声優・花守ゆみり氏と作家・岬鷺宮氏による小説『『余命』n年』刊行決定! カバーイラストは山口つばさ氏が担当!!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)では声優・花守ゆみり氏と作家・岬鷺宮氏による小説『『余命』n年』をメディアワークス文庫より12月25日(木)に刊行いたします。

小説『『余命』n年』は声優・花守ゆみり氏がプロット・原案を務め、その世界観を作家・岬鷺宮氏が表現。永遠に死ぬことのない不死者と、限りある命を生きる定命者の恋物語です。
カバーイラストはコミックス『ブルーピリオド』(講談社刊)などを手掛ける漫画家・山口つばさ氏が担当。流麗かつ精緻な筆致で、本作の世界観を描き出しています。
この豪華すぎるコラボにぜひご期待ください。
書籍情報
『『余命』n年』
<あらすじ>
海辺の学校に転校した有明。彼女は神秘的な雰囲気の少年、ハルキと出会う。絵のモデルを通じ、距離を縮める二人。だが、彼らはまだ知らなかった。二人の間には途方もない距離が、永遠の隔たりがあることを。
著者:岬 鷺宮
原案:花守ゆみり
イラスト:山口つばさ
発売:2025年12⽉25⽇(木)
定価:定価891円(本体810円+税)
ISBN:978-4-04-916843-3
レーベル:メディアワークス文庫
形態:文庫
原案:花守ゆみり氏コメント&プロフィール
「一緒にお話しを書こう!」
と、お酒片手に。それはもう嬉しそうに言ってくださったのを今でも覚えています。ふふふ。
その時期は、ちょうど自分が声優という職に就いてから10年を越したあたりで。
何か自分が好きな、新しいことをしよう!と思って、記念のドラマCDの脚本を自分で書いてみようと思い立った頃だったんです。
物語好きの端くれとして、何度か自分のための文章は書いたことがあったのですが、誰かに自分の価値観や心の感じ方を伝えるために文字で著す、ということは初めてで。
夜遅くまでやっている喫茶店でコーヒーを啜りながら、ああでもないこうでもない、とやるのが新鮮で。とても苦しくて、楽しかったんです。
そんな時に、一緒にお話しを書こうなんて言ってもらえたものですから。
『ナイスタイミングにも程がある!!!』と衝撃が走ったわけです。
そこから二人や三人で、人生の中で何に魅力を感じるか、人間の感情の中で一番好きな色は? 今まで人生の中で一番心を掻き乱された事件は? なんて色んなことを話していくうちに辿り着いたのが、本作だったりします。
そう。私はアンデルセンの人魚姫が、大大大好きなんだ。
先生、私のわがままたくさん聞いてくれてありがとう!
先生の描く、宝石の糸みたいに繊細な文章が大好きです。また一緒に書きましょう!
編集さん、そして我がマネージャーさんには大変、大変お世話になりました。
おかげさまで、自分達の「好き!」をたくさん詰め込んだきらっきらの宝本になったと思います。
読んでくださった誰かの心臓に刺さって、抜けない一冊になりますように。
花守ゆみり

花守ゆみり(はなもりゆみり)
9月29日生まれ、神奈川県出身。tomorrow jam所属。主な出演作に「ゆるキャン△」(各務原なでしこ役)、「地獄楽」(山田浅ェ門佐切役)、「キャッツ♡アイ」(来生愛役)など。
著者:岬 鷺宮氏コメント&プロフィール
「この人は、物語を作りたいに違いない」
もう何年も前。
花守さんのお芝居を聞きながら、そう確信したことをよく覚えています。
当時、僕らはとある作品でお仕事をご一緒していました。
その中で、僕は彼女のお芝居に感動。
感じた魅力を小説技法で再現できないかと、過去出演作の研究をしていました。
そんなある日、某アニメのお芝居を繰り返し聞きながら、冒頭のように思ったのです。
振り返ってみれば、あれが今回の共同制作の第一歩だったのかもしれません。
その後、不思議な縁で友人同士になり、一緒に作品を作ろうと作業を始め。
今度は花守さんの「作家としての才能」にも驚くことになりました。
まさかこんなにも、魅力的な物語を生み出すことができるなんて。
正確に言えば、その能力の一部は「才能」ともまた違いました。
そのままでプロとしても十分以上に通用する「実力」を、花守さんは既に持っていたのです。
結果として作品が出来上がった今、なんだか不思議な気分でいます。
確かにこれは、花守さんの物語である。
僕一人では到底たどり着けない景色を、描くことができました。
けれど同時に、これは紛れもなく僕自身の作品でもあります。
自分の頭の中にあるものを、願ったとおりに形にできたときの達成感がある。
だからそう、「『余命』n年」は、
花守さんのファンである皆さんにも。
僕の作品を追ってきてくれた皆さんにも。
あらすじやカバーで興味を持ってくださった皆さんにも、
是非読んでいただきたい一作になりました。
有明とハルキ、二人が描く物語を、どうぞ見届けてあげてください。

岬 鷺宮(みさき さぎのみや)
小説家。繊細な心理描写によって、青春小説を多く手がける。代表作は電撃文庫『三角の距離は限りないゼロ』『あした、裸足でこい。』など。
メディアワークス文庫とは
2009年12月創刊の文庫レーベル。エンターテインメント・ノベルとしてこれまで恋愛、ミステリー、歴史など、1,000作以上ものさまざまなジャンルの小説を刊行。
創刊から現在まで、シリーズ累計700万部の『ビブリア古書堂の事件手帖』、シリーズ累計230万部の『神様の御用人』などの人気シリーズをはじめ、『ちょっと今から仕事やめてくる』『君は月夜に光り輝く』『今夜、世界からこの恋が消えても』など多くの作品の実写映画化やドラマ化、『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』コミカライズなど、ヒット作の多岐にわたるメディアミックス展開で、国内のみならず海外でも広く注目を集めております。毎月25日頃発売。
関連情報
■メディアワークス文庫公式サイト:https://mwbunko.com/
■メディアワークス文庫公式X(Twitter):https://twitter.com/mwbunko
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