ノーベル文学賞発表間近! 有力候補者の来日に合わせ代表作を初邦訳
「人新世」時代の新しい世界文学――『銃ノ島』9月30日発売!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、2026年9月30日(水)に『銃ノ島(原題:Gun Island)』(税込2,970円)を刊行します。いよいよ10月8日(木)(日本時間同日夜)に発表されるノーベル文学賞、その有力候補として名高いインド文学を代表する作家アミタヴ・ゴーシュ氏の来日に合わせ、代表作を初邦訳。これを記念して、トークイベントの開催も決定しました。

10月8日(木)(日本時間同日夜)に発表されるノーベル文学賞の有力候補として中国の残雪、カナダのマーガレット・アトウッド、そして村上春樹らとともに注目を集めているのが、インド現代文学を代表する作家アミタヴ・ゴーシュです。
その来日にあわせ、代表作であるGun Islandが初邦訳されます(邦題:銃ノ島)。作家でありながら人類学の研究者として、現代社会をみつめてきた氏は、気候変動や難民問題といったグローバル世界の激変を描き出す、「人新世」時代の文学の可能性を提唱してきました。『銃ノ島』はそうした文学的挑戦の結実といえる作品です。
インド神話×SF×ポストコロニアル――まったく新しい世界文学の地平をぜひ目撃してください。
【来日&刊行記念トークイベント開催決定!】
《多言語と世界文学》
10/23(金)19:30~21:00
於 三鷹ユニテ(https://www.unite-books.com/)
登壇者:アミタヴ・ゴーシュ、都甲幸治(早稲田大学文学学術院教授)
詳細:https://www.unite-books.com/event
オンライン配信、アーカイヴあり
《文学は気候変動を描くことができるか》
10/28(水)19:30~21:30
於 下北沢 本屋B&B(https://bookandbeer.com/)
登壇者:アミタヴ・ゴーシュ、結城正美(青山学院大学教授)
詳細:(https://bookandbeer.com/event/bb20261028a/)
オンライン配信、アーカイヴあり

【内容紹介】
ブルックリンに住む古書商のディーンは、故郷のコルカタで「銃商人」の説話と出会い、世界最大級のマングローブ群生地シュンドルボンの寺院を訪れる。そこで語り継がれていたのは、17世紀に生きたひとりの男が、蛇の女神から逃れ「銃ノ島」へと辿り着く苦難の旅を描いたものだった。奇妙な運命にいざなわれながら、ディーンは銃商人の謎めいた足跡を辿り始める。過去と現在、伝説と現実が重なり合う中で、ディーンたちは世界を一変させる大きなうねりに巻き込まれていく――。現代インド文学を代表する世界文学作家が、激動の世界を背景に描き出す、あまりに哀切な〈出会い〉と〈喪失〉の物語。
【目次】
第一部 銃商人
カルカッタ
チンタ
ティプ
寺院
幻覚
ラニ
ブルックリン
山火事
ロサンゼルス
銃の島
第二部 ヴェネツィア
ゲットー
ラフィ
破局
友だち
夢
警告
高潮
渡り
風
ルカニア号
出会い
あらし
謝辞
訳者あとがき
【書誌情報】
書名:『銃ノ島』
著者:アミタヴ・ゴーシュ
訳者:岩堀兼一郎
発売日:2026年9月30日
価格:2,970円(本体2,700円+税)
ISBN:9784041177464
発行:株式会社KADOKAWA
Amazonページ:
https://www.amazon.co.jp/dp/4041177464
【著者プロフィール】
著者:アミタヴ・ゴーシュ(Amitav Ghosh)
1956年、インド・カルカッタ(現コルカタ)生まれ。作家・小説家。デリー大学で歴史学を学んだのち、エジプトでのフィールドワークを経てオックスフォード大学で博士号を取得(社会人類学)。1986年、『理性の円環』で小説家としてデビュー。88年『シャドウ・ラインズ 語られなかったインド』(井坂理穂訳、而立書房)で本国での評価を確立した。インドのヴァナキュラーな想像力と、グローバルヒストリー、気候変動といったテーマが交錯する世界を描き出す作風は、国際的にも高く評価されており、メディシス賞、アーサー・C・クラーク賞、朴景利文学賞などを受賞。2025年には、ハン・ガンやマーガレット・アトウッドなども名を連ねるオスロの「未来図書館プロジェクト」に12人目の作家として選出されると共に、同年のノーベル文学賞最有力候補とされた。
訳者:岩堀兼一郎(いわほり・けんいちろう)
1984年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了。訳書に、アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』(未知谷)がある。
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