FIVBバレーボールネーションズリーグ2018の新ブランディングがデビュー
〜国際バレーボール連盟とランドーが共同制作〜
国際バレーボール連盟(本部:スイス、ローザンヌ市、以下:FIVB)は、ブランディングコンサルティング・デザイン会社であるランドー(本社:アメリカ合衆国、サンフランシスコ市)とパートナーシップを組み、2018年5月15日にデビューを飾るFIVBバレーボールネーションズリーグ(以下:VNL)の世界観を表現した新しいブランディングを2018年5月7日に発表しました。革新的なファン体験を設計する本大会では、新ブランディングを皮切りに、バレーボール史上最もエポックメイキングなイベントとなる第一歩を踏み出しました。
今年5月に開催するVNLでは、競技のレベルをこれまでよりも引き上げるべく、ワールドクラスの競技プラットフォームを選手に提供するとともに世界中のバレーボールファンを魅了すべく新たなスポーツ体験が設計されました。同リーグでは、バレーボール世界大会史上初めて男女が同じ大会に臨み、スポーツの平等を尊重するため、男女同額の賞金が授与されます。日本、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、中国、ドミニカ、フランス、ドイツ、イタリア、イラン、ポーランド、ロシア、セルビア、韓国、スイス、タイ、トルコ、アメリカから世界最高峰の32チーム(男子16チーム、女子16チーム)が8週間にわたり熱戦を繰り広げます。女子の決勝戦は7月1日に中国の南京で開催され、続けて男子の決勝戦は7月8日にフランスのリールで行われる予定です。
新しいVNLブランドのアイデンティティおよびグラフィックシステムは、コートの色とその特徴的な格子線をモチーフに制作されました。大会期間中は、あらゆる場所でお披露目されることが予定されています。
バレーボールは、個々のメンバーがチームとしてプレイすることで成立するチームスポーツです。誰もが得点のきっかけを作ることができますが、そのボールをキープすることはできません。そのボールを仲間へとつなげ、チームが一丸となって得点へとつなげるのです。こうしたチームプレイの素晴らしさに敬意を表し、ランドーではこのスポーツを完全に具現化したバレーボール由来のブランドを制作しました。
VNLのブランド表現および文字も、バレーボールの試合そのものに直接由来しています。ランドーでは、革新的なデジタル技術を活用し、選手から選手へとつながれていくボールの軌道を追うモーションキャプチャーで各文字を形作るなど、独創的なロゴタイプとタイポグラフィーを制作しました。さらに受賞歴のあるモーションデザインスタジオManvsMachineの協力のもと、そのタイポグラフィーに3Dで命を吹き込み、試合中の選手や観客の感動を表現しました。
バレーボールでは、個々が集まって美しいパフォーマンスを形成しますが、こうした魔法のような瞬間を大切にしているVNLの思いを、スタジアム内やスクリーンのグラフィック、スタッフのユニフォーム、World Volleyballのアプリ、メダル、トロフィーなどのデザインに込め、ファンも選手もあらゆる瞬間を楽しめる工夫を施しました。
ランドー・ヨーロッパのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるトリスタン・マカレルは次のように述べています。「バレーボールのスピリットに命を吹き込み、革新的な新しいブランドでそのイメージを変えられたことを非常に誇りに思っています。バレーボールが、どのスポーツよりも競争性が高く、熱気に包まれたクロスジェンダーのスポーツになるよう、サポートしていきたいと思います。」
FIVBのアリ・S・グラサ会長は、「これはバレーボールの未来にとっての重要な瞬間です。バレーボールネーションズリーグはFIVBの歴史上で最も重要な大会です。スタジアム内外のファンを大切に、その存在を中心に捉えた独創的なブランディングを行いました。これにより、バレーボールの印象を一新させる大会になることを期待しています」と述べています。
国際バレーボール連盟(FIVB)について
FIVBは世界のバレーボールの団体・組織を統括している機関です。バレーボールを世界的なエンターテインメントスポーツとして発展させることを目指し、各国のバレーボール連盟・組織や民間企業と協業し、国際競技会の企画・開催、マーケティング活動、開発活動などを行なっています。また、スポーツを通じて世界の平和を目指す運動として知られる「オリンピック・ムーブメント」へも参画し、オリンピックの成功に向けた活動も実践しています。
ランドーについて
ランドーは、昨今急速に変化するグローバル市場で必要とされるアジャイルブランドの構築を支援する、ブランドコンサルティング・デザイン会社です。これまで、Barclays、BMW、Tide、Tajといった世界のトップブランドのブランド構築を行なってきました。
ランドーのブランディングコンサルティング・デザインのサービスには、インサイトとアナリティクス、戦略とポジショニング、ブランドアーキテクチャー、イノベーション、アイデンティティ、プロトタイピング、ネーミング、バーバルアイデンティティ、パッケージング、アダプテーションン/インプリメンテーション、ブランド環境/体験設計、インタラクティブメディアなどがあります。
1941年にウォルター・ランドーによって創業されたランドーは、現在ではブランディング業界の標準となっているリサーチ、デザイン、コンサルティング手法の多くを開発してきました。現在は、19カ国26拠点にて、幅広いグローバル企業のブランディング構築支援を行なっています。クライアントには、Adecco Group、Airbus、Bayer、BBC、BP、Citroën、Danone、Emaar Properties、Etihad Airways、Lavazza、Nike、One&Only Resorts、Procter & Gamble、Siemens、Tata Groupなどがあります。
ランドーは、世界最大のマーケティング・コミュニケーションズグループであるWWPグループのメンバーです。
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