世界初、決済力を異次元な水準まで引き上げる決済ネットワークを発表
〜決済実務における最大のリスクを本質的にゼロに〜
スタンダードトランザクション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:井本 勝、以下、スタンダードトランザクション)は、決済実務における最大のリスクである信用リスクを本質的にゼロに近づけ、決済力と柔軟性を異次元な水準まで引き上げる決済ネットワークの技術基盤である xSTプロトコルを発表しました。
【xSTプロトコルについて】
スタンダードトランザクションが保有する特許*1 を活用して開発された決済ネットワークの技術基盤です。データ移動のみで価値交換を実現することで、決済に関わるコストや手間を減らし、お金と時間にゆとりのある生活を目指します。
【xSTプロトコルについて】
スタンダードトランザクションが保有する特許*1 を活用して開発された決済ネットワークの技術基盤です。データ移動のみで価値交換を実現することで、決済に関わるコストや手間を減らし、お金と時間にゆとりのある生活を目指します。
【目的と背景】
xSTプロトコルにおいて、安定した決済ネットワークの実現のために必要不可欠な技術の一つである、構造化分散ネットワークを採用したオーバーレイネットワーク*2 の構築を開始しました。
構造化分散ネットワークは、ネットワークを安定化させ、台帳履歴コンテンツを探索する際に効率がよいことが知られています。そのため、決済ネットワークのオーバーレイに最適と判断し、分散ハッシュテーブルの一つとして知られる Kademlia*3 をベースにしたプロダクトの開発を開始しました。
【検証内容】
本プロダクトのオーバーレイネットワークの開発において、開発言語として C++ を採用し、分散ネットワークの構築・検証データの収集には Amazon Web Services (以下、AWS) を利用したサーバーレスアーキテクチャを採用しました。
分散ネットワークの構築では、AWS 上の 5 つのリージョンへ AWS Fargate を展開し、それぞれのデータ収集には、Amazon Elasticsearch Service と Amazon CloudWatchを利用しています。
合わせて、分散ネットワークを可視化するため、AWS Lambda と Graphviz を利用しています。
上記の環境で 1000 ノードを起動した結果、数秒内で安定したネットワークが構築できることを確認しています。
【今後の予定】
xSTプロトコルは、その他の必要不可欠な要素技術の開発を継続し、オープンソースとして公開する予定です。
なお、本技術は今後「異次元決済ネットワーク THE MESH」の技術基盤として採用する予定です。
フィンテック(Fintech)開発やデジタルトランスフォーメーション(DX)、分散台帳技術、ブロックチェーンの実務応用を見据えた技術提供、および協業に興味ある企業なども募集しています。
*1 : 通貨情報処理装置および通貨情報処理システム」(特願2019-506470)特許取得済み
*2 : 物理的に接続された実ネットワーク上に独自のトポロジで構築されたアプリケーションレベルのネットワークのこと
*3 : Kademlia: A Peer-to-peer information system based on the XOR Metric (https://pdos.csail.mit.edu/~petar/papers/maymounkov-kademlia-lncs.pdf)
*4 : 100ノードを一斉に起動しネットワークの状態を10分後にキャプチャした際の可視化のイメージ
【本件に関するお問い合わせ先】
スタンダードトランザクション株式会社
担当:井本
メールアドレス:pr@standardtransaction.com
■ スタンダードトランザクション株式会社について
社 名:スタンダードトランザクション株式会社
設 立:2017 年 10 月
所在地:〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町 4-1 福原ビル 5 階
代表取締役:井本 勝
URL:https://www.standardtransaction.com
※ 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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