村田諒太が挑んだ世紀の一戦の舞台裏と心の記録を綴ったエッセイ『折れない自分をつくる 闘う心』が2023年4月27日(木)発売
プロボクサー引退後、初の著書!
日本ボクシング史上最大の一戦といわれたゴロフキンとの王座統一戦から約1年が経った2023年3月、現役引退を発表したボクサー村田諒太。
本書では、同氏がプロボクサーとして最後に挑んだ『世紀の一戦』までの半年間の軌跡が綴られています。
コロナ禍で7度の中止・延期という紆余曲折を経て、最強王者ゴロフキンとの対戦に至るまでの心の葛藤、そしてスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さんと半年間にわたって続けてきたメンタルトレーニングの記録、虚栄や装飾のないありのままの村田諒太をまとめた一冊です。
この試合で一番譲れないもの、それは自分を認めることができる試合をすること。
ゴロフキンに勝つことも大事、でも自分に負けないことはもっと大事。
それは逃走せずに闘争すること。
ボクシングミドル級のオリンピック金メダリスト、プロでは世界チャンピオンとなったトップアスリートが、壮絶な心の戦いの果てに辿り着いた境地とは――。
<著者コメント> (本書より)
己の弱さと甘さを突きつけられ、現実を受け入れたうえで、折れない自分と闘う心をつくり上げる。そんな人間的成長のツールが、僕にとってのボクシングだった。
ラストファイトとなった、昨年4月のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との一戦は、村田諒太という人間とその生き方が凝縮された闘いだった。スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さんのサポートのもと、ゴロフキンという強豪の向こうにいる自分と向き合い、もがき続けた。その半年間をまとめた本書は、人間・村田諒太の弱さや醜さまでさらけ出した真実の記録だと思っている。
人間誰しも迷いや葛藤を抱えながら生きている。これからの僕の人生もずっとそうだろう。人に言えない弱さを自覚したとき、人間は孤独を覚えがちだ。でも、弱くない人間などいない。この本を読んで、少しでも心が軽くなり、人生と向き合う気持ちになってもらえたら幸いである。
2023年3月28日 村田諒太
【収録内容】
〇第1章 激闘
2022年4月9日/101日遅れのゴング/ゴロフキンの本領
〇第2章 挑戦
日本ボクシング史上最大の一戦/田中ウルヴェ京さん/王者の中の王者/ジョハリの窓
〇第3章 試練
7度目の中止・延期/ミドル級の壁/帝拳ジム・本田会長/消えない雑念/殴りたくない/ポジティブな感情
〇第4章 恐怖
36歳の誕生日/開き直り/ダメ出しがほしい/自己肯定感
〇第5章 覚悟
闘争か逃走か/折れない自分をつくる闘う心/恩師の涙
〇第6章 余韻
不思議な声
〇証言
スポーツ心理学者・田中ウルヴェ京が語る村田諒太
対談 村田諒太×田中ウルヴェ京
【書籍概要】
書名:折れない自分をつくる 闘う心
著者:村田諒太
発行:株式会社KADOKAWA
定価:1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2023年4月27日(木)
判型:四六判
総ページ数:240ページ
ISBN:978-4-04-897525-4
KADOKAWAオフィシャルサイト 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322209000086/
【著者プロフィール】
村田諒太 (むらた りょうた)
1986年1月12日生まれ。
2012年のロンドンオリンピックでボクシング・日本人選手では48年ぶりとなる金メダルを獲得。
一度は引退を表明したが、現役続行を宣言し、プロに転向。
2017年にWBA世界ミドル級スーパー王者に上り詰める。
層が厚く競争が激しい“黄金のミドル”と呼ばれるミドル級で、日本選手が世界王者になるのは史上2人目の快挙。
2度目の防衛戦で敗れたが2019年に返り咲く。
2022年4月にIBF王者のゲンナジー・ゴロフキンとの日本ボクシング史上最大級のビッグマッチを実現する。
2023年3月28日にプロボクサー引退を表明。
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