地球のヒミツは深海にある! 子どもも大人も行ってみたくなる「深海」の世界‼『行ってみたくなる深海の図鑑』刊行‼
2023年9月13日(水)発売‼
本書は、宇宙より近くて遠い「深海」の世界がわかる新しい図鑑です。
写真を中心に図解でわかりやすく紹介しながら、生活と深海とのつながりや地球科学全体への理解を深めることのできる、子ども向けの深海入門書となっています。
深海という環境、深海生物、地形や探査技術について、知識だけでなく未だ解明されていない謎やふしぎをまるごと学べる一冊です。
超先鋭研究開発部門の海洋生物学者である渡部裕美さんといっしょに深海の世界をのぞいてみましょう!
■目次
1章 深海の世界を知りたい!―深海の絶景と環境―
ドラゴンチムニー/ガラパゴスハオリムシ/蛇紋岩湧水/地球上で魚が棲む、最も深いところ/幻のブルースモーカー/世界一高い山は深海に?/日本海溝の割れ目/深海で出会った犬/太陽の光が届かなくなる―中深層/海底が生まれる場所―海嶺/海底が飲み込まれる場所―海溝/静かな深海底―深海平原/深海の温泉―熱水噴出孔/世界の海に眠る「燃える氷」―メタンハイドレート/泥でも火山でもない―泥火山/魚だけじゃない多様な生き物たちの棲家―海山/天然のアスファルトが湧き出る海底/クジラの遺骸で生きのびるゾンビワーム…
2章 深海に行ってみたい! やってみたい!―深海でできること―
深海調査の0地点 チャレンジャー号航海/音で深海底の姿を知る/有人深海調査の歴史/有人潜水船のパイロットになるには/有人深海調査を支える人たち/有人潜水船で超深海へ/採ってきた深海生物を育てる/深海生物を捕まえる網たち トロールやプランクトンネットなど/生物を採らない調査方法・深海カメラ/海水を調べる ロゼット採水器とセンサー/海底の泥をとるマルチプルコアラー/海底を掘るドリル 生命の限界を探る探査/似て非なる宇宙と深海 海底ステーションとは/標本で形を調べる/遺伝子を調べる/化学分析で調べる/自由研究 深海魚釣り/自由研究 深海生物を観察する…
3章 だれも知らない深海のいま―地球のヒミツは深海にあり―
すでに捕まえられている「新種」もたくさんいる!?/深海にもいる絶滅危惧種/深海底は資源の宝庫 石油、ガス、レアアース…/これもプラスチック? 海底で見つかる多様な海洋ゴミ/深海底まで届く音がある 深海の「音汚染」とは?/深海でも起こる 温暖化による生物の大量絶滅/長生きな深海生物 数千年も生きているものも!?/深海に眠る生物資源/生命の起源を明らかにするための実験室…
コラムなど
深海はどのくらい近くて、どのくらい遠いか/深海の地形見取り図/深海を知るための10のキーワード/陸上で観た深海の絶景/生物を捕まえなくても研究できるのか?/深海観光/深海に出会える世界の博物館・水族館・研究施設…
書名:行ってみたくなる深海の図鑑
著者:渡部裕美
発売日:2023年9月13日(水)
定価:1,540円(本体1,400円+税)
判型:四六判/オールカラー
頁数:144頁
デザイン:カバー…辻中浩一(ウフ)、本文…白石友祐・五十嵐直樹・松林環美(ダイアートプランニング)
ISBN:978-4-04-113751-2
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」書誌詳細ページ
https://yomeruba.com/product/picturebook/322302000977.html
■著者略歴
渡部裕美(わたなべ ひろみ)
1977年東京都生まれ。千葉大学理学部地球科学科卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。日本科学未来館でサイエンスコミュニケーターを務めた後、日本学術振興会特別研究員として国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)に赴任。2009年から職員として有人潜水調査船「しんかい6500」や無人探査機を用いた深海研究に携わる。現在は同機構の超先鋭研究開発部門にて海洋生物の研究に携わる。
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