オフィスケイワン、橋梁CIMシステムの提供を2020年2月より順次開始
橋梁上部工CIMモデル作成の生産性を10倍向上/施工管理の高度化をサポート
オフィスケイワン株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:保田敬一)は、国土交通省のCIM導入ガイドライン(案)のモデル詳細度300~400、および3次元モデル表記標準(案)の上部工3DAモデルに対応可能な「橋梁CIMシステム」を2020年2月より順次リリースいたします。
【詳細はこちらから】https://www.office-k1.co.jp/news/category/cimsystem
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1.開発の背景
路線の線形条件や交差道路、周辺条件により複雑な構造が多い橋梁上部工のCIMモデルの作成は、部品点数が多く3DCADによる手作業では多大な労力を要します。属人的となる3DCADによる3Dモデル作成の場合、正確性を簡便に証明することも困難でした。これまで建設コンサルタントや橋梁メーカーはCIMモデル作成を3DCADの専門会社に委託することが多く、受入検査・品質確認の効率化、橋梁CIMモデル作成費用の削減が課題となっていました。
「橋梁CIMシステム」は、線形座標や設計情報を専用の画面に入力するだけで、橋梁上部工のCIMモデル(3DAモデル)を自動出力します。合わせてBIM/CIM設計照査シート、属性情報の出力が可能です。これにより成果品の品質確認が容易になりCIMモデル作成費用の削減が可能となります。
2.橋梁CIMシステム概要
(1)橋梁CIMシステムの特長
(2)製品概要
・鋼橋CIMシステム
・PC箱桁橋CIMシステム
・CIMモデル管理システム CIM-PDF for dwg
※価格はすべて消費税別途、1年単位のサブスクリプション費用となります。
※価格と機能はリリース時に変更になる場合がございます。
3.橋梁CIMとは
橋梁CIMとは、調査・設計・施工・維持管理のライフサイクルにおいて3次元モデルを活用して、一連の橋梁生産システム全体の効率化を図るもので、2014年より本格的に導入が進められています。
4.モデル詳細度とは
3次元モデルの作り込みのレベルを表したもので100~500までの5段階あり「CIM導入ガイドライン(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)で定義されています。詳細度300は「主構造の形状が正確なモデル」とされていて、主構造と付属物の干渉チェックでは最低限必要なレベルとなっています。
5.3DAモデルとは
3DAモデルとは、3次元形状モデルに、構造特性(寸法・注記、数量等)とモデル管理情報を加えて作成したもので、「3次元モデル表記標準(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)にて定義されています。また平成30年度よりBIM/CIMリクワイヤメントに「契約図書としての機能を具備するCIMモデルの構築」が設定され、オフィスケイワンではCIM-PDFを用いたリクワイヤメント対応をご提案しています。
6.BIM/CIM設計照査シートとは
橋梁の3次元モデルが正しく作成されていることを確認する方法が「BIM/CIM 設計照査シートの運用ガイドライン(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)にまとめられています。
橋梁CIMシステムでは、CIMモデルを自動作成するプロセスにおいて根拠となるパラメータ情報(線形座標、支点上構造高、主桁断面、部材長、幅員寸法等)をリスト化して出力し、設計条件・設計計算書と突き合せ確認することでCIMモデル照査とするワークフローをご提案しています。
7.CIM-PDFとは
橋梁上部工等の3DAモデルを3DPDFで運用可能なデータで、Acrobat ReaderでCIMモデルの閲覧、属性情報の検索・追加が可能なCIMモデルビューワです。
CIMモデル管理システム https://cim-pdf.com/
8.オフィスケイワンについて
2014年の創業以来、橋梁上部工のCIMシステムの開発・販売、3次元設計サービス、橋梁3次元モデルの利活用研究を中心に事業展開し、良質な橋梁ICTサービスの提供を通して社会に貢献します。
公式サイト https://www.office-k1.co.jp/
橋梁工事VR安全教育システム https://vr.office-k1.co.jp/
橋梁の建設現場におけるオープンイノベーション https://prism.office-k1.co.jp/
9.お問合せ先
オフィスケイワン株式会社 TEL.06-6567-8951 保田まで
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目10-2 大阪産業ビル6階
お問合せフォーム https://www.office-k1.co.jp/contact
