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サティスファクトリー、99%再生材を使用したごみ袋「FUROSHIKI」を事業者向けに供給開始
企業向け廃棄物管理サービスおよび環境コンサルティングサービス等を提供する株式会社サティスファクトリー(本社:東京都中央区、代表取締役会長:小松武司)及びグループ企業(以下「サティスファクトリーグループ」)は、プラスチック資源の国内循環を実現する99%再生材ごみ袋「FUROSHIKI」(以下「本商品」)の供給を事業者向けに開始いたします。
■事業背景-リサイクル支援の発展
サティスファクトリーグループでは、廃棄物マネジメント事業の一環として廃棄物の適正処理及び削減をすべく、事業活動から発生する不用物のリサイクルを支援してまいりました。とりわけ廃プラスチックの需要は大きく、海外の輸入規制や相場に影響を受けない国内循環スキームを確立する必要がありました。
そこで、お客様から定期的に排出される使用済みプラスチックを回収して、再生材ごみ袋として還元するFUROSHIKIプロジェクトを企画し、2020年6月22日(月)より供給を開始いたします。
■市場環境-資源と資金を蝕むごみ袋
国内流通する、ごみ袋を含むポリエチレン袋の多くは輸入品です。これにより、年間58万トン※の新たなごみの発生と共に、1,353億円※の資金流出を招いています。
一方で、国内生産される再生材ごみ袋、リサイクル100%を謳うごみ袋の多くは、オフグレード材(未使用のプラスチック材、以下「OG品」)使用の美品(実質的に新品)です。OG品は、未使用の新品であっても所有権が移転することで中古品としてリサイクル材に生まれ変わります。捨てるために生産されるごみ袋が、新しい資源を浪費している実態を、事業者や消費者は知る由もありません。
資源が循環するものを当たり前に使う社会は目の前まで迫っています。これは、捨てるこ
とが当たり前であった消耗品も例外ではありません。
※財務省貿易統計より(2019年度全期、袋-エチレンの重合体製のもの、輸入値)
■活用方法-企業は成果数値で環境貢献を示すフェーズへ
企業経営には、経済性に加えて社会や環境に貢献する要素がますます強く期待されています。かつて国内では、CSR(社会的責任)としてボランティアや寄付など、活動自体を評
価する傾向にありました。しかし、近年では成果が言及されます。SDGs(持続可能な開発目標)の達成や、ESG(企業価値をはかる「環境」「社会」「ガバナンス」の要素)強化は喫緊の課題であります。
本商品は、使用量に応じて正しいCO2 排出削減量を算出することができます。ごみ袋を使うというごく自然な行為が、新しい企業価値を生む環境貢献活動すなわちサーキュラーエコノミーへ転換します。環境経済・環境経営・環境生活への参加にご活用ください。
「FUROSHIKI」の商品概要、その他詳細はこちら
→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000059921.html
2020/06/17 10:28