がんの手術費、六千二百万円。高級クリニックの黒い疑惑に迫る医療経済サスペンス! 久坂部羊『砂の宮殿』大ボリューム試し読みを公開中
殺害の動機は、セレブ医師4人全員にあった――。小説冒頭40ページ分を大公開!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2023年3月17日(金)に、久坂部羊の最新小説『砂の宮殿』を発売しました。本書は、セレブ医師4人が経営する高級クリニックで起きた不審死事件をきっかけに、彼らが疑惑に囚われ揺らいでいく医療サスペンス小説です。発売を記念して、KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では、本書の冒頭試し読みを特別公開中。ぜひチェックしてみてください。
■内容紹介
「6,000万円ぐらい、命の値段としては高くもないだろう」
外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。
抗がん剤・免疫療法の趙鳳在、放射線科の有本以知子、予防医学の小坂田卓という優秀な三人の理事とともに最先端のがん治療を提供し、順調に実績を重ねていたところ、久しぶりに訪ねてきた顧問が不審死を遂げる。
これは病死か事故か、それとも――。
高額な治療費への批判も止まず、クリニックに吹き荒れる逆風に、才所はどう立ち向かうのか。
■試し読み(全4回)
【1】がんの手術費、日本円にして約六千二百万円。高級クリニックの疑惑に迫る医療経済サスペンス! 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#1
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48029.html
【2】「やつら、健康のためなら湯水のように金を注ぎ込んでくれますからね」 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#2
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48030.html
【3】顧問の福地が、厄介な依頼をもってきた。 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#3
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48031.html
【4】無理難題を押しつけて顧問が帰っていった、その直後――。 久坂部羊『砂の宮殿』試し読み#4
https://kadobun.jp/trial/sunanokyuuden/entry-48032.html
■書誌情報
書名:砂の宮殿
著者:久坂部 羊
発売:2023年3月17日(金)※電子書籍同日配信
定価:1,870円(本体1,700円+税)
体裁:四六変形判 単行本
頁数:352ページ
装幀:岡孝治
装画:井筒啓之
ISBN:978-4-04-112537-3
発行:株式会社KADOKAWA
初出:1~7は「小説 野性時代」、以降書き下ろし
【KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322201000353/
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