MITテクノロジーレビューが主催する国際アワード『Innovators Under 35』日本版2022年度募集開始
「医学/生物工学」を新たに加えた全8分野を対象に、世界的な課題解決に取り組む35才未満のイノベーターを募集
■アワード概要
「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、未来を形作る“35才未満の若きイノベーター”の発掘を目的とし、過去にGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏や、Meta(旧Facebook)共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞した権威あるアワードとして、世界的に評価されています。
『Innovators Under 35 Japan』はその日本版として今年で3回目の開催となります。本年度は従来の「コンピューター/電子機器」、「ソフトウェア」、「輸送(宇宙開発)」、「インターネット」、「AI/ロボット工学」「通信」「エネルギー/持続可能性」に、「医学/生物工学」を新たに加えた全8分野で活動する35歳未満の起業家、研究者、活動家を募集します。
受賞者は、「Innovators Under 35」グローバル版にノミネートされ、都内開催の表彰式(Innovators Under 35 Japan Summit)の開催も予定しています。
<過去の主な受賞者>
グローバル版
・1999年:iRobot 共同創業者 ヘレン・グライナー氏
・2002年:Google共同創業者 セルゲイ・ブリン氏
・2007年:Facebook共同創業者兼会長兼CEO マーク・ザッカーバーグ氏
・2008年:Twitter共同経営者兼CEO ジャック・ドーシー氏
・2012年:Dropbox共同経営者兼CEO ドリュー・ハウストン氏
・2017年:Apple/元 Google 機械学習研究者イアン・グッドフェロー氏
日本版(以下五十音順)
―2020年:
筑波大学、ピクシーダストテクノロジーズ 落合 陽一氏
ジーンクエスト 高橋祥子氏
InternetBar.org/マイクロソフト 安田クリスチーナ氏
イェール大学/半熟仮想 成田悠輔氏
―2021年:
国立情報学研究所 五十嵐 歩美氏
トレジャーデータ 古橋貞之氏
■2022年度 応募要項
応募期間:
2022年6月20日(月)〜2022年8月15日(月)
対象分野:
【コンピューター/電子機器】量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイなどのデバイスなど
【ソフトウエア】OS、ミドルウエア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、ブロックチェーンなどの暗号技術など
【インターネット】インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術など
【通信】5G、通信衛星、量子ネットワーク、放送関連技術、光伝送技術等
【AI/ロボット工学】機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車等
【輸送(宇宙開発含む)】人工衛星、宇宙船の開発/運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローン等
【エネルギー/持続可能性】風力/太陽光発電、小型原子炉、蓄電池、冷暖房、淡水化、バイオマス等
【医学/生物工学】再生医療、遺伝子治療、医療用センサー、インプラント、義肢、脳インターフェイスなど
応募対象:
上記8分野で活躍する、大学、スタートアップ企業、大企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、起業家、活動家で、35歳未満(2022年12月1日時点)の方
応募方法:
下記応募サイトよりご本人が応募ください
※第三者による推薦(情報提供)も受け付けています。その場合も最終的には本人による応募が必須となります。
選考方法:
MIT テクノロジーレビューの規定(グローバル共通)に基づき、厳正かつ公正な審査を実施
各分野の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査、MITテクノロジーレビューが最終決定
選出人数:
最大15 人(2022年12月発表予定)
選考者特典:
以下特典が付与されます。
・「Innovators Under 35」グローバル版へ審査対象としてノミネート
・「Innovators Under 35」グローバルサイトへ日本版受賞者として掲載
・ MITテクノロジーレビュー[日本版]へ掲載
・「Innovators Under 35 Japan Summit(都内開催予定)」で表彰式を実施
2022年度審査員(五十音順)
浅川智恵子氏:日本科学未来館館長、IBMフェロー
荒井朋子氏:千葉工業大学惑星探査研究センター 主席研究員
江守正多氏:東京大学未来ビジョン研究センター 教授、国立環境研究所 上級主席研究員
Takashi Kiyoizumi氏:カリフォルニア大学サンディエゴ校JFITエグゼクティブ・マネージャー
玉城絵美氏:H2L, Inc. CEO、琉球大学工学部 教授
所千晴氏:早稲田大学理工学術院 教授、東京大学大学院工学系研究科 教授
中島秀之氏:札幌市立大学 学長
松尾亜紀子氏:慶應義塾大学理工学部 教授
村井純氏:慶應義塾大学 教授
森川博之氏:東京大学大学院工学系研究科 教授
暦本純一氏:東京大学大学院情報学環 教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所 副所長
渡辺美代子氏:科学技術振興機構 シニアフェロー
主催者メッセージ(MITテクノロジーレビュー[日本版]編集長 小林 久)
少子高齢化をはじめとする社会課題を抱えた日本は、アフターコロナを見据えた新しい社会の在り方を多様な視点で議論すべき状況にあります。Innovators Under 35 Japanを通じて、日本を起点とした独創的な取り組みが世界に発信され、新たな未来を切り拓くイノベーターたちが羽ばたく機会になればと考えています。
※昨年度の開催実績はこちらからごらんください
Innovators Under 35 Japan 2021:
https://events.technologyreview.jp/iu35/2021/
新技術の開発や既存技術の創造的な応用によって、世界的な課題解決に取り組み、未来を形作る、独創的な35歳未満の若き起業家、研究者、活動家のご応募をお待ちしております。
Innovators Under 35 Japan 2022応募サイト
https://events.technologyreview.jp/iu35/
■MITテクノロジーレビューについて
『MITテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)』は、1899年に米国マサチューセッツ工科大学によって創設された、世界で最も歴史と権威があるテクノロジー誌です。 米国版の読者層はその8割超がテクノロジー部門の責任者であり、6割が経営層です。
日本版は米Technology Review Inc.とのライセンス契約のもと、株式会社角川アスキー総合研究所が2016年から会員制Webメディアとして運営し、2020年からは紙媒体『MITテクノロジーレビュー[日本版]』も発行しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像