共同保有 × ブロックチェーンによって、アートの世界に新しい風を吹き込む
SMADONA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 長崎幹広)は、美術作品の価値を小口化する事で共同所有が可能となる次世代型「アートプラットフォーム」β版の開発をスタートしました。
共同保有 × ブロックチェーンによって、アートの世界に新しい風を吹き込む。
■SMADONA ミッションと事業モデル
共同保有という新たな概念とテクノロジーの融合、各施設との連携によって、美術品の価値形成・所有・保管・展示・継承における新しい仕組みを構築します。ある一部に閉ざされてきたといわれるアートの世界からより多くの人がアートに触れる機会を増やし「アートがもっと楽しくなる世界」を実現するプラットフォームを構築することで社会自体が持つアートマーケットへの潜在能力の向上を推進します。
成熟したコレクターの間では「美術品や文化財は、人類にとって公共の財であり、美術作品は多くの方に観てもらってこそ美術界や社会に貢献でき、その価値も高まる。私有は、たまたまこの時代の所有者でしかなく、後世に作品をリレーするべき。」という共通認識があります。
このプラットフォームで目指す事は以下の通りです。
特定の富裕者のみならず、アートに興味のあるより多くの人が作品を購入してアートシーンの参加者となり、更にアート展示における公共化の推進を進め、より多くの人に作品を見てもらう機会を増やすこと。ブロックチェーンによる来歴管理や、適切な保管体制によって最高のコンディションで作品を次世代に引き継がせることです。
作品のキュレーションでは、美術展覧会のプロデューサーやキュレーターであり京都造形美術大学客員教授を務めるヒロ杉山氏などが担当。
■ヒロ杉山コメント
一つのアート作品を複数で共同所有するという新しい概念によって作られたこのシステムは、とても面白いと思いました。アートマーケットが弱いと言われる日本においてこのシステムは、アーティストの大きな支援にもなるし、アーティストのモチベーションに必ず繋がるはずです。日本の場合、アーティストの数に対してそれを扱うギャラリーの数が足りてない現状があります。多くのアーティストはどこで作品を売ったら良いか?という問題があり、また日本ではアートを買うという行為が、一般化されておらず、ほんの一部の人達だけの楽しみの様になっています。一般の方々がギャラリーに行って、絵の値段を聞いて作品を購入するというのはとてつもなくハードルの高い行為であって、なかなか踏み込めない世界です。でもこの新しいシステムは、そういった日本のアート業界の様々な問題点を解決してくれる可能性があると感じています。
■ヒロ杉山プロフィール
キュレーター、アートディレクター、アーティスト、京都造形美術大学客員教授。
1997年、アーティスト集団エンライトメント結成。2004年、箭内道彦らと「風とバラッド」設立。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表する一方、アートブックの出版、展覧会のプロデュースやキュレーションなどを行う。さらにPV制作やVJなどの映像分野での評価も非常に高くグラフィックデザイン広告など幅広いジャンルで独創的な作品を発表しつづけるなどその活動は多岐に渡る。
http://elm-art.com/
■長崎幹広プロフィール
大学卒業後、1998年4月広告会社・旭通信社に入社(現ADK)。2005年6月ADK退社後、同年7月クリエイティブディレクター箭内道彦が主宰するクリエイティブエージェンシー「風とバラッド」に参画。その後、2006年12月には広告プロデュース会社「kazepro」を共同で設立。2015年4月株式会社パープルを創業。広告分野、PR分野でのプランニングブランディング、空間設計、イベント企画。またアーティストのプロデュースを行ってきた。
社名 :SMADONA株式会社
所在地 :東京都渋谷区渋谷2−5−12
営業開始 :2017年
代表者 :長崎幹広
URL : https://smadona.com
E-mail : info@smadona.com
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