『障害者芸術支援フォーラム 〜アートの多様性について考える~』 開催!!

日時:2017年9月9日(土) 13:15~17:30(予定)※交流会 18:00~20:00 会場:六本木ヒルズ ハリウッドプラザ ハリウッドホール

日本財団は、2017年度からスタートさせたプロジェクト「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS」の取組である『障害者芸術支援フォーラム ~アートの多様性について考える~』を9月9日(土)に、六本木ヒルズ ハリウッドプラザ ハリウッドホールで開催します。

『障害者芸術支援フォーラム』は、「障害者の文化芸術」における多様な活動に対し、理解を深め合うことを目的としております。この領域の発展を目指して、様々な知見者が一つのカテゴリーにとらわれない横断的なディスカッションを行うことは、未だかつて無い試みです。

本来の概念から逸脱した理解が社会に拡散しつつあるように感じられるアール・ブリュット。表現者や支援者に混乱を与えることも少なくありません。本来もっとも自由であるはずのアートの活動に息苦しさを感じることは避けなければなりません。そこで、本フォーラムでは今一度、国内外からの視点を踏まえ、正しい知識を獲得し、多彩な活動を受け止めることを通し、アート活動の多様性について理解を深めます。

当日は、障害者アートの領域で活躍するプレイヤーの方々に登壇いただき、障害者アートの現状を見直し、問題点から課題を明確に捉え、その多様かつ魅力あふれるアートの世界をより広く社会に伝え、多くの人々に届ける未来志向の方策をディスカッションします。

専用Facebook(https://www.facebook.com/99forum/)では、フォーラム開催に向けて、登壇者によるメッセージを発信してまいります。

◆『障害者芸術支援フォーラム 〜アートの多様性について考える~』 開催概要 
◎日時:2017年9月9日(土)13:15~17:30(予定) ※交流会 18:00~20:00
◎会場:六本木ヒルズ ハリウッドプラザ ハリウッドホール
◎入場:無料(要事前申込)
お申込みフォームURL:http://goo.gl/forms/m3rVPOaPSnYkShvY2
◎鑑賞サポート:手話通訳/要約筆記
◎主催:日本財団
◎制作:一般財団法人 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
◎共催:障害者芸術支援フォーラム実行委員会
◎協力:学校法人メイ・ウシヤマ学園・ハリウッド大学院大学・ハリウッド美容専門学校/ハリウッド化粧品
社会福祉法人素王会アトリエ インカーブ/一般社団法人Get in touch  国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)
◎後援:厚生労働省(申請中)/東京都(申請中)

◎一般の方からのお問合せ先:一般財団法人 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 担当:所、庄野
TEL.03-5577-6627   FAX.03-5577-6628  e-mail 99forum@diversity-in-the-arts.jp

◆開催趣旨
「障害者の文化芸術」における多様な活動に対し、理解を深めあうことを目的としたフォーラムです。一つのカテゴリーにとらわれない横断的な展開としては我が国初の開催となります。
アール・ブリュット、アウトサイダー・アート、セルフトート・アート等、それぞれに表記し福祉現場で活発に展開される障害者のアート活動。その現状と問題点を正しく理解し、課題を明確に捉え、未来志向の方策を考えます。そして、その多様かつ魅力あふれるアートの世界をより広く社会に伝え、多くの人々に届けるために必要なそれぞれのあり方について考えます。

◆主催者メッセージ(日本財団)
アウトサイダー・アート、アール・ブリュット、セルフトート・アート、エイブル・アート、フォーク・アート...障害のある人の表現活動の周辺の呼称は活動の多彩さと相まって実に多様です。
何よりも自由であるはずの“アート”らしく、その活動がそれぞれ伸びやかに活き活きと展開することを願って止みません。
ただ、そんな思いと裏腹に気になることがいくつか、、
ブームのように各地で展開される美術展の安易な呼称。カテゴライズ、ヒエラルキーを否定した名付け親に反するかのように一人歩きし、かえって社会との乖離を生み出している感さえある動きは表現者、支援者を混乱させることもしばしばです。自由であるはずのアートに息苦しさやしがらみや権力は無用のはず。何かに牛耳られ、支援が一部に偏っているのではと思われる場面には、かつて福祉に蔓延していたエンクロージャーの景色を感じずにはいられません。意識を解放し、もっと自由に語り合い、認め合わないと、それは一体誰のための活動なのだという視点すら忘れてしまいかねない、、そんな危惧を抱きます。
その知識は本物でしょうか?その意識は誰のためでしょうか?その取り組みは、本当に自由でしょうか?
今こそ一度立ち止まり、正しい理解を得て原点から考えてみませんか?手遅れになる前に。何かに支配されることなく、何かに寄せられることなく、それぞれがそれぞれに「あるべき」ではなく、「ありたい」と思うことを尊重すること。それが『多様性』ということを概念ではなく実感として意識の深部に沁み入らせることになるのではないでしょうか?
本フォーラムには、障害のある人の芸術表現に取り組む上で、土台としてしっかりと持っていなければならない知識の獲得をはじめ、海外からの視点、国内で多彩に繰り広げられる活動についての理解を深めることができる渾身のプログラムを用意しました。
ご参加は、認識を深め、そして改め、視野を広げ、再起動を引き出すことでしょう。
その再起動はきっと希望と期待に満ちた未来志向の展開へとつながるはずです。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

