「バチカンと日本 100年プロジェクト」映画「殉教血史 日本二十六聖人」活動弁士・楽団付 スペシャル観賞会 ―開催のご案内―
日時:2023年2月4日(土)◆13:40開場 ◆14:00開演 ◆16:00終演(予定)
会場:カトリック麹町聖イグナチオ教会 (〒102-0083 東京都千代田区麹町6丁目5-1)
詳細は公式サイトをご確認ください。→https://vj100.jp/event/
※スケジュールは変更する場合がございます。
- 抽選で150組300名様をご招待いたします。
ご応募:ウェブまたはハガキにてご応募ください。
※当選者の発表は、招待はがきの発送をもってかえさせていただきます
*ウェブでのご応募:http://bit.ly/3UxmHuT
ウェブのご応募締切は2023年1月20日(金)23:59
*ハガキでのご応募:住所、氏名、電話番号を明記の上、下記の宛先までご応募ください。
〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 角川武蔵野ミュージアム内
角川文化振興財団 「日本二十六聖人」映画観賞会係まで
ハガキでのご応募は2023年1月20日(金)の消印有効
- 私財6億円を投じた伝説の無声映画が、90年の時を超え、聖イグナチオ教会にて弁士・楽団付で復活!
イベント概要
1597年に長崎県長崎市・西坂の丘で殉教した国内のカトリック信仰のシンボルとして有名な日本二十六聖人。彼らの壮絶な運命をドラマチックに描いた1931年製作の歴史超大作「殉教血史 日本二十六聖人」のスペシャル観賞会を、公開当時と同じく活動弁士・楽団付という演出で、カトリック東京大司教区の聖堂であるカトリック麹町聖イグナチオ教会にて実施いたします。
当時、現在の貨幣価値で6億円という巨額の私財を投じ、ローマでの撮影ロケも敢行して製作したのは、長崎浦上出身のカトリック信徒、平山政十。彼は本作を日本国内での公開だけでなく、アメリカやヨーロッパでの上映にも踏み切るなど、並々ならぬ心血を注ぎ、アメリカのカトリック雑誌「The Lamp」(1932年)では、“アメリカで初めて公開された日本映画”として紹介され、全米約200箇所で上映、およそ15万人が観賞したといわれています。
今回の上映イベントでは、公開された昭和6年当時同様、活動弁士・楽団の生演奏付きで、しかも教会内での上映という普段観ることのできない趣向を凝らした演出で実施いたします。活動弁士の澤登翠さんの語りと無声映画専門楽団カラード・モノトーンの調べにのせた壮大な歴史ドラマを、是非お楽しみください。
物語
日本に到着したフランシスコ会のスペイン人神父ペドロ・バプチスタは、京都を中心に畿内への布教活動を
行っていた。 スペイン船の難破事件を契機に、豊臣秀吉は教会を弾圧し始め、次々に神父や信徒らが捕縛され
長崎で処刑されてしまう。 時は過ぎ、殉教から約250年を経た1862年、バチカンで26人の列聖式が行われた。
1931年/日活太秦撮影所/96分/モノクロ/無声映画
国立映画アーカイブ所蔵
原作:エメ・ヴィリオン ヘルマン・ホイヴェルス
監督:池田富保
出演:山本嘉一、片岡千恵蔵、山田五十鈴、浦辺粂子 ほか
活動弁士:澤登 翠 楽団:カラード・モノトーン
楽長・ギター・作曲:湯浅ジョウイチ フルート:鈴木真紀子、忍田結梨 ヴァイオリン:木ノ下亮子 チェロ:多湖あかね
日本二十六聖人とは
豊臣秀吉のキリシタン弾圧政策によって、1597年2月5日に、現在の長崎市西坂町の海に突き出た丘の上で、外国人宣教師6人、日本人信徒20人の計26人が処刑された。
このとき長崎市民約4000人が見守ったといわれる。かれらはほとんどキリシタンだった。日本における大規模なキリシタン弾圧のはじまりとされている。この処刑の様子は、当時長崎のイエズス会本部にいたルイス・フロイスによって報告書に記録され、世界に伝わって反響をよんだ。1627年には教皇ウルバノ8世によって福者の列に加えられ、ヨーロッパや南米でも多くの絵画、彫刻や書物がつくられ、彼らの殉教は長年語り継がれていった。
処刑から265年が経過した1862年、教皇ピオ9世は26人の殉教者を聖人に列した。この時期、日本では禁教令が厳しく守られていたが、外国人居留地に建てられた大浦天主堂は西坂の殉教地に向かって建てられ、ここで 「信徒発見」といわれるかくれキリシタンが名乗りでる「事件」が起こった。
日本二十六聖人は日本のキリシタン信仰のシンボルとなっている。
~長崎遊学8「日本二十六聖人記念館」の祈り 公式「巡礼所」総合ガイドブック(長崎文献社編 日本二十六聖人記念館監修)より~
●当選者は、招待はがきを持参の上、開場時間に合わせ、直接上映会場にお越しください。(招待状はがきのない方は、入場をお断りいたします。)●招待はがき1枚につき、2名様までご入場いただけます。 ●定員を超えた場合、入場をお断りする場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。●ご来場者の駐車場はありませんのでご了承ください。
※会場入口で任意によるご寄附をお願い致します。
■新型コロナ感染予防対策にご協力をお願い致します。 ●会場入口での検温と手指の消毒 ●会場内でのマスク着用 ●発熱、体調不良の方はご来場をお控えください。
主催:角川文化振興財団 共催:朝日新聞 協賛:NTTデータ/凸版印刷/みずほ銀行/KADOKAWA
■後援:駐日ローマ教皇庁大使館、駐日イタリア大使館、教皇庁文化評議会、カトリック中央協議会、イタリア文化会館、イタリア東方学研究所、長崎県、長崎市、大村市、五島市
■協力:国立映画アーカイブ 聖イグナチオ教会 マツダ映画社 鈴木映画
■助成:独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁
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