「住まい方×エネルギー」をテーマにビジネスアイデアが集結!学生コンテスト『EMIRAビジコン2022』各賞が決定

〜EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ〜最終審査開催日:2022年2月12日(土)

株式会社KADOKAWA

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛、以下 KADOKAWA)は、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社読売広告社とともに「EMIRA(エミラ)編集委員会」としてWebメディア「EMIRA」を制作・配信しております。このたび「EMIRA」では、早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラムと、〝住まい方×エネルギー〟をテーマにビジネスアイデアを募集する学生コンテスト『EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ』の最終審査をオンラインで開催し、最優秀賞をはじめとする各賞を決定しました。
『EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ』は、エネルギー視点で未来を考えるメディア「EMIRA」と、文部科学省 卓越大学院プログラム「早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム」が〝エネルギー・イノベーションを追求する〟という同一のコンセプトにて共同開催する学生コンテストです。
 3回目となる今回のテーマは「住まい方×エネルギー」。世界はカーボンニュートラルの実現に向けてかじを切り、持続可能な社会づくりが課題となる中、私たち一人一人の暮らしのあり方も大きく変化しています。これまでの家の中=個人、家の外=社会という区切りが曖昧となり、住まいに生活と仕事・勉強の両立が求められているように、人々の住まい方はまだまだ進化の余地があるはずです。
 生きる上で欠かせないこの大切なテーマについて、学生の皆さんにビジネスアイデアを募ってきました。そして、全国から応募のあった145チームの中から、厳正な書類審査によって選ばれた5チームがオンライン上で公開プレゼンテーションを行い、鋭い着目点とプレゼンテーション能力が評価された最優秀賞をはじめ、各賞が決まりました。


■『EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ』最終審査 実施概要
開催日:2022年2月12日(土)
主催:EMIRA編集委員会(株式会社KADOKAWA、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社読売広告社)
早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(PEP)
後援:早稲田大学スマート社会技術融合研究機構(ACROSS)
早稲田大学マーケティング国際研究所(MII)
早稲田大学ビジネススクール(WBS)
早稲田大学住宅・建築環境研究所

 全国から応募のあった145チームから、厳正な書類審査によって選ばれた5チームが最終審査(オンライン)に出場。審査は早稲田大学理工学術院教授、同大スマート社会技術融合研究機構 機構長、同大卓越大学院PEPプログラム プログラムコーディネーターの林泰弘氏、東京電力エナジーパートナー株式会社お客さま営業部副部長の高橋徹氏、EMIRA編集長の亀谷潮太、特別審査員として早稲田大学理工学術院教授、同大スマート社会技術融合研究機構 住宅・建築環境研究所所長、日本建築学会会長の田辺新一氏、O ltd.代表、マカイラ株式会社 事業&ブランド開発プロデューサー、早稲田大学ビジネススクール ソーシャルイノベーション講師の大畑慎治氏の5名が担当。審査会場と各チームをオンラインでつなぎ、それぞれ20分の持ち時間で熱のこもったプレゼンテーションを実施、最優秀賞をはじめ全10組の受賞者が決定しました。


■総評
林泰弘氏
「皆さん、さまざまなアイデアを駆使して出してくださいました。事業社目線もあり、エビデンスベースでとてもよく考えてきている。毎年レベルが上がっていると思います。一方で、収益だけではなくて、人の目線、人の心の本質に訴えるような視点を持ったプランというのもこれから考えていってほしいと思います。この経験は大きな糧になります。エネルギーの未来を切り開いていってください」

 ■『EMIRAビジコン2022 エネルギー・インカレ』各賞受賞者
[最終審査参加賞]
EMIRA最優秀賞(1組…発表内容を「EMIRA」で記事化+アマゾンギフト券30万円分)
受賞者…LivLoop(早稲田大学/早稲田大学大学院・西川貴章さんほか)
テーマ…「廃棄物発電を活性化させる生ごみの水切り促進アプリ「LivLoop」」
一般廃棄物、特に生ごみ中の多量の水分は処分の際に大きなコスト要因、環境負荷になる。家庭でのごみの水切りを促進するシステムを提案した。
講評…「コロナで家にいる時間が多くなる中で生ごみがたまってくる。その中で水切りに着眼し、資源循環、そして省エネにつなげるという着眼点が良かったと思います。アプリにゲーム型のアイデアを入れて普及させようとしているところも良かった。審査員も満場一致でした」(林泰弘氏)