◆日本財団DIVERSITY IN THE ARTSについて
日本財団では、多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、「障害者と芸術文化」の領域への支援を行っています。
「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダンダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)」は、既成にとらわれない多彩な展覧会などの企画、積極的かつ横断的な情報発信を通じて多様性の意義と価値を広く伝え、越境や交錯、交歓の喚起を目指す新たなプロジェクトです。
多くの人が参加者となり、さらに新たな担い手や企てが生まれるよう、2020年、そしてそれ以降の「障害者と芸術文化」の発展に向けて取り組んで行きます。


◆プログラム
13:15~13:20 開会挨拶/竹村利道
13:20~13:25 ビデオメッセージ/村木厚子
13:30~14:30 基調講演「障害者芸術支援とアール・ブリュット」/服部正
14:35~15:35 シンポジウム1「日本のアール・ブリュットとは?」/シンポジスト:服部正、山下完和、今中博之/モデレーター:中津川浩章/コーディネーター:東ちづる
休憩(15分)
15:50~16:00 海外からのメッセージ/エドワード M.ゴメズ
16:00~17:30 シンポジウム2「障害者の多様なアート活動の展開を考える」/シンポジスト:櫛野展正、齋藤誠一、杉本志乃、田口ランディ、鈴木京子/モデレーター:中津川浩章/コーディネーター:東ちづる
18:00~20:00 交流会

◆登壇者プロフィール

 

村木厚子(むらき・あつこ)/津田塾大学客員教授
1955年高知県生まれ。1978年高知大学卒業。同年労働省(現厚生労働省)入省。女性政策、障がい者政策などに携わり、2008年雇用均等・児童家庭局長、2012年社会・援護局長などを歴任。2013年7月から2015年10月まで厚生労働事務次官。現在は、津田塾大学客員教授、伊藤忠商事(株)社外取締役など。
(著書)「あきらめない」(日経BP社)、「私は負けない」(中央公論新社)など。
 

服部正(はっとり・ただし)/甲南大学文学部 准教授
兵庫県立美術館学芸員、横尾忠則現代美術館学芸員を経て、2013年より現職。専門は美術史、芸術学。アウトサイダー・アートやアール・ブリュットなどと呼ばれる独学自修の芸術家や、障がい者の創作活動などについての研究を行っている。著書に、『アウトサイダー・アート』(光文社新書、2003年)、『山下清と昭和の美術』(共著、名古屋大学出版会、2014年)、『障がいのある人の創作活動―実践の現場から』(編著、あいり出版、2016年)、『アドルフ・ヴェルフリ:二萬五千頁の王国』(監修、国書刊行会 2017年)など。
 

 山下完和(やました・まさと)/社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房 施設長
1967生まれ。高校卒業後、プー太郎として様々な職種を経た後、1989年5月から、障害者無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。その後1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、互いの人間関係や信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きる事を目的に様々な表現活動に取り組む。2008年5月からはやまなみ工房の施設長に就任し現在に至る。
 

今中博之(いまなか・ひろし)/社会福祉法人素王会 理事長・アトリエインカーブ クリエイティブディレクター
知的に障がいのあるアーティストの作品を国内外の美術館やアートフェアに発信している。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 文化・教育委員会 委員、同組織委員会 エンブレム委員会 委員。厚生労働省・文化庁2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた障害者の芸術振興に関する懇談会委員。グッドデザイン賞(Gマーク)、ウィンドーデザイン通産大臣賞など受賞。主な著作に『観点変更なぜ、アトリエ インカーブは生まれたか』(創元社) などがある。一級建築士。偽性アコンドロプラージア。
 

中津川浩章(なかつがわ・ひろあき)/美術家・アートディレクター
1958年静岡県生まれ。美術家として制作活動をしつつ、多様な分野で社会とアートの関係性を問い直す活動に取り組む。表現活動ワークショップ、バリアフリーアートスタジオ、美術史WS、講演等を通じ、人間が表現することの意味、大切さを伝えている。障害者のためのアートスタジオディレクション、展覧会企画・プロデュース、キュレ―ションを数多く手がけ、川崎市岡本太郎美術館「岡本太郎とアールブリュット」展キュレーター、「ビッグ・アイアートプロジェクト」(国際障害者交流センター)アートディレクター等を務める。NPO法人エイブル・アート・ジャパン理事、一般社団法人Get in touch理事。
 

