NPO法人「はぴシェア」と共同で、未経験・初心者を対象に   ひとり親家庭のためのRPAシナリオ作成研修

少人数制で参加費無料、3日間で簡単な業務シナリオが作れるように

 IoTやAIなどの次世代IT技術を活用して、企業の新規事業開発や研究開発などのビジネス課題を解決する株式会社アクロプロモーション(東京都中央区、代表取締役社長 CEO :小野賀津雄)は、シングルマザーを対象に転職・就職活動を支援するNPO法人 はぴシェア(東京都新宿区、理事長:秋田文子)と共同で3月、「ひとり親家庭のためのRPAシナリオ作成研修」を開催いたしました。
 同研修は、シングルマザーやシングルファーザーといったひとり親を対象に、近年、業務自動化のソフトウェアロボットとして注目を集めているRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の基礎を3日間の講座で教え、簡単な業務シナリオが作成できるレベルまで指導するもの。参加費は無料です。ひとり親がRPA技術を身につけることで、より専門性の高い業務を見つけることができ、就職・転職活動の際のアドバンテージになるよう支援いたします。
 平日研修が3月4・11・18日、休日研修が3月9・16・17日(いずれも10時~17時30分)。会場は平日研修がアクロプロモーション社の会議室(新日本橋)、休日研修がNPO法人 はぴシェア(新宿センタービル46階)です。 詳細は http://www.hapishare.com/rpa_training

 3月以降も当社では、はぴシェアと定期的に同研修を開催していくほか、全国の企業や自治体などと共同で、RPA講座を企画していく方針です。
 

RPA研修内容RPA研修内容


先進国の中でも極めて高い、日本の「ひとり親世帯」の貧困率
 厚生労働省が2016年度に実施した「全国ひとり親世帯等調査」によると、日本国内の母子家庭は123万2000世帯、父子家庭は18万7000世帯。ひとり親世帯の貧困率(年収が全国民の年収の中央値の半分に満たない国民の割合)は50.8%でOECD加盟国35か国中最下位。中でも母子家庭では、「貯蓄がない」世帯が37.6%を占め、82.7%が「生活が苦しい」と答えています。

 母子家庭における貧困は、シングルマザーに冷たい日本の企業風土を象徴する現象です。子育て中のシングルマザーを正社員として採用することに二の足を踏むため、パートやアルバイトといった働き方を選択せざるを得ず、低所得にならざるを得ません。働くシングルマザーの約半数は非正規雇用で、平均年収は243万円。日本の世帯全体における平均所得は545万4000円ですから、いかに母子家庭の年収が低いかわかります。

 

RPA技術者は、ひとり親のエンジニア未経験者でも十分に携われる専門職

  RPAとは、人間がパソコンの画面上で行う操作を、事前に設定したルールに基づいて自動的に再現する技術。エクセル操作やフォルダ・ファイル操作、インターネットブラウザの操作、社内で使う業務などを自動化でき、たとえば、熟練の担当者が4人がかりで2時間かかっていた帳簿の照合作業を2人で5~10分で行うことが可能となります。


 バックオフィス部門における事務的な入力作業やデータ管理、販売管理や経費の処理など、ロボットにできることは全てロボットに任せることで、スタッフはより創造的で高付加価値の業務に専念することができ、労働時間の
短縮や人件費の削減にもつながります。

 折からの働き方改革の波にも乗り、昨年あたりからRPAを導入する企業が金融・生保・不動産業などで増えてきました。自治体でも茨城県つくば市が全面導入するなどRPAブームが広がり始めています。

 一方で、RPAは新しい分野のため、まだ技術者が少なく、未経験から高ニーズのスキルを身につけることが可能です。Botにはプログラマーやエンジニアといった専門知識を持つ人の存在が不可欠ですが、RPAの場合はプログラミング言語などの知識がなくても大丈夫。Microsoft Officeのワード・エクセル・パワーポイントを一通り使える人なら十分習得することができます。

