スタイリスト祐真朋樹氏デザインのタキシードを販売 ~京都ならではの「伝統と革新」がテーマ~

長く日本のメンズファッション界をリードしてきた祐真氏の影響力によって、男性のフォーマルウェア購買意欲を喚起し、ウェディング市場を活性化させる狙い。
同商品は、京都に縁のあるスタッフが結集し、同地らしい「伝統と革新」をテーマに企画された。シンプル&スタイリッシュなデザインが特徴で、スキャバルウール、カレンダーウール、ベルベットと素材の異なる3種のブラックタキシードに加え、リネン素材のホワイトタキシードも揃えた。アメリカン・トラディショナルの流れを組むスタイルで、ラペルの大きさや着丈、ポケットフラップ幅や生地素材など詳細に至るまで同氏がこだわりのデザインを施した。小売価格は132,000円(税別)〜。パターンオーダーにより、あらゆる体型に対応する予定。
結婚披露宴における、控えめだが華やかさと品格を兼ね備えた、より新婦を引き立てる新郎スタイルとしての活用はもちろん、パーティゲストとしてのフォーマルウェアにも活用でき、幅広く着用できる。
京都中心部の複合商業施設「新風館」に設けた、同社の直営店舗「ASUKA STUDIO」で販売・レンタルするほか、衣裳店やセレクトショップ向けに卸売も行う予定。
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■デザイナープロフィール
祐真朋樹(すけざね・ともき)
1965年京都市生まれ。(株)マガジンハウスの『POPEYE』でフリーランスのファッションエディターとしてのキャリアをスタート。現在は、『POPEYE』『MEN’S NON-NO』『Casa BRUTUS』等、雑誌のファッションページのディレクションを中心に活動中。俳優やミュージシャン、アスリートの広告のスタイリングも手掛ける。今年6月に京都の世界遺産、金閣寺で開かれたGUCCI 創立90周年特別アーカイブ展ではメインアドバイザーを務めた。
〈祐真朋樹より〉
「新郎は、結婚式ではどんな格好をするのがクールなのだろう」。
永年スタイリストをしてきましたが、今回は今まで考えたことのなかった「お題」に挑戦しました。僕もこれまで、親戚や友人らの結婚式や披露宴にはかなり出席していますが、こう言っちゃなんだけど、出席するたびに、新郎の一世一代の「晴れ姿」を
見せられて、「なぜ男のフォーマルはこうなってしまうのだろう」と不思議に思っていました。どうしてもっとシンプル&シックでクールな晴れ姿にならないのだろうか、と。
永年抱いてきたその疑問への答えを出したくて、今回この3ルックを完成させました。どれも、メンズの正装としてはスタンダードなアイテムばかりだと思います。肩のライン、袖の太さ、ラペル幅、着丈、Vゾーンのカット、ウエストのシェイプ加減、そしてヒップライン・・・。そのすべてに、僕のこだわりを詰め込みました。新郎はあくまでも新婦の引き立て役。そこをわきまえつつ、控えめだけれども華やかさと品格を兼ね備えた、颯爽とした新郎スタイルを追求しました。
この3ルックは、別に新郎専用というわけではありません。結婚式や各種パーティなどに、「招かれた」立場でも着用可能な、現代流のフォーマルになっています。僕自身、完成したスーツに袖を通してみると、すぐさまいろいろなパーティに駆けつけたい気持ちに駆られました。
僕にとってはまったく新しい分野ということもあり、いくつかの問題にも直面しましたが、ASUKAの皆さん、そして、マニュファクチャラーであるアルファブランカのスタッフの皆さんの誠意ある協力のもと、納得のいく仕事ができて非常に嬉しく思っています。この場をお借りして心からの感謝を申し述べるとともに、日本の男性の間に、新しいフォーマルのスタイルが根付くことを願ってやみません。
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■株式会社ASUKA(アスカ)プロフィール
会社設立: 2011年 2月
資本金: 40,000,000円
代表者: 代表取締役 佐田健吾
所在地: 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館3F
電話番号: 075-255-2772
URL: http://asuka-studio.jp/
mail: info@asuka-studio.jp
事業内容: ドレスのレンタル・販売事業
ヘアメイクサービスの展開
写真撮影スタジオの運営
ウェディング会場紹介等、付帯サービスの提供
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