KADOKAWA DREAMS 新体制発表 ── 川崎から世界へ、挑戦者として再出発

2020年、D.LEAGUE参画チームとして誕生したKADOKAWA DREAMSは、2025年に新たな体制へと進化します。
世界でも類を見ないプロダンスリーグ「D.LEAGUE」において、私たちはいち早く「地域とダンスのつながり」に着目し、本拠地を川崎に定めました。
「温故知新」「不易流行」「川崎から世界へ」――数々の想いを胸に挑み続けた結果、原石と呼ばれたチームはD.LEAGUE 22-23 SEASON・23-24 SEASONの2シーズンで史上初のチャンピオンシップ連覇を達成。さらに世界大会(UDO Streetdance World Championship)では 世界第3位 という実績を残すまでに成長しました。
1人のダンサーに熱狂し応援する「ファン」という新しい文化を生み出し、その熱い声援に地域の後押しも加わり、私たちはここまで歩んできました。
そして今、新たな価値を創造し、次のステージへ挑む準備を進めています。
「KADOKAWA DREAMS Association」発足
2025年、KADOKAWA DREAMSは新たな進化を遂げ、「KADOKAWA DREAMS Association」 として生まれ変わります。
これまで私たちは「D.LEAGUEで戦うこと」を唯一の目的にチームを編成してまいりましたが、今後はより多角的な活動を視野に入れ、全5チームを傘下に抱える組織体制へと拡大いたします。
「D1」
D.LEAGUE登録選手。年俸契約を結ぶプロフェッショナルダンサー。
「D2」
D1契約を目指す選手。年俸契約を結ぶプロフェッショナルダンサー。
※従来の「B契約選手」と同じ立ち位置。
「AVANCE」
KADOKAWA DREAMSの中でも突出した才能を発揮し、国内外や多様な分野で活躍する選手。
エージェント契約を結ぶプロフェッショナルダンサー。
「FW」
D.LEAGUEの枠を超え、さらに広いエンタテインメントの世界での活躍を目指す選手。年俸契約を結ぶプロフェッショナルダンサー。
「M」
ダンスにとどまらず、幅広いジャンルで活動する選手が所属。
エージェント契約を結ぶプロフェッショナルプレイヤー。
以上5つのチームで編成されます。
これまでのKADOKAWA DREAMSの挑戦と成長を踏まえ、25-26SEASONからの新体制では、
各チームの役割や方向性を明確化し、より多角的な活動を目指すことになりました。
ここからは、昨シーズンまでD.LEAGUEのディレクターを務め、現在はKADOKAWA DREAMSのエグゼクティブプロデューサーに就任した KEITA TANAKA より解説します。
「チーム編成の理由」「何が変わったのか」「その理由」
どうしてこのような体制になったのか。
D.LEAGUEでは、チーム同士がリーグ戦で勝敗を競い合うという、これまでになかった仕組みによって、新たな熱狂や感動が生まれました。その舞台を目指して多くの若き才能が挑戦を続け、確実に成長してきたと考えています。
「D1」「D2」チームは、よりリーグに集中できる環境を整え、昨年度準優勝で終えたチャンピオンシップを必ず奪還しに行きます。
ただ、ダンスの力は凄まじく、それだけに収まりきるものではありません。歴史的にも、ダンスは音楽と寄り添いながら素晴らしい文化として成長してきました。そこに関わる想いや人の在り方も実に様々です。私たちもまた、戦いだけが全てだとは思っていません。
大きな価値観や文化、人と人のつながり、そして国境や世代をも軽く飛び越えてしまう力。そんなダンスの魅力を、もっともっと伝えていきたい。D.LEAGUEを経験した今だからこそ、次のステップに進むことができるはずです。
「FW」「M」の2つのチームは、新しく誕生した概念です。D.LEAGUEに出場せずとも、プロとして年俸契約などを継続しながら、その経験や才能を遺憾なく発揮できる体制が整いました。D.LEAGUEを経験しスーパースターとなったメンバーが、今度は別の角度からエンタテインメントを盛り上げていきます。
また、次世代を担うユースやジュニアユースのメンバーにも、多くの才能あふれる人材が育っています。しかし「勝負の世界だけ」を目標にしてしまえば、その才能を100%開花させられるかと言えば答えはNOです。だからこそ、私たちはその才能あふれる次世代が目指す大きな背中として、多くの分野・ジャンル・可能性に挑戦し続ける必要があります。
みんな違ってみんな良い
これまでのKADOKAWA DREAMSは、スポーツ組織のようにトップチームを頂点としてジュニアチームへと繋がる、縦に伸びるピラミッド型を目指してまいりました。
しかし、ダンスやエンターテインメントの魅力は、技術だけに裏打ちされるものではありません。それぞれの個性や解釈の違いが、大きな魅力を生み出します。
日々移り変わり成長するこの世界で、勝敗以外の受け皿を作ることで、私たちは「みんな違ってみんな良い」という新しい価値観をチームとして提示することができます。
その結果、縦に伸びるピラミッドを維持しながらも、横へ広がる“街”のような形が実現できます。
所属するチームは存在しますが、メンバーは非常に流動的に動きます。Dリーグで戦う日もあれば、世界のどこかで満員のスタジアムを揺らす日もあり、地球の裏側で子供たちと触れ合うこともあれば、知る人ぞ知るスペースでセッションを行うこともあります。
それぞれの才能が、それぞれの意思で活躍する場所を選べる――そんな形を、私たちは理想としています。
掲げるサイン
全てのチームは、**「KADOKAWA DREAMS Association」**という大きなチームの名のもと、同じスローガンとミッションを掲げています。
スローガン:継承、発展、創造
ミッション:ダンスを含むエンタテインメントの持続可能性への挑戦
ダンスを含むエンタテインメントの可能性や意義を一歩前に進めること。
ダンスを志す数多くのプレイヤーたちが、その夢を叶えるべく切磋琢磨するこの世界を、1歩でも2歩でも前進させ、新たな景色を創造すること――それが私たちの使命です。
ダンスの持つ大いなる魅力を、もっともっと伝えたい。
その想いを叶えるために、「これまで」と「今」と「これから」を繋ぎ、
KADOKAWA DREAMS Associationは走り続けます。
各契約選手の詳細
◎D1契約選手
略称:D1
定義:D.LEAGUEと本契約をする選手
活動内容:D.LEAGUEシーズンを戦うこと
契約形態:プロ契約、マネジメント契約
目標:D.LEAGUE優勝














