奇妙な登場人物たちに足りない大切な◯◯とは?関市PRムービー「もしものハナシ」公開
「日本一の刃物のまち」の認知拡大を目指し、あえて最後まで刃物を出さないムービー
本PRムービーは、刃物が存在しない虚構の世界が舞台です。生活に欠かせない5つの刃物(包丁・カミソリ・理髪用刃物・爪切り・ウェディングナイフ)が無い各シーンで、苦心する人々が描かれていきます。チョップで野菜を切ろうとするお母さん、ガムテープを使ってヒゲを抜く中年男性、お客さんの髪を歯で噛みちぎる美容師、握手会で伸びすぎた爪がファンに刺さってしまうアイドル、初めての共同作業としてケーキ“入拳”する新郎新婦が登場。刃物が無ければ人はどれだけ困るかを映像で直感的に伝えるため、あえてラストまで登場させない「ハナシ(刃無し)」ムービーとしました。ラストでは各シーンにおいて“切っても切れない”関係の刃物が表れて、何の刃物が無いために登場人物たちが奇妙な行動をとっていたのか分かる展開となっています。
この度PRムービーを制作した関市は、イギリスのシェフィールド・ドイツのゾーリンゲンと並び、英語表記の頭文字を取って「刃物の3S」と呼ばれる世界有数の刃物工業都市です。刃物製品出荷額の全国シェアにおいては包丁で約5割、理髪用刃物で約7割を占めるなど、日本の刃物産業を支えています。一方で、市が行った調査では、刃物が特産品であることは全国的に認知度が低く、特に20~30代の若年層において顕著な傾向でした。こうした状況を打破するため、特に若年層が好むwebムービーという接点を選び、関市が名実ともに「日本一の刃物のまち関市」となるべく制作しました。
【関市PRムービー概要】
■公開日時
2015年9月30日(水)
■長さ
1分17秒
■タイトル
「もしものハナシ」
■コンセプト
もしも、この世に刃物がなかったら…という設定で苦心する人々を描く。
日本の刃物を支える関市の存在感を示すため、最後まであえて刃物は登場しない。
奇妙な人々のハナシ(刃無し)行動を通じて、「日本一の刃物のまち 関市」の認知度向上を目指す。
■公開先
関市PRムービー「もしものハナシ」 (URL:https://youtu.be/AjRPdeHCZwA)
【関市について】
岐阜県の中央部(中濃地方)に位置し、岐阜市に隣接、名古屋市から約40kmの距離にある関市。今から約780年前、九州の刀匠元重が関へ移り住み、はじめて関で日本刀が作られました。中でも孫六兼元や和泉守兼定は有名です。
日本刀で培った伝統技術を生かして、包丁、ポケットナイフ、鋏、キッチンナイフ、爪切り、カミソリ、洋食器、アウトドアナイフなどが作られました。これらの製品は国内だけでなく、 アメリカ、ヨーロッパを始め世界各国に輸出され、関市はドイツのゾーリンゲン・イギリスのシェフィールドと並び「刃物の3S」に数えられる世界有数の刃物産地に成長しました。
刃物の他にも、一千有余年の歴史をもつ伝統漁法「小瀬鵜飼」や、江戸時代の遊行僧・円空上人が生涯をかけて彫った「円空仏」など豊かな観光資源に恵まれています。今年1月には「円空の眠るまち関市」をPRするため、人気スナック菓子に円空仏を彫った現代アート「うまい仏」の展示を名古屋で開催し、話題を集めました。
<ご参考:刃物製品出荷額の全国シェアTOP5> ※出所:平成24年工業統計調査
■包丁:出荷額合計14,065百万円
関市45.3% 新潟県33.3% 大阪府3.4% 福井県2.2% 高知県2.1%
■理髪用刃物:出荷額合計12,037百万円
関市69.6% 新潟県7.1% 大阪府4.7% 兵庫県4.3% 東京都1.3%
■その他の利器工匠具(ツメキリ・缶切・栓抜きなど):出荷額合計9,170百万円
関市56.2% 新潟県16.8% 兵庫県12.3% 埼玉県3.4% 東京都1.8%
【ムービー制作スタッフ】
企画・制作:株式会社オズマピーアール/太陽企画株式会社
PRプランニング・クリエイティブディレクション:片山悠、金井聡、高田太郎、池上亮太
プロデューサー:細川修平
プロダクションマネージャー:近藤亮介、加藤美怜
ディレクター:新井健介
カメラマン:池浦新悟
照明技師:太田宏幸
美術デザイナー:磯貝さやか
スタイリスト:長井佑介
ヘアメイク:田頭奈津美
オフラインエディター:足達一秀
オンラインエディター:鈴木教予
ミキサー:辰巳茜璃
音楽:佐藤能久(サーティース)
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