』のヘッドライター兼エグゼクティブ・プロデューサー)

●「筋金入りのスパイディ・ファンや“スパイダーバース”への入り口を探している人に。私はこの本が大好きだ。」

――アレックス・セグラ(『Secret Identity』『Star Wars:Poe Dameron:Free Fall』のベストセラー作家)

●「楽しく、テンポよく、アクションに満ちた本書は、あらゆるスパイダーマンファンを喜ばせるはずだ。チバー氏のスパイダーマンへの愛情がどのページからも伝わってくる。お楽しみに!」

――G・ウィロー・ウィルソン(数々の賞を受賞した『Ms. Marvel』シリーズの共同クリエイター)

◆『スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ』冒頭1章分の試し読みを公開中!

前巻『スパイダーマンソーシャル・ジレンマ 上』の第1章は、以下のページから無料で公開中だ。ぜひこの機会にプリティ・チバ―氏版「スパイダーバース」の一端に触れていただきたい。

試し読みはこちらから

https://ebooklibrary.gakken.jp/portal/direct-view/e9dc3abd32164b83bfc9629ffe2b91b6

[商品概要]

Ⓒ MARVEL

■『スパイダーマン バッド・コネクション 上』

■『スパイダーマン バッド・コネクション 下』

著:プリティ・チバ― 訳:上杉隼人 絵:ヒョーゴノスケ

定価:各1,650円(税込)

発売日:2025年9月22日

対象年齢:中高生~大人

判型:四六判・ソフトカバー/(上巻)232ページ・(下巻)224ページ

電子版:配信予定

ISBN:(上巻)978-4-05-206082-3、(下巻)978-4-05-206083-0

学研出版サイト:(上巻) https://hon.gakken.jp/book/1020608200

        (下巻) https://hon.gakken.jp/book/1020608300

【本書のご購入はこちら】

・Amazon

(上巻)https://www.amazon.co.jp/dp/4052060822

(下巻)https://www.amazon.co.jp/dp/4052060830

・楽天ブックス
(上巻)
https://books.rakuten.co.jp/rb/18294628/

(下巻)https://books.rakuten.co.jp/rb/18294629/

<電子版>

・Kindle

(上巻)https://www.amazon.co.jp/dp/B0FRFKFC9Y/

(下巻)https://www.amazon.co.jp/dp/B0CX9NVVDK/

・楽天Kobo

(上巻)https://books.rakuten.co.jp/rk/3d06ec1fc0343c3baee275a215c1f5bf/

(下巻)https://books.rakuten.co.jp/rk/1d2d65e25f9e38aab183bd7283369351/


■株式会社 Gakken(Gakken Inc.)

https://www.corp-gakken.co.jp/
・代表取締役社長:南條 達也
・法人設立年月日:2009年1月13日(2022年10月1日商号変更)
・資本金:50百万円
・所在住所:〒141-8416 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・事業内容:出版・コンテンツ事業、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、
       園・学校向け事業、教室関連事業、EC・オンライン事業、広告事業を展開

■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)

https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期)
     東京証券取引所 プライム市場上場(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
      教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
           学習教材などの出版・コンテンツ事業、
           教科書・保育用品などの園・学校事業など
      医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
             認知症グループホーム事業、
             保育園・学童などの子育て支援事業など
      グローバル:150か国以上で活動・事業展開

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会社概要

URL
http://www.gakken.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西五反田2丁目11番8号 学研本社ビル
電話番号
03-6431-1001
代表者名
宮原 博昭
上場
東証プライム
資本金
198億1700万円
設立
1947年03月