ブロックチェーン技術でクリエイターのクラウド活用を支援するreindeerプロジェクト、世界初のクラウド業界向けトークンエコノミー構想を発表。「reindeerトークン」を公開。

REINDEER TECHNOLOGY PTE. LTD.(所在地:シンガポール、代表:原伸太郎 CEO、池田祐樹、中水利久)は、クリエイター(*1)のクラウドコンピューティング活用を支援するため、世界初のクラウド業界向けトークンエコノミー構想「reindeerプロジェクト」を発表いたしました。併せてその実現に先立ち、同トークンエコノミー内で流通する「reindeerトークン」をブロックチェーン上に公開したことをお知らせいたします。

reindeerプロジェクトメンバーreindeerプロジェクトメンバー


reindeerプロジェクト: https://reindeer.tech/ja/index.html
ホワイトペーパー: https://bit.ly/2QpMghl


■プロジェクトの背景と目的

クラウドコンピューティング(*2)業界は世界中のクリエイターを魅了しながら順調に成長し、2021年には33兆円市場へ伸張するとされています。
しかしその利用方法は難しく、セキュリティ侵害やサービス停止などの事故が後をたちません。reindeerプロジェクトはそうした事故の回避、さらにはより効果的なクラウドコンピューティングの活用を支援する仕組みによって、クリエイターがより魅力的なサービスを自由に構築できる世界を目指します。
そしてreinderプロジェクトがクリエイターと一緒に向かう到達点は、限界費用ゼロ社会(*3)です。クリエイターの多彩で豊富なサービス提供によって、サービス提供あたりの生産コストがゼロに近づき、消費資源が最適化される社会です。そうした社会では、世界中の人々が等しく豊かな生活を享受しつつ、その豊かさを後世に残すことが可能です。


■reindeerプロジェクトがクラウド活用を支援する仕組み

reindeerプロジェクトはクラウドコンピューティングの活用事例を世界中から収集し、それらを無償で一般公開します。ベストプラクティスやテンプレートといった既存の学習教材では得られない、実際の利用現場で生じる細かな課題と対策、それらを集めた時に見えてくるトレンドといったデータドリブンなクラウドの活用支援を実現します。収集するデータ構造や活用インターフェイスについては既に大学との共同研究も予定されており、本プロジェクト関係者の実務経験に加え、同研究成果が反映されたものとなる計画です。

また、reindeerプロジェクトはそうした取り組みをワールドワイドかつ長期的に実現するため、ブロックチェーン上にトークンエコノミー(*4)を形成します。クリエイターによるクラウド活用事例の公開に対して報酬を提供し、同報酬はクリエイターの更なるクラウド活用やサービス構築に利用できるという独自の経済圏を生み出します。クラウド活用の促進を目的としたトークンエコノミーの構築は、reindeerプロジェクトが世界初の取り組みです。
特に本トークンエコノミーはクラウド活用という目的に特化することで、クラウド関係者の関心に沿った報酬設計と価値循環を実現します。それはコミュニティーが異なれば、人々が求める報酬や価値観も異なるという考え方によるものです。よってクラウド活用支援においてreindeerトークンが果たす役割は、基軸通貨や汎用的なトークンでは代替できないものと考えています。
 

reindeerプロジェクトのトークンエコノミーreindeerプロジェクトのトークンエコノミー




■reindeerトークンの公開

reindeerプロジェクトはその実現にむけて、段階的なサービスリリースとプロモーション活動を行います。
まずは、トークンエコノミーの核となる「reindeerトークン」をイーサリウム(*5)のブロックチェーンネットワークに公開いたしました。
ともないまして、一定の条件を満たすクリエイターの皆さまに対し、同トークンを順次無償配布いたします。同配布は本トークンエコノミーにご参加を予定いただける皆さまとの、コミュニケーションの端緒となることを目的とするものです。配布の詳細は、追ってSNSや各種メディアを通じてご報告いたします。


