乳がん検診意識調査」結果発表 乳がんリスク高まる30代。6割が検診経験なし乳がんについて関心は非常に高いがまだまだ他人事!
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女性のがん罹患部位の中で最多となりました。また、生涯に乳がんを患う日本人女性は、11人に1人※2と言われており、乳がんで亡くなる女性は、2017年には年間14,400人※1を超え、1980年と比べて約3倍にもなっています。
※1 .国立がん研究センターがん対策情報センター 最新がん統計(2017年のがん統計予測)より
※2 .国立がん研究センターがん対策情報センター 最新がん統計(2013年データに基づく)より
群馬県は、乳がん検診受診率は全国で29番目※3.となっており、全国平均よりも下。国の目標である50%の受診率と比べても-6.7ptsの43.3%(過去二年間の受診率)となっており、乳がん検診の啓発が必要と考えています。
※3.がん検診受診率(国民生活基礎調査2016による推計値)
【調査結果サマリー】
●全体の81.3%が「乳がんについて関心がある」と答えたのに対し、51.5%が「乳がん検診を受診したことがない」と回答。中でも20代は87.0%が、乳がんリスクの高まる30代でも60%が受診したことがないと答え、乳がんへの関心の高さのわりに検診率の低さが伺えました。
●乳がんについて関心を持ったきっかけは「自身の年齢から」と回答した方が、20代は27.3%に対し、30代以降は各年代とも50%以上となった。しかし、調査世代全体で50%以上が「著名人の公表」をきっかけとしており、特に差の大きい20代では乳がんを他人事と感じている傾向の強さが伺えました。
●「乳がんのセルフチェック」について調査したところ、「聞いたことがあるがやり方がわからない」もしくは
「聞いたことがない」と回答した方が64.3%。より身近なチェック方法の啓発の必要性も改めて伺えました。
Q1:あなたは「乳がん」について関心がありますか
Q2:あなたは医療機関での「乳がん検診」したことがありますか
Q3:「乳がん」についての関心を持ったきっかけは
乳がんについて、全世代で80%以上の方が関心を持ち、 50代の90.0%が最高で、30代の74.0%が最低でした。また、調査世代全体で50%以上の方が「著名人の公表」を関心を持ったきっかけとしてあげています(50代のみ47.8%)。しかし、51.5%が乳がん検診を受けたことがないと回答しました。
このことから乳がんへの関心があっても、それはあくまでも他人事としてとらえる傾向にあり、特に20代で「自分の年齢から」関心を持ったのが27.3%と低く、他人事化が顕著に表れています。これは、乳房を見せるのが恥ずかしいと言う検診への抵抗意識やマンモグラフィ検査は痛いのではと躊躇するということが要因として考えられます。一方で、30代以上は「著名人の公表」と「自身の年齢」の割合が同等で、他人の事例を自分に置き換え考える傾向が強くなり、その結果が検査の受診率にも大きく影響しています。
Q4:ご自身で行う「乳がんのセルフチェック」について
「やり方を知っている」35.7%(143名)に“乳がんセルフチェック”の実施頻度を質問
がん治療のポイントは早期発見。乳がんは他の部位に比べてセルフチェックでの発見率が60%と高く、毎日自宅でできる検診は、早期発見のキーポイントとなっています。
しかし、今回の調査でセルフチェックについて「聞いたことはあるがやり方がわからない」「聞いたことがない」と回答が64.3%と半数以上を占め、さらに「やり方を知っている人」でも「行ったことがない人」が約13%を占めるなど、セルフチェックに対する認知が低く、早期発見の機会損失を招いている現状が伺えます。
<その他のアンケート情報>
Q5:これまでに受診したことのある「乳がん検診」の検査方法は?
Q6:医療機関での「乳がん検診」の必要性について
【調査概要】
調査期間:2018年5月25日~5月28日
調査方法:インターネット調査(調査会社:㈱ネオマーケティング)
サンプル数:400名(20代~50代の女性、20代:100名、 30代:100名、40代: 100名、50代: 100名)
予想の必需品「赤ペン」ならぬ、調査結果を印字した「ピンクペン」を配布!
6月18日(月)から開催される「第51回サンケイスポーツ杯ヴィーナスシリーズ第4戦」からピンクペンを場内で配布します!
URL:http://www.kiryu-kyotei.com/
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