KADOKAWA賞(1組…ムビチケ(映画前売り鑑賞券)2万円分+アマゾンギフト券15万円分)
受賞者…赤松・大池(北海道大学大学院 工学院 空間性能システム専攻・赤松大成さんほか)
テーマ…「「農耕×テレワーク」省エネルギーな住まい方の創出」
2022年以降の生産緑地問題の解決を念頭に、農園付き集合住宅事業を設計した。テレワーク下を想定し緑地による作業環境の改善や、生活に農業を取り入れるメリットも提案。
講評…「エンタメ性・面白さだけでなく、独創性・実現性があり、テレワークを日々している中で単調になっている生活を改善してくれる視点もある、素晴らしいアイデアだったと思います」(亀谷潮太)

 ・TEPCO賞(1組…福島県産品ギフト+アマゾンギフト券15万円分)
受賞者…NO2(大阪大学大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻・大島海里さんほか)
テーマ…「個人向け排出権取引サービス「i-ETS」」
家庭での節電量を取りまとめ、排出権取引制度にのっとり企業に売却するスキームを構築する。一般家庭の省エネ推進に対するソリューションを提案。
講評…「排出権取引は私自身も勉強になるところがある提案でした。カーボンニュートラルは電力会社としても取り組まないといけない非常に重要なテーマ。取り組んでいく中では改善するべき点もあるかもしれませんが、説得力のあるデータを出していただいたと思います」(高橋徹氏)

 ・優秀賞(2組…アマゾンギフト券10万円分)
受賞者…椙山女学園大学現代マネジメント学部(椙山女学園大学 現代マネジメント学部・磯谷咲季さんほか)
テーマ…「スモールハウスによるコンパクトシティ実現」
環境負荷の削減や地方創生などのメリットがあるコンパクトシティの実現のため、平屋のコスト効率のいい「スマート設計」によるスモールハウスの普及を提案。
講評…「コンパクトシティやスマートハウスへのアプローチは今後重要なテーマです。ライフステージによって住み分ける、という“住まい方”自体の提案をできていたのがすごくいいと思いました」(大畑慎治氏)

受賞者…Ý-Labo(東京工業大学 物質理工学院 材料系 原子核工学コース・Chung Yingさんほか)
テーマ…「省エネテクノロジーレンタルサービス」
発電健康グッズのサブスクリプションサービスと、健康・排出電力管理アプリの提供によるビジネスモデル。ダイエットをすることでCO2削減にも貢献しているという環境意識にも訴える。
講評…「新型コロナ禍の中でここのところ運動不足を誰もが感じている、その解決をするという素晴らしい提案だったと思います。そこに省エネや、発電したものが見える、というビジネスモデルをつくったことに感心しました」(田辺新一氏)


[TEPCO特別賞※](5組…福島県産品ギフト)
・グループたかだ 「oyStyle~カキが動かす人・町・夢~」
・卓越会 「生活排熱を利用した作物生産ビジネス」
・Aloha 「MONiTAG」
・きなこもち 「太陽光をフル活用した住宅照明設備」
・Cラボ 「光触媒による水素社会へのチャレンジ」
※最終審査に残ったアイデア以外から選ばれた5組へ送付いたします。

 ■EMIRAについて
イノベーション(変革)を「エネルギー」という視点で読み解くことで未来を変えていくWebメディアです。株式会社KADOKAWA、東京電力ホールディングス株式会社、株式会社読売広告社の3社で構成する「EMIRA編集委員会」によって制作・配信を行っています。
・公式サイト: https://emira-t.jp/

 

■早稲田大学パワー・エネルギー・プロフェッショナル 育成プログラムについて

人間活動の基盤であるエネルギーの安定確保、安全で持続可能なエネルギーの導入が求められる社会背景を受け、国公私立連携13大学によりすすめられる博士人材育成プログラムです。生産分野から消費分野まで、産業全体を視野に入れ、次世代エネルギーシステムを社会に対して積極的に展開できる人材を育成しています。
・公式サイト: https://www.waseda.jp/pep/
 

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社KADOKAWA

3,169フォロワー

RSS
URL
https://group.kadokawa.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号
-
代表者名
夏野剛
上場
東証プライム
資本金
406億円
設立
2014年10月