◎ D2契約選手
略称:D2
定義:D1契約を目指す次世代の選手
活動内容:D1選手と同じ環境でリハーサルを重ね、SP出場を目指す
契約形態:プロ契約、マネジメント契約
目標:D1昇格、D.LEAGUE優勝



◎AVANCE契約選手
略称:AVANCE
定義:全ての契約の中で最上位に位置する
活動内容:ダンサーという枠組みを超え、エンタテイナーとして世界進出
契約形態:プロ契約、エージェント契約
目標:新しい夢の創造


◎FW契約選手
略称:公募予定
定義:D.LEAGUEを主目的としない、新しいもう1つのKADOKAWA DREAMS
活動内容:様々なアーティストとのコラボレーションやイベントの企画・制作・出演、ワークショップやレギュラーレッスンでの次世代育成、さらに映像や楽曲制作、配信事業に至るまで、多岐にわたる活動を行います。
契約形態:プロ契約、マネジメント契約
目標:様々な価値創造、「みんな違ってみんな良い」








◎M契約選手
略称:公募予定
定義:ダンスだけに留まらないパフォーマンス集団
活動内容:AVANCEと同じように、ダンスという概念を超えた活動
契約形態:プロ契約、エージェント契約
目標:MOBのMを頭文字として、他ジャンルのクリエイターが集まることで可能になる化学反応を起こすこと

◎エグゼクティブプロデューサー

KADOKAWA DREAMS
日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参戦中のKADOKAWA DREAMSは、
2025年より新体制「KADOKAWA DREAMS Association」として活動。
24-25 SEASON限りでDリーグディレクターを退任し、KADOKAWA DREAMSエグゼクティブプロデューサーに就任した KEITA TANAKA を筆頭に、D.LEAGUEでの挑戦だけでなく、世界やさまざまな分野での活動にも挑む体制を整えています。さらに、選手兼任で HINATA.M が新ディレクターに就任し、王座奪還に挑みます。
今シーズンよりD.LEAGUEメンバーは、HINATA.M、KISA、KELO、颯希(SATSUKI)、Ryo、ASUHA、TSY、RAIZYU に加え、今季から FLAME、Yu、ANJU、KYARI、SOUTA、寧樹の6名が加入し、計14名で活動。
今年は挑戦者として、新たな高みを目指しつつ、ダンスの枠を超えた多様な表現や活動にも挑戦します。
Twitter/ Instagram/ TikTok :@kadokawa_dreams
【KADOKAWA DREAMS公式HP】
https://kadokawa-dreams.com/
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