英語も話せない地方の中小企業経営者が挑むミャンマーの未来を担う若者達との挑戦

ミャンマー最高峰の大学生らを対象とする高度人材育成プログラム「ＩＫＵＳＥＩ」をヤンゴンにてスタート

送電線工事や経営コンサルティングを営む株式会社ＫＲＭコーポ―レーション（岐阜県　羽島市）は、令和元年６月より「ＩＫＵＳＥＩ」と名付けたミャンマー最高峰の大学生らを対象とする高度人材育成プログラムをヤンゴンにてスタートさせた。

ミャンマーの若者達で構成するＮＰＯ組織「Ｉｄｅａ　Shelf」（アイデア　シェルフ）のメンバーと共に活動を進めている。

ミャンマー人材の弱みとされる創造性や提案力の強化を目指し、ヤンゴン大学を含む国内11大学の大学生110人の応募者から審査を通過した30人の学生を対象にプログラムを進めている。

所属大学の異なる学生６人で構成する５チームがそれぞれＳＤＧｓに沿う社会課題や環境問題などから独自のテーマを選び、その解決策を討論や情報収集によって導き出す。８月末に開催するコンペで各チームのプラン発表し、優秀チームが賞金を得られる。

株式会社ＫＲＭコーポレーション代表の谷　真孝は、「急激な変化を遂げたミャンマーには、新たな歴史をつくる時代がきている。「答えのない答え」を自ら見つけ出す経験をこのプログラムを通じて学んで欲しい」と望む。

ヤンゴン工科大学にてジョブフェア開催

７月２０日（土）には「ＩＫＵＳＥＩ」プログラムに参加する学生が企画・運営を担い実施する日本企業を対象としたジョブフェアをヤンゴン工科大学にて開催し、約700名の学生達が多くの企業の説明に耳を傾けた。

参加した全ての日本企業が採用を協議する学生との出会いを得られ、今後の手続きを進める事となった。来年はミャンマー最高峰大学であるヤンゴン大学１００周年記念事業の一環としてのジョブフェアを開催予定。

日本企業と大きな可能性を持つミャンマーの若者達との新たなつながりを構築していくことで、中長期的な視点での両国と若者達の成長を目指す。

「ＩＫＵＳＥＩ」 Ｙｏｕｔｈ Ｅｍｐｏｗｅｒment Ｐｒｏｇｒａｍ のテーマは「For Ｔｈｅ Ｙｏｕｔｈｓ Ｂｙ Ｔｈｅ Ｙｏｕｔｈｓ」

ミャンマーの未来を担う若者の為の若者による挑戦に英語も話せない日本の中小企業経営者が伴走者として挑戦していく。

【会社概要】
株式会社 ＫＲＭコーポレーション 代表取締役 谷 真孝
https://krm-corp.com/

経営理念
「やさしくあるために強くあれ」 物事の本質を解決に導く「発想」と「行動」で築かれた常識に挑戦する！
の理念のもと新たな付加価値の創造を目指し挑戦を続けている。

主な事業内容
架空送電線工事・ 経営コンサルティング・建設機械の開発・ミャンマーに於ける人材育成事業等
若い社員に責任と権限を全権委譲し、自ら主体者として考え行動できるしくみを構築、中長期的な視点での人材育成環境構築を目指す。

社員数 ６名(平均年齢 ２５歳)

関連会社：
中部電気工業株式会社（岐阜県 岐阜市） ＫＲＭ ＣＨＵＢＵ ＭＹＡＮＭＡＲ（ミャンマー ヤンゴン）