■プロジェクトメンバー

・SHINTARO HARA : Founder / CEO
システム開発会社の役員として新規事業開発や開発部門のマネジメントを行った後、2011年に独立開業。GoogleをテクニカルアドバイザーとしたPaaS活用案件の他、多数のナショナルクライアントや公共機関に対しIaaS等を用いたオンラインサービスの受託開発を行う。先端技術の積極活用が社会の進化とエンジニア個々の自己実現にとって重要と考えており、機械学習や自然言語/画像処理、地理情報システムなどの導入実績も多数。エンジニア歴は15年以上。The Definitive Guide to Plone日本語版技術監修。クラウドコンピューティング調達難度の上昇という課題、オープンなデザイン流通への取り組みを模索する中、いち早くブロックチェーンの可能性に気づいたIkeda の声がけを機に、両者の融合こそが最適解と気づく。プロジェクト推進に長けたNakamizuを迎え、本プロジェクトを開始。

・YUKI IKEDA : Co-Founder / Producer
東京大学出身。大学時代は、材料設計の研究を専攻し、物性データベースと第一原理計算、ニューラルネットワークを用いたデータサイエンスにより原子炉用最強金属組成を研究。公共財としてのオープンデータ、オープンアクセスの可能性に気づく。2011年に株式会社リクルートへ入社し、hotpepperBeauty、カーセンサー、リクナビネクストで、エンジニアを経て開発ディレクションを行う。個人では、ベトナムでOffshore開発会社を創業。人の持つ知識・知恵といった情報価値の可視化や新しい経済圏の創出、そして社会課題の解決をブロックチェーン技術を用いて実現できると考え、Haraへ声掛けしプロジェクトを開始。

・TOSHIHISA NAKAMIZU : Co-Founder / Project Manager
大学卒業後、ソフトウェア会社にてシステムエンジニアとして大規模案件に関わった後、面白法人カヤックにてプロジェクトマネジメント業務に従事。ナショナルクライアントのWEBプロモーションを中心に多数のプロジェクトを経験。面白法人カヤック退職後、株式会社COMPASSを立ち上げる。 「小さな不便を少しだけ便利にしたい。」をコンセプトに、レストラン、幼稚園、老人ホーム、近所の八百屋さん。生活のなかにあふれている身近なものを便利にしていくアプリを開発中。同時期にLIGにチームビルディングとして参画。制作チームの統括としてチームビルディング、組織づくりを担当する。約2年間LIGに籍を置いた後、自社に戻り大小様々な案件のプロジェクトマネジャーに携わる。

・SHOGO TSURUDA : Designer
早稲田大学中退後、EC サイトの制作・運営を中心とした企業へ入社し、デザイナーとして従事。その後、株式会社アイ・エム・ジェイへ転職し、多数のナショナルクライアントのウェブサイト制作を経験。2016 年に独立し、合同会社スターラクシアを設立。 ナショナルクライアントからベンチャー企業まで、様々なジャンルのウェブ、UI デザイナーとして活動中。

・HIDETOSHI NAKANO : Leagal
早稲田大学 政治経済学部 卒業、グローウィル国際法律事務所 代表弁護士、みらいチャレンジ株式会社 代表取締役、SAMURAI INNOVATION PTE.Ltd.(シンガポール法人) CEO
大学時代、システム開発・ウェブサービス事業を起業した経験を生かし、IT企業に特化した弁護士として活動。仮想通貨の法律についても熟知している数少ない弁護士。


■​脚注
*1 クリエイター:
私たちは何らかのサービス構築に関わる人々を総称して、クリエイターと呼んでいます。その中にはサービスの企画者や、ソフトウェアの開発、ITインフラストラクチャーの調達などを行うエンジニアを含んでいます。​
*2 クラウドコンピューティング:TwitterやYouTubeなどのデジタルサービスを実現するための手段です。ソフトウェアを動かすための環境の一種で、主要な提供事業者として、Amazon、Microsoft、Google、アリババなどが有名です。​
*3 限界費用ゼロ社会:独メルケル首相のアドバイザーとしても知られるジェレミー・リフキン氏の著書です。
*4 トークンエコノミー:ポイント制度などの報酬システムを通じてコミュニティの「よい行動」を評価、支援する行動分析学上の仕組みとして知られています。そしてブロックチェーンの技術特性がその運用に上手く適合することから、昨今はブロックチェーン上のトークンエコノミー活用が様々なコミュニティに広がりつつあります。
*5 イーサリウム: ビットコインと同様のブロックチェーンネットワークです。シンプルな構造のビットコインに対し、トークンエコノミーの実現に役立つより複雑な機能が提供できるとして注目されています。
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