以上
※記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
路線の線形条件や交差道路、周辺条件により複雑な構造が多い橋梁上部工のCIMモデルの作成は、部品点数が多く3DCADによる手作業では多大な労力を要します。属人的となる3DCADによる3Dモデル作成の場合、正確性を簡便に証明することも困難でした。これまで建設コンサルタントや橋梁メーカーはCIMモデル作成を3DCADの専門会社に委託することが多く、受入検査・品質確認の効率化、橋梁CIMモデル作成費用の削減が課題となっていました。
「橋梁CIMシステム」は、線形座標や設計情報を専用の画面に入力するだけで、橋梁上部工のCIMモデル(3DAモデル)を自動出力します。合わせてBIM/CIM設計照査シート、属性情報の出力が可能です。これにより成果品の品質確認が容易になりCIMモデル作成費用の削減が可能となります。
2.橋梁CIMシステム概要
(1)橋梁CIMシステムの特長
- 3DCAD操作なしで詳細度300~400の橋梁上部工CIMモデルと3D寸法を自動作成
- 補足幾何形状(構造モールド線)と豊富なアノテーション(主桁名称等)を出力
- 橋梁上部工CIMモデルの品質チェック用のBIM/CIM設計照査シート(csv)を出力
- オプション機能で、数量計算、配筋モデル、施工管理データ等を出力、ICT施工を支援
(2)製品概要
・鋼橋CIMシステム
- 機能概要:鋼橋上部工(鈑桁橋・箱桁橋)のCIMモデル、3D寸法線、BIM/CIM設計照査シートの自動作成、およびCIMモデルによる施工管理の高度化を支援するシステム(モデル詳細度300~400)
- 対象部材:主桁、床組み、検査路、排水装置、添架物、床版
- 提供価格:600,000円~
- リリース:2020年4月中旬
・PCコンポ橋CIMシステム
- 機能概要:PC橋のうち、コンポ橋のCIMモデル、3D寸法線、BIM/CIM設計照査シートの自動作成、およびCIMモデルによる施工管理の高度化を支援するシステム(モデル詳細度300)
- 対象部材:床版、主桁、PC板、中間横桁、連結横桁、横締PC鋼
- 提供価格:420,000円~
- リリース:2020年4月上旬
・PC箱桁橋CIMシステム
- 機能概要:PC橋のうち、張り出し施工の箱桁橋CIMモデル、3D寸法線、BIM/CIM設計照査シートの自動作成、およびCIMモデルによる施工管理の高度化を支援するシステム(モデル詳細度300)
- 対象部材:主桁、PC鋼材(外ケーブル、内ケーブル)、定着突起
- 提供価格:600,000円~(予定)
- リリース:2020年後半
・CIMモデル管理システム CIM-PDF for dwg
- 機能概要:部材種類がレイヤー名で管理されたdwg形式の3Dモデルと寸法線をCIM-PDFに変換するアプリケーション(CIMモデルビューワ)
- 提供価格:300,000円~
- リリース:2020年2月
※動作には別途AutoCADとExcelが必要です。
※価格はすべて消費税別途、1年単位のサブスクリプション費用となります。
※価格と機能はリリース時に変更になる場合がございます。
3.橋梁CIMとは
橋梁CIMとは、調査・設計・施工・維持管理のライフサイクルにおいて3次元モデルを活用して、一連の橋梁生産システム全体の効率化を図るもので、2014年より本格的に導入が進められています。
4.モデル詳細度とは
3次元モデルの作り込みのレベルを表したもので100~500までの5段階あり「CIM導入ガイドライン(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)で定義されています。詳細度300は「主構造の形状が正確なモデル」とされていて、主構造と付属物の干渉チェックでは最低限必要なレベルとなっています。
5.3DAモデルとは
3DAモデルとは、3次元形状モデルに、構造特性(寸法・注記、数量等)とモデル管理情報を加えて作成したもので、「3次元モデル表記標準(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)にて定義されています。また平成30年度よりBIM/CIMリクワイヤメントに「契約図書としての機能を具備するCIMモデルの構築」が設定され、オフィスケイワンではCIM-PDFを用いたリクワイヤメント対応をご提案しています。
6.BIM/CIM設計照査シートとは
橋梁の3次元モデルが正しく作成されていることを確認する方法が「BIM/CIM 設計照査シートの運用ガイドライン(案)」(国土交通省 令和元年5月発行)にまとめられています。
橋梁CIMシステムでは、CIMモデルを自動作成するプロセスにおいて根拠となるパラメータ情報(線形座標、支点上構造高、主桁断面、部材長、幅員寸法等)をリスト化して出力し、設計条件・設計計算書と突き合せ確認することでCIMモデル照査とするワークフローをご提案しています。
7.CIM-PDFとは
橋梁上部工等の3DAモデルを3DPDFで運用可能