東ちづる(あずま・ちづる)/女優・一般社団法人 Get in touch代表
広島県出身。講演、執筆の活動もしながら、骨髄バンクやドイツ国際平和村、障害者アートなどのボランティア活動を25年以上続ける。2012年 誰も排除しない「まぜこぜ」の社会をめざす 一般社団法人Get in touchを設立し、アート、音楽、映像、ファッションなどワクワクを通じて、様々なマイノリティPR活動を展開。文化庁主催 国立新美術館『ここから〜アート・デザイン・障害を考える3日間〜』(2016)では、障害のある人の創作と企業やデザイナーとのコラボレーションの、キュレーターを務める。LGBTsの記録映画「私はワタシ  over the rainbow」をプロデュース(2017)。
 

 EDWARD M. GÓMEZ (エドワード M.ゴメズ)/RAW VISION主任編集者
アウトサイダー・アートの分野で世界をリードする雑誌「RAW VISION」の主任編集者。居住した国は、モロッコ、スイス、アメリカ、日本ほか多数。日本語を含む他言語に精通。アウトサイダー・アートの分野での研究は、スイス芸術家アドルフ・ヴェルフリとハンス・クルージー、伝説的なジャマイカのIntuitive Artに注目。直近では、Raw Visionに向けて急成長している日本のアウトサイダー・アート界を紹介。アートジャーナリスト、評論家、草分け的な研究家として数多くの賞を受賞している。2016年よりスイス・ローザンヌのアール・ブリュット美術館諮問期間員を務める。
 

櫛野展正 (くしの・のぶまさ)/アウトサイダー・キュレーター
1976年生まれ。広島県在住。2000年より知的障害者福祉施設で介護福祉士として働きながら、広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」 でキュレーターを担当。2016年4月よりアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」オープンのため独立。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、全国各地の取材を続けている。近著に『アウトサイドで生きている』(タバブックス)。
 

齋藤誠一(さいとう・せいいち)/社会福祉法人グロー(GLOW)法人本部企画事業部文化芸術推進課(事業担当)
2006年からアール・ブリュット・コレクション(スイス)とボーダレス・アートミュージアムNO-MAとの連携事業の事務局を担当する。2010年、フランス、パリで開催された「アール・ブリュット・ジャポネ」展の日本事務局も担当。2014年から2016年まで「障害者の芸術活動支援モデル事業(厚生労働省補助事業)」の連携事務局を担当。現在、救護施設で生活支援を行いながら、「障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省補助事業)」の連携事務局を担当している。
 

杉本志乃(すぎもと・しの)/株式会社FOSTER 代表
アートコンサルタント。大学卒業後ニューヨークFITを経て渡英しロンドンサザビーズ コンテンポラリーアート及びデコラティブアートコース修了。銀座吉井画廊、hiromiyoshii勤務を経て2009年株式会社 FOSTER 代表取締役に就任。美術品販売及び利活用に関するコンサルティング業務を行う。2015年hiromiyoshii六本木にて初の知的障がい者による展覧会を企画。2017年3月表参道GYREにて、優れた作品をアート作品としてマーケットにつなげる目的で『アール・ブリュット?アウトサイダーアート?それとも?そこにある価値』展を開催、好評を博す。
 

 

田口ランディ (たぐち・らんでぃ)/作家
デビュー作「コンセント」(2000)がベストセラーとなる。「できればムカつかずに生きたい」(2001)で婦人公論文芸賞を受賞。社会的な重いテーマからSF、オカルト、仏教とボーダレスな作品を幅広く、小説やノンフィクション等ジャンルを問わず精力的に執筆。作品は多言語に翻訳され世界中に多くのファンをもつ。著述以外にもアート、音楽など他分野のアーティストとのコラボレーションを展開。地域の福祉活動や原発問題の研究会等を開催しており、自身の家族の体験から福祉・介護・精神医療にかかわる仕事も多い。
 

鈴木京子(すずき・きょうこ)/ビッグ・アイ アーツ・エグゼクティブ プロデューサー
1997 年よりフリーランスで舞台・イベントの仕事に携わったのち、1999 年に企画制作会社『リアライズ』を設立。2001 年より『国際障害者交流センター ビッグ・アイ』の事業に携わる。厚生労働省・文化庁 2020 年東京オリパラ競技大会に向けた障害者の芸術文化振興に関する懇談会委員。大阪府アートを活かした障がいの就労支援事業企画部会委員。全国公立文化施設協会コーディネーター。著書「インクルーシブ シアターを目指して/障害者差別解消法で劇場はどうかわるか」(ビレッジプレス)
 

竹村利道(たけむら・としみち)/日本財団ソーシャルイノベーション本部 国内事業開発チーム チームリーダー
1964年高知市生まれ。駒澤大学文学部社会学部(社会福祉専攻)卒業。医療法人近森会でのソーシャルワーカー勤務を経て、高知市社会福祉協議会において障害のある人の地域生活支援に携わる。2002年よりNPO法人ワークスみらい高知において就労支援事業を開始。2015年より公益財団法人日本財団で勤務。障害者就労支援プロジェクト「はたらくNIPPON!計画」および「DIVERSITY IN THE ARTS」のリーダーとして活動中。

 

 

 

 
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