~子供用紙おむつの購買理由~売れ筋5ブランドで全体の89.0%を占める!「同じブランドをいつも購入」が56.5%!

フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木名瀬博)は、株式会社クレディセゾンとの共同事業として、2013年2月1日にサービスを開始した購買理由データ提供サービスのデータをもとに購買理由に関する分析レポートを報告します。
対象は、食品、飲料、日用品、医薬品、化粧品などの消費財商品約40カテゴリー。2013年6月5日時点で、購買理由データ数183,796件、会員数32,117名です。
本リリースでの分析レポートの購買対象期間は2013年4月29日~6月2日、分析対象カテゴリーは「子供用 紙おむつ」で実施し、全国を対象に775データ(男性:157人、女性:618人)の回答を基に分析しました。

◆主要5ブランドで全体の89.0%を占める
 購入レシートデータ数の多かった10ブランドを週別に並べました。

図1.購入レシート数について図1.購入レシート数について

対象期間内の子供用紙おむつの購入は全体で775レシートでした。その内上位5ブランドで690レシートとなり、全体の89.0%を占めました。ブランド別にみると、1位パンパース(P&G)が189レシート、2位マミーポコ(ユニ・チャーム)が178レシート、3位ムーニー(ユニ・チャーム)が138レシート、4位メリーズ(花王)が96レシート、5位グ~ン(大王製紙)が89レシートとなりました。子供用紙おむつの購入が売れ筋ブランドに集中していることがわかります。


◆専門店での購入が15.7%を占める

図2.購入場所(業態)について図2.購入場所(業態)について

子供用紙おむつの購入場所(業態)については「ドラッグストア・薬局」が52.9%、「総合スーパー、食品スーパー」が23.2%、「ディスカウントショップ、その他専門店」が15.7%、「ホームセンター」が8.1%となりました。 「セールをしていてオムツがいつもより安かった。一つしか買わない予定だったがセット値引きがあるので2つ買った(30代・既婚男性・ドラッグストアで購入)」など、日用品の中でも毎日消費される商材であることから「価格の安さ」や「セール・割引」が行われている業態での購入が多くを占めています。また、「ディスカウントショップ、その他専門店」が15.7%と高かった理由としては「アカチャンホンポ」や「西松屋」など赤ちゃん・子供用品専門店の割合が高くなっており、このカテゴリー特有の購買特性が表れていました。

 

◆ブランド別の購入理由で特徴の違いが明らかに 

図3.ブランド別の購入理由について図3.ブランド別の購入理由について

ブランド別に割合の高い購入理由を見てみると、「パンパース」では「機能・効果が高い(85.2%)」「使いやすい(84.7%)」「品質が良さそう(80.4%)」となりました。「マミーポコ」は「価格がお手頃(89.9%)」「セール・割引されていた(73.2%)」「使いやすい(71.9%)」の順に、「ムーニー」は「使いやすい(82.6%)」「機能・効果が高い(80.3%)」「品質が良さそう(70.5%)」となりました。
赤ちゃんの肌に直接触れる子供用紙おむつは、「フィットする」「かぶれにくい」など使いやすく品質の良いものや「替えやすい」「漏れ防止」など機能・効果の高いものが支持されていました。一方で、「価格がお手頃」や「セール・割引されていた」を購入理由に挙げている割合も高いことも分かりました。



◆「いつも購入している」が全体の56.5%を占める 

図4.リピート購入について図4.リピート購入について

今回の購入について「同じブランドの商品を購入したことがあるか」聞いたところ、「今回初めて購入」が8%、「以前に何度か購入している」が35.5%、「いつも購入している」が56.5%となりました。

「いろいろなオムツを使用しているが、その時の値段による(20代・既婚女性)」など、複数のブランドの価格を見ながら使い分けている購入者がいる一方で、「いろいろなブランドを試した結果、これが一番息子の体型にフィットしており、肌触りや吸収も申し分なく使い心地がよいので(30代・既婚女性)」、「他のメーカーに変えて肌に合わないか心配なので、今まで問題なく使用している当商品を購入することを以前から決めていました(30代・既婚女性)」など、いろいろ試しながらも一度使い続けると安心感から購入し続ける傾向が見受けられ、全体の半分以上がリピート購入していることが判りました。

子供用紙おむつのカテゴリーは、リピート率が高く、売れ筋ブランドに集中していることがわかりました。購入者は、赤ちゃん・子供の体質や体型に合ったサイズやフィット感、替えやすさ・漏れにくさなどを重視し、実際に購入して試した結果、リピート購入していることが見てとれました。また、価格の安さやセール・割引に敏感なことも分かりました。店頭ではサンプル展示や機能・品質訴求の販促ツールを活用し店頭演出を行う一方で、同時に価格動向にも注視しながら購入者へのアピールを考えていくことが必要なようです。

 

【サービス概要】
 ■ サービス名: 購買理由データ提供サービス
 ■ クレディセゾン「永久不滅.com」サイト上のサービス名: 『レシートで貯める』
 ■ 購買理由収集対象者: 800万人のクレディセゾンのネット会員の内、当サービス登録会員
 ■ 購買理由収集の方法:
  - 指定カテゴリー(約40カテゴリー)の商品を実際に購入した会員が、その購買理由をレシート画像と共に報告
  - 登録会員に、対価としてクレディセゾンが運営するポイントサイト「永久不滅.com」にてポイントを付与
 ■ 購買理由データの販売先: 消費財メーカー
 ■ 購買理由データの提供方法: 契約企業に専用WEBサイトを通してデータを提供
 ■ 当事業の特長:
  - 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
  - 800万人のクレディセゾンのネット会員を基盤とした購買理由情報
   週次POSデータとの連動分析を可能とする週次購買理由データ
 ■ サービス詳細参照ページ: http://www.sbfield.co.jp/service/pob.html
 ■ 購買理由データ提供事業の全体図:

 

【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1 部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6 月17 日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約46,000 名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など100,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

本社所在地 :東京都千代田区有楽町2-2-1 ラクチョウビル7階
設 立 :2004 年7 月
資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : http://www.sbfield.co.jp/

 

【サービスに関するお問い合わせ先】
ソフトブレーン・フィールド株式会社
山室(やまむろ)/太田(おおた)
TEL:03-5537-5496 FAX:03-5537-5982
お問い合わせフォーム:https://www.sbfield.co.jp/inquirytop/

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会社概要

URL
http://www.sbfield.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5F
電話番号
03-6328-3630
代表者名
木名瀬博
上場
未上場
資本金
1億5149万円
設立
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