創業50周年より新たなスタート　「イスクラ冠元顆粒（いすくらかんげんかりゅう）」は発売開始より20周年

イスクラ産業株式会社（東京都中央区、代表取締役：伊藤公三）は、本年、1960年の創業より50周年という節目を迎えました。半世紀にわたり、日本国内における中医学(*1)普及の先駆けとして奔走してまいりました。イスクラ産業の歴史の一端を、ここにご紹介させていただきます。

■創業の想い―人々に本当に役立つものをどんな困難があっても導入する
創業間もない1961年は、ポリオ（小児マヒ）が大流行し、たくさんの幼い生命が失われていた時代でした。生ワクチンの緊急輸入を求める運動を繰り広げる全国の母親たちの願いで、ソ連からの生ワクチン輸入が認可されたのです。この輸入に携われたことが、私たちの仕事の原点となりました。

■中成薬の輸入開始―中医学・中成薬の先駆者として
ポリオの脅威が日本から去った1966年、イスクラ産業は、中成薬（中国漢方）の輸入を開始いたしました(*2)。しかし、日本の漢方とは違い、なかなか日本の薬局に受け入れられず、イスクラ産業は自ら薬局(*3)を開くことになったのです。さらに、中成薬をただ輸入するだけではなく、その効果が最大限に発揮される中医学の理論を学ぶため、中国より中医師を招いた勉強会を重ねました。そして1987年、志を同じくする薬局・薬店による日本中医薬研究会が組織され、現在では、会員店舗は日本全国に約1000店舗を数えます。

2011年は、弊社の代表的な中成薬「イスクラ冠元顆粒(いすくらかんげんかりゅう)」が、発売開始より20周年を迎える年でもあります。その新たなスタートとして、新しいホームページの開設など、インターネット上での「未病先防」の啓発活動を予定しております。

イスクラ産業は、創業の想いを忘れず、これからも中医学・中成薬の普及に尽力し、皆様の健康づくりのお手伝いをしてまいります。

以上

(*1) 中医学とは
中医学とは、陰陽五行説などを基礎とした、数千年の歴史を持つ中国伝統医学。病気に発展する前に、未然に病気を防ぐ「未病先防」が、基本的な考えであり、天然の生薬を組み合わせた処方を用いて根本治療を心掛けるものです。例えば、病院などで精密検査を受けて「異常なし」と診断された方でも、中医学の診断を受けると、いろいろな症状が発見されることがあります。中医学では、そのような「まだ病気の段階ではない症状（未病）」を取り除くための治療を行います。

(*2) イスクラ産業の代表的な中成薬・スキンケア製品
製品詳細に関しては、下記URLより御確認下さい。
http://www.ablemarketing.net/test/PR/NewsRelease.iskra_lineup_201012.zip

(*3) 漢方薬局の特徴
日本中医薬研究会の漢方薬局・薬店では、まずお客様のお話をお伺いする事を重視しています。お客様ひとり１人の体調、体質、生活習慣、そして季節や気候などの影響も考え、お薬や生活面での様々なアドバイスをしています。