『透明なルール』(著:佐藤いつ子)が、10代へ贈る新たな文学賞「未来屋アオハル文学賞」入賞!
最新作『わたしのbe 書くたび、生まれる』は、2025年9月26日(金)に発売決定!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野 剛)が発行する佐藤いつ子氏の小説『透明なルール』が、10代へ贈る新たな文学賞「未来屋アオハル文学賞」4位に入賞いたしました。

●「未来屋アオハル文学賞」について
未来を担う10代の中高生に向けて、児童書の専門知識と読書推進に関する研修を受けた未来屋書店の児童書アドバイザーが、「10代に今、読んでほしい」と心から推薦する書籍を選定し、決定する文学賞です。
●『透明なルール』について
2024年4月の発売直後から小学生新聞など多数のメディアに取り上げられ、2025年の中学入試では、物語文として最多の20校に採用!
本作は、「人にどう思われるか」を気にするあまり、本音を飲み込んでばかりの女子中学生が、自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ちむかっていく爽やかな物語。同調圧力の強いSNSでのコミュニケーションや、人との比較を前提とした現代の子どもたちの生きづらさを、繊細な筆致で描いています。
あさのあつこ氏の推薦を受けてデビューし、教育関係者からも注目を集める小説家・佐藤いつ子氏が、「同調圧力」「ブラック校則」「不登校」といった社会問題を織り込んで挑んだ、ヤングアダルト(YA)小説の新たな金字塔です。
【あらすじ】
中学2年生の優希は、クラス替えでたまたま「1軍」のグループに入れたものの、本当の自分を隠して生きている。成績が悪いフリをするし、オタクなところは絶対にバレたくない。クラスメイトの投稿に「いいね」をつけるかどうかも悩む。そして家でも、ひとり親の父に、生理用品を買ってと言えない……。
「周りからどう思われるか」を気にして空気を読むあまり、生きづらさを感じる優希が、不登校ぎみの転校生やマイペースなクラス委員との心の交流を通じて、自分を縛る<透明なルール>に気づき、立ち向かっていく。
教室の雰囲気やSNSの同調圧力に息苦しさを感じる全ての人に、勇気をもたらす爽やかな物語。

【書誌情報】
『透明なルール』
著者:佐藤いつ子
表紙イラスト:赤
発売日:2024年4月24日(水)
定価:1,650円(1,500円+税)
仕様:四六変形判/224P
ISBN:978-4-04-114541-8
発行:株式会社KADOKAWA
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https://yomeruba.com/hiroba/reading/toumeinaruru/entry-16412.html
●読者の感想

●大注目の最新作『わたしのbe 書くたび、生まれる』が、2025年9月26日(金)に発売決定!
朝日中高生新聞で2025年4月から連載中の小説を、単行本として刊行します。
『透明なルール』では、社会を取り巻く「同調圧力」について問題提起を投げかけ、子どもだけでなく大人からも共感を集めた佐藤氏が次なるテーマとして選んだのは「ルッキズム」。ぜひご一読ください。

【あらすじ】
容姿に自信がない高校1年生の文香は、高校デビューを夢見つつも、自分を変えるきっかけがつかめず、消去法で書道部に所属している。そこで出会ったのは、ひときわ目を引くイケメン・佑京。心惹かれる文香だが、学年一の美女・蘭がアプローチしていると知り、「自分なんて」と恋心を封印してしまう。
しかし、書と真剣に向き合う佑京の姿に心を打たれた文香は、やがて書道そのものに魅せられ、「美しい字を書く」楽しさにのめり込んでいく。文化祭での書道パフォーマンスの大役を担うことになり、仲間とともに練習を重ねるが、ある出来事をきっかけに佑京の秘密が明かされ、部の空気は一変。佑京は心を閉ざし、書道部は空中分解の危機に。迎えた文化祭、果たしてパフォーマンスは成功するのか。そして文香は、自分なりの「美」にたどり着けるのか──。
ルッキズムに悩む人、打ち込めることを探しているすべての人に贈る、熱くまばゆい物語!
【書誌情報】
『わたしのbe 書くたび、生まれる』
著者:佐藤いつ子
表紙イラスト:加藤宗一郎
発売予定日:2025年9月26日(金)
定価:1,760円(本体1,600円+税)
仕様:四六判上製/224P
ISBN:978-4-04-116533-1
発行:株式会社KADOKAWA
●著者略歴
佐藤いつ子(さとう いつこ)
青山学院大学文学部卒業。IT企業勤務後、創作活動開始。
『フリマでゲット!』で第30回日産童話と絵本のグランプリで優秀賞受賞。
既刊に『駅伝ランナー』全三巻(角川文庫)、『キャプテンマークと銭湯と』『ソノリティ はじまりのうた』(KADOKAWA)、『変身ー消えた少女と昆虫標本ー』(文研出版)など。横浜市在住。
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