養老孟司氏と内田樹氏の対談本が刊行へ!――二人の思想家が日本人と日本社会を語り尽くした、両氏にとって19年振りとなる対談本『日本人が立ち返る場所』2026年1月21日(水)発売
――政治の歪みから、教育、言葉、芸術、病気と死まで縦横無尽に展開――
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2026年1月21日(水)に、460万部を超えるベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)などの著者である解剖学者の養老孟司氏と、思想家として言論の世界で活躍する内田樹氏の対談本『日本人が立ち返る場所』を発売します。

日本人と日本社会のあり方を観察し続けてきた二人の思想家が、長い年月で培った経験値と教養を発揮しながら行った本音トークを収録。政治の歪みと陰謀論、教育と子育て、言葉と身体性、中国と日本、自然と人間、病気や死との向き合い方まで縦横無尽に語り尽くした類を見ない教養書です。読者にとって、激動の令和ニッポンを生き抜く指針が満載です。
◎政治と共感の関わり~SNSの言葉は人からの借り物ばかり
◎子育てを“アウトソーシング”する親と子供の身体知
◎斉一化されない土地ごとの固有性こそが日本文化の基本
◎病気との向き合い方、ソフトランディングな死の迎え方



【内容について】
本書を読むとわかりますけれど、僕が対談のとき「合切袋」から取り出してくるのは、小説、映画、音楽などなどなどなどまことに雑多な素材ですが、どれも「いつか何かの役に立つかもしれない」と思って記憶の貯蔵庫にためこんでいたものです。それを養老先生とお話をしているうちに「そういえば、こんな話を思い出しました」と言って開陳することになります。
この「そういえば、こんな話を思い出した(That reminds me of a story)」というのも、とても重要な知性の働きだと思います。――「はじめに」(内田樹)より
目次
第一章 情念と政治
第二章 陰謀論の時代をどう生きるか? ~求められる「感情教育」
第三章 居心地の悪い社会 ~子どもの自殺を考える
第四章 言葉の身体性
第五章 自然に学び、日本人が立ち返る場所を考える
第六章 死に直面して考えたこと
【書誌情報】
書名:日本人が立ち返る場所
著者:養老孟司、内田樹
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2026年1月21日(水)
判型:四六判
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-04-607552-9
発行:株式会社KADOKAWA
【著者略歴】
養老孟司(ようろう・たけし)
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。2003年、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は460万部を超えるベストセラーに。大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている。その他の著書に『唯脳論』(ちくま学芸文庫)、『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、『解剖学教室へようこそ』(ちくま文庫)、小堀鷗一郎氏との共著『死を受け入れること』(祥伝社黄金文庫)、宮崎駿氏との共著『虫眼とアニ眼』(新潮文庫)など著書、共著書多数。
内田樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。主著に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『レヴィナスと愛の現象学』(文春文庫)、『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)、『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)など。2007年、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、10年、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010を受賞。11年、言論活動で第3回伊丹十三賞を受賞。近著に『知性について』(光文社)、『老いのレッスン』(大和書房)、『日本型コミューン主義の擁護と顕彰』(ケイアンドケイプレス)など。神戸市で武道と哲学研究のための道場・合気道凱風館を主宰。
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