宮部みゆき『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』文庫化記念! 電子書籍を一挙解禁!
「多くの読者の皆様に、より手軽に拙作を楽しんでいただくために」(宮部みゆき)「三島屋変調百物語」シリーズ、『黒武御神火御殿』『魂手形』『よって件のごとし』『青瓜不動』各好評配信中!!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、宮部みゆき氏のライフワークでもある江戸怪談「三島屋変調百物語」シリーズ4作品の電子書籍を、2025年6月17日(火)より配信開始しました。

「三島屋変調百物語」は、宮部氏がライフワークとして2006年より書き続けている江戸怪談の中短篇シリーズであり、NHK BSプレミアムでドラマ化もされました。2025年6月17日(火)に文庫最新刊である『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』が発売となり、それを記念して、6~9作目までの「三島屋変調百物語」シリーズ4作品の電子書籍版の配信をスタートいたしました。
これまで宮部氏の作品の電子書籍のシリーズ一挙配信はほとんど行われていませんが、宮部氏自身が「初心に還ってずっとやっていけるシリーズ」と語る本作は、まだまだシリーズが続いていくことから、「多くの読者の皆様に、より手軽に拙作を楽しんでいただくために」(宮部氏)電子版をお届けする運びとなりました。
1~5作目までは、すでに電子書籍を配信済み。文庫最新刊までが配信されたこの機会に、是非宮部みゆき氏の真骨頂ともいえる江戸怪談シリーズをお楽しみください。
実施概要
●配信作品:『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』『魂手形 三島屋変調百物語七之続』『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』
●配信開始日:2025年6月17日(火)~
●配信書店:主要電子書店にて配信
内容紹介

『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』
文字は怖いものだよ。遊びに使っちゃいけない――。江戸は神田にある袋物屋〈三島屋〉は、一風変わった百物語を続けている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪“おちか”の嫁入りによって、役目は甘い物好きの次男・富次郎に引き継がれた。三島屋に持ち込まれた謎めいた半天をきっかけに語られたのは、人々を吸い寄せる怪しい屋敷の話だった。読む者の心をとらえて放さない、宮部みゆき流江戸怪談、新章スタート。

『魂手形 三島屋変調百物語七之続』
百物語なんかしていると、この世の業を集めますよ――。江戸は神田の袋物屋・三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に、聞き手も一人。主人の次男・富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるという――。三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。

『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』
江戸は神田の袋物屋・三島屋は風変わりな百物語で知られている。語り手一人に聞き手も一人。話はけっして外には漏らさない。聞き手を務める小旦那の富次郎は、従妹であるおちかのお産に備え、百物語をしばらく休むことに決めた。休止前最後に語り手となったのは、不可思議な様子の夫婦。語られたのは、かつて村を食い尽くした〈ひとでなし〉という化け物の話だった。どこから読んでも面白い! 宮部みゆき流の江戸怪談。

『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』
洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ>>
「三島屋変調百物語」シリーズとは
江戸で人気の袋物屋・三島屋で行われている〈変わり百物語〉。「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」をルールに黒白の間と名付けられた座敷を訪れた客が、聞き手だけに胸にしまってきた怖い話や不思議な話を語っていく連作短編集。2006年から宮部みゆきが精力的に書き継いでいる時代小説シリーズであり、NHK BSプレミアムにて波瑠主演『おそろし 三島屋変調百物語』として連続ドラマ化もされた。累計発行部数300万部を突破する大人気シリーズ。※電子書籍を含む。
◆「三島屋変調百物語」シリーズ特設サイト
https://promo.kadokawa.co.jp/mishimaya/
文芸WEBマガジン「カドブン」では、単行本刊行時のインタビューやレビューが読めます!
『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』宮部みゆき氏インタビュー
https://kadobun.jp/feature/interview/entry-73928.html
『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』朝宮運河氏レビュー
https://kadobun.jp/reviews/review/entry-46464.html
『魂手形 三島屋変調百物語七之続』宮部みゆき氏インタビュー
https://kadobun.jp/feature/interview/b5p5jcxb1i0c.html
『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』タカザワケンジ氏レビュー
https://kadobun.jp/reviews/review/4esf0q1pe4g0.html
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著者略歴

宮部みゆき(みやべ みゆき)
1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。
『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草紙』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。
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