イオンディライト　WELL Health-Safety Ratingを新本社オフィスで初取得

イオンディライト株式会社

2021年8月19日 15時00分

イオンディライト株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長兼社長執行役員グループCEO：濵田和成、以下、「当社」）は、2021年8月16日、9月1日より東京都千代田区に開設する新本社オフィスにおいて、「WELL Health-Safety Rating」（以下、「WELL健康安全性評価」）を取得しました。今回の「WELL健康安全性評価」の取得を通じて蓄積した技術や知識を活かし、お客さまのさらなる安全・安心な施設環境づくりに貢献していきます。
◆イオンディライト株式会社　https://www.aeondelight.co.jp/

「WELL健康安全性評価」は、建物の環境・エネルギー性能と利用者の健康・快適性を評価する「WELL認証」の一つとして、新型コロナウイルス流行を機に策定された国際的な認証制度です。米国のInternational WELL Building Institute（IWBI）が運営し2021年7月末現在、全世界で12,000件、日本国内では約30件が認証取得しています。審査では対象施設の新型コロナウイルスへの感染症対策、緊急時に備えた準備、空気・水質管理などが問われています。

今回、認証を取得した新本社オフィスでは、空調機を一括管理し、CO2濃度に応じて換気量の自動調整などを行うオープンネットワークシステム※のほか、接触表面の抗菌・抗ウイルス化、センサーによる非接触化や滞留防止の仕組みなど、様々な感染予防対策を導入しました。そのほか、生体リズムにあわせた照明制御や人間工学に基づく執務チェアの採用など、従業員の健康面へも配慮するとともに、災害発生時に備えた電源や専用回路の構築といった、事業継続性担保のための対策も行っています。

当社は、「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」を経営理念に、日本・中国・アセアンにおいてファシリティマネジメント事業を展開しています。

2020年6月30日にイオン株式会社が制定した「イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル」を踏まえ、防疫対策を組み入れた「ファシリティマネジメントのニュースタンダード（新基準）」を構築し、接触感染防止や飛沫感染防止に向けた様々な防疫対策を実施してまいりました。今後も防疫対策を一時的な取り組みでなく継続的に実行していくことで、防疫が生活の一部となる社会を実現し、お客さま及び従業員の健康と生活を守り、地域社会に「安全・安心」な施設環境を提供してまいります。

※　オープンネットワークシステム　様々なメーカーの設備機器をネットワークで繋き、統合的な制御を可能とするシステム。

ご参考　新本社オフィスに導入した新型コロナウイルス感染症対策

CO2濃度に応じた換気促進

室内のCO2濃度はモニターで確認することが可能

CO2センサ―により室内のCO2濃度を常時監視、状況に応じて換気量を自動調整するとともに、空調機ごとの稼働状況を集中制御し、空気環境に応じて風量や設定温度を自動的に変更するオープンネットワークシステムを導入。
各所のCO2濃度と温度・湿度は館内11か所に設置したCO2濃度モニターに表示、基準値を超えた場合には警報音とライトの変色、担当者へのメール通知により換気を促します。CO2濃度はオフィスアプリにより、従業員のスマートフォンでの確認も可能となる予定です。

接触表面からの感染防止対策

抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置

人がいる空間でも使用可能な、抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置、Care222® iシリーズを5箇所に設置。紫外線波長222nmを照射し、空気中および人が触れる表面部分の菌やウイルスを常時抑制・除菌します。
また、テーブル・椅子などの什器・自動販売機等の人の手が触れやすい場所には抗菌・抗ウイルスコーティング剤の塗布や、抗菌・抗ウイルスフィルムの貼付により、接触表面の感染防止を行っています。