森薫のスケッチ画集『SCRIBBLES』をB6とワイド版の2種を同時刊行。漫画誌『青騎士』の挑戦!

漫画界に一石を投じようと多ジャンルの作品を集めた漫画誌『青騎士』から、また初の試みが行われた。『エマ』『乙嫁語り』の漫画家・森薫によるスケッチ画集『SCRIBBLES 1』が、一般のコミックスと同じB6サイズのものと、漫画原稿の大きさにワイド版の2種を同時刊行。時間を置いて文庫化、愛蔵版化、という流れを断ち切る挑戦である。B6のほうの電子書籍も同時発売。読者にとって、漫画家にとっての正解とは?

ペンとインクでの執筆活動を続ける著者による"落書き"をまとめた一冊。ちょっとしたスケッチも生き生きした線が魅力的だ。
メイド、バニーをはじめ、衣装や部分、また漫画のネーム(下書き)類などで、連載作品執筆の合間に書き溜めたもの。今回の『SCRIBBLES 1』には、過去に小冊子として編纂された『SCRIBBLES』シリーズの、小冊子1から小冊子4までのイラストを収録。
1枚につきひとつずつ、作者からのコメントもあわせて掲載。『シャーリー』から『エマ』、そして『乙嫁語り』に至るルーツが分かる。作品を追いながら、興味や好奇心、練習から息抜きなどの変遷も興味深い。

今回、一般のコミックスと同じB6サイズと、漫画原稿の大きさにワイド版の2種を同時刊行。B6のほうは使用している紙が、少しクリームがかっていること、気持ち裏の絵が透けて見える。一方ワイド版は、紙が真っ白でスケッチブックそのものの印象を受ける。サイズ違い以外にも、それぞれの良さを考えると迷うところ。
サイズ違いの刊行は、女性誌などで通常のサイズと鞄に入るミニサイズと2種を同時に発売することがあるが、単行本では異例。また、時間を置いて文庫化、愛蔵版化、という流れへの挑戦とも言えるだろう。B6版の電子書籍も同時発売し、読者にとっては選択の幅が広がり、漫画家にとっては表現の場が広がる。

『青騎士』とは
ネットでのレコメンド機能やジャンル化されたコミック誌が、近年の漫画とのおもな接点ですが、恋愛、ラブコメ、歴史、4コマなどいろんなジャンルの作品を1冊に収録し、新しい漫画との出会いを提供しようと生まれたのが『青騎士』です。社内の編集部をまたいで制作されているのも特徴です。2021年12月20日には第5号(青騎士第5A号、青騎士第5B号の2冊同時)が発売。次号(青騎士第6A号、青騎士第6B号の2冊同時)は2月19日発売予定。
誌名:青騎士(あおきし)
創刊:2021年4月20日
発行:KADOKAWA
サイズ:天地240mm×左右170mm
※誌名の「青騎士」は、20世紀初頭、ドイツのミュンヘンに集まった画家たちによる芸術集団の名称であり、またヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルク、ふたりの編集者・執筆者によって1912年に出版された年刊誌の題名でもあります。伝統的な価値観を乗り越えようとする、先駆的な出版活動が「青騎士」に込めた意味です。

 
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