7月の角川新書は実態が糊塗され、捻じ曲げられてきた問題を糺し、事実を伝え、現実を掴むのに資する作品が揃い立つ! 不可解なルール改正『歪められる食の安全』、事実を記した金字塔『特攻基地 知覧』の計2作品
このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計2作品を7月10日(木)に発売いたします。
「食の安全」を追い続ける元農水大臣による渾身のレポートを紹介する『歪められる食の安全』(山田正彦)、知られざる特攻作戦の実情を照らす『特攻基地 知覧』(高木俊朗)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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『歪められる食の安全』山田正彦 『特攻基地 知覧』高木俊朗 |
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】

『歪められる食の安全』
食品表示のルールが大きく転換している。「遺伝子組み換えでない」や「無添加」の表示が事実上できなくなるなど、原材料を覆い隠す方向に変更されているのだ。そのなかで私たちは希望の食品をどうやって選べばいいのか。日本の食を見続けてきた元農水大臣による緊急刊行。
[著者プロフィール] 山田正彦(やまだ・まさひこ)
1942年、長崎県生まれ。弁護士。早稲田大学法学部卒業。司法試験に合格後、故郷で牧場を開く。オイルショックにより牧場経営を終え、弁護士に専念。その後、衆議院議員に立候補し、4度目で当選。2010年6月、農林水産大臣に就任。現在は、弁護士の業務に加え、種子法廃止および種苗法改定の問題点を明らかにすべく現地調査を実施し、国内外で講演なども行っている。「全国オーガニック給食フォーラム」や「令和の百姓一揆」を考案したり、映画「タネは誰のもの」(20年)、「食の安全を守る人々」(21年)のプロデューサーを務めるなど、豊富なアイディアを形にしながら、日本の農業を守り食料自給率を高めることを目指して活動している。著書に『売り渡される食の安全』(角川新書)、『子どもを壊す食の闇』(河出新書)、『タネはどうなる⁉ 種子法廃止と種苗法改定を検証』(サイゾー)など多数。
定価:1,078円 (本体980円+税) / 頁数:272ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322202001251/

『特攻基地 知覧』
頻発する故障と事故、生還者に強いられた無謀な出撃、将官たちの無責任、女性たちが生きた過酷な占領期……声なき声を拾い、知られざる内幕を照らす戦争ノンフィクションの白眉、写真と新規解説を増補した新版。
文庫版解説(本書に再録)・入江徳郎
新書版解説・大木 毅
※本書は、1965年9月に『知覧』として発表され、73年7月に角川文庫化された作品を新書化したものです。
[著者プロフィール] 高木俊朗(たかぎ・としろう)
1908年、東京生まれ。ノンフィクション作家・映画監督。早稲田大学政治経済学部卒業後、松竹に入社。陸軍報道班員として中国大陸からマレーシア、インドネシアなどを巡り、大戦末期には鹿児島の知覧の基地で航空隊員たちと共に過ごす。戦後、自らの従軍体験をもとに鋭い視点で戦争の内実を描く作
品を多数発表した。75年、『陸軍特別攻撃隊』(全3巻、文藝春秋)で菊池寛賞を受賞。その他の著書に、『インパール』『抗命 インパール2』『全滅・憤死 インパール3』(いずれも文藝春秋)など。98年没。
定価:1,430円 (本体1,300円+税) / 頁数:424ページ
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