 今後、多くの業界でRPA導入が見込まれるため、いち早くスキルを身につけることで求職時の選択肢が多くなります。中でも企業などにRPA導入を提案するプリセールスや、「シナリオ」と呼ばれるRPA独自のプログラムを作成する仕事は、従来のシステム開発業務におけるエンジニア目線とは異なり、ユーザー目線でのヒアリング力・コミュニケーション力が問われることに加えて、開発単位が小さく1人~数人での開発が可能であることから、勤務時間に制限のあるひとり親が個々の資質を十分に発揮できる業務と言えます。

非エンジニア講師が難解なIT用語なしで丁寧に指導~実践的なスキルを楽しく学べる~
 アクロプロモーションは、経営者の育成、起業から事務処理まで幅広く経営支援を行うアクロホールディングスのグループ企業の一つです。RPA講座を担当するサポート部門は、100%中途入社の女性社員でエンジニア経験者はゼロ。全員未経験からRPAなどのITスキルを学んだ者たちです。前職も生命保険の営業、菓子販売員、秘書、レストランスタッフ、ホテルフロント、理学療法士と様々。いわゆる“非エンジニア講師”による研修ですので難しいIT用語は使いません。また、少人数の研修なので参加者のペースに合わせて進めていきます。参加者ひとりひとりに実機パソコンを手配し、休日研修では、未就学児(1歳~6歳)の託児所も用意しています。
 
 使用するツールはWinActor。現在RPAツールは、国産・海外製合わせて約40種類ありますが、WinActorはNTTアクセスサービスシステム研究所が技術開発し、NTTアドバンステクノロジが製品化した純国産ツール。日本語でのサポート体制やマニュアル類が充実しており、直観的な操作でシナリオを作成できるため、日本市場で大きなシェアを持っています。

 カリキュラムは、第1日がRPAの概念やRPAツールの紹介とハンズオン、第2日がフローチャートなどプログラミングの基礎知識の習得、第3日は業務シナリオ作成に取り組み、エクセルの商品データをウェブ上の商品登録システムに登録する業務をシナリオ化します。

 NPO法人 はぴシェアとは、3月以降も定期的に共同で同研修を開催するとともに、研修参加者のうち希望者は採用面談の上、アクロプロモーションの社員として採用する方針です。さらにIT業界で働く女性向けにも有料でRPA講座を提供していく方針で、将来的にはその輪をさらに拡大し、ひとり親の就業支援に微力ながら寄与して参りたいと考えております。

RPA研修風景RPA研修風景


【会社概要】
■会社名:株式会社アクロプロモーション
■住 所:東京都中央区日本橋本町4-8-15ネオカワイビル6F
■設 立:2018年2月  
■資本金:950万円
■代表者:CEO小野賀津雄 
■従業員:18名
■事業内容:技術ソリューション(IOT・AI・次世代エンジニア教育)
サポートソリューション(サポート人員・PMO派遣・コールセンター業務支援・MS各種ソリューション導入
・RPA導入支援・ 各種ソリューション教育研修 )
■URL:https://www.acro-pro.com/ 

【会社概要】
■団体名:NPO法人はぴシェア
■住 所:東京都新宿区西新宿1-25-1(新宿センタービル46階)
■設 立:2016年2月17日
■代表者:理事長 秋田文子
■事業内容:シングルマザーを対象とした、就職・転職支援の総合サイトを運営。
行政のひとり親家庭支援事業の運営に多く携わる。
■URL:https://www.hapishare.com/

【会社概要】
■会社名:株式会社アクロホールディングス(略称:ACR-HD)
■住 所:東京都中央区日本橋本町4-8-15 ネオカワイビル6F
■設 立:2000年3月21日      
■資本金:2億8,650万円
■代表者:代表取締役CEO 小野 賀津雄 
■従業員:1050名(連結)
■売 上:132億5,267万円(2017年/連結)
■事業内容:アクログループの統括(持株会社)およびIT企業に対する経営・営業支援サービス
■グループ会社:グループ会社36社 出資会社24社
■URL:https://www.acroholdings.com/

<お問い合わせ>
株式会社アクロプロモーション/三輪
TEL:03-4530-0007

  





 



 

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会社概要

URL
https://www.acroholdings.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋本町4-8-15 ネオカワイビル6F
電話番号
03-4531-0001
代表者名
小野賀津雄
上場
未上場
資本金
2億8650万円
設立
2000年03月