メルケル元ドイツ首相の来日インタビューを全文公開
同氏の回顧録『自由』、続々重版中
2025年5月27日の「NIKKEI LIVE」で行われたトークイベント「戦後80年、崩れる世界秩序 メルケル氏に聞く『自由』の行方」の内容を、株式会社KADOKAWA(東京都千代田区)が運営するWEBマガジン「カドブン」にて翻訳・公開しました。

●メルケル元ドイツ首相の回顧録『自由』紹介
推薦コメント

上巻目次
プロローグ
第1部 「首相として生まれてきたのではない」 1954年7月17日から1989年11月9日
◆幸せな子ども時代
クヴィッツォウ ヴァルトホーフ 純然たる恐怖 ゲーテ学校 夏休み プラハの春 ヘルマン・マテルン学校
◆遠くへ
物理学 のんきさ 響きと奇跡 卒業 イルメナウ
◆DDR科学アカデミーにて
速度定数 FDJとマルクス・レーニン主義 マリーエン通り テンプリナー通り 国際交流 広がる距離感 住宅所有者 西への旅行
第2部 民主主義の始まり 1989年11月10日から1990年12月2日
◆統一と正義と自由
複雑な気持ち 政治への第一歩 特別な選挙運動 摩擦と衝突 外交の勝利
◆自立
ポケットに秘めた拳 直接候補
第3部 自由と責任 1990年12月3日から2005年11月21日
◆東の復興
聖木曜日 骨折 隣人 市民との対話 華やかな風景! 華やかな風景? 攻撃と暴力への抵抗
◆男女平等
フェミニスト? 首の痛み
◆持続可能性
エネルギー合意にはいたらず 外交政治 生き残りの代償
◆なぜCDUなのか?
党首 苦難、もしくは権威をめぐる闘争 議員団団長 突然の再選挙 村の教会
第4部 ドイツへの奉仕 (1) 2005年11月22日から2015年9月4日
◆最初の女性
2005年11月22日火曜日 パリ・ブリュッセル・ロンドン・ベル
リン・デュッセルドルフ・ハンブルク もっと自由を 針路の設定 ワルシャワ 欧州理事会 「みんな、どこへ、どこへ行った?」
◆夏のメルヘン
新しいスタイル 第3位
◆ビーチでおもてなし
ジョージ・W・ブッシュと昼食 8人での協議 ウラジーミル・プーチンを待つ
下巻 目次
第4部 ドイツへの奉仕(1) 2005年11月22日から2015年9月4日 上巻より承前
◆世界金融危機
アルミーダとIKB 世界的な混乱 預金者への保証 救済 雇用 G20
◆ユーロ危機
望ましい連立 ソルヴェイ図書館 イタケーへの道 ユーロの失敗は欧州の失敗を意味する 「バズーカ」を求めて 紙一重
◆ウクライナとジョージアのNATO加盟をめぐって
ウクライナ侵攻 ブカレストでのNATO首脳会議
◆ウクライナの和平と自決
東方パートナーシップ 広場(マイダン)での抗議運動 クリミア併合 ノルマンディー・フォーマット ポロシェンコ大統領の和平計画 ミンスクでの17時間におよぶ交渉 冷戦の気配
◆「私たちならできる」
ヨーロッパの門前で 夏季記者会見 決断
第5部 ドイツへの奉仕(2) 2015年9月5日から2021年12月8日
◆友好的な表情
「それは私の国ではない」 解決策を求めて ドイツ国内でのイスラム原理主義テロ 不信と信頼 もう一度出馬するか?
◆つながり合う世界ーーリーフノット
地球儀と地図と寛容 イギリスのEU離脱 新たな同盟 自由貿易協定 パリ協定 アフリカとのパートナーシップ 世界大国、インドと中国 ドナルド・トランプ G20ハンブルク・サミット
◆環境問題とエネルギー
悪夢とその結論 天然ガス 予防原則
◆ドイツ連邦軍の派遣
アフガニスタン リビア 兵役義務 西バルカン
◆イスラエル
アデナウアーの足跡を辿って 国是
◆カイロス
「退場のとき」 CDU党首を退任
◆パンデミック
民主主義に対する挑戦 期待と失望 ヨーロッパが迎えた試練 新しい領域 コロナ禍における世界政治 退任式典
エピローグ
謝辞 編集後記 人名一覧 Photo Credits 略語一覧
●書誌情報

タイトル:自由 上・下
著:アンゲラ・メルケル
訳:長谷川 圭 柴田 さとみ
発売日:2025年5月28日 ※電子版同日発売
発行:株式会社KADOKAWA
本文頁数:上巻400頁 下巻392頁
仕様:四六判上製単行本
定価:各2,750円 (本体2,500円+税)
書誌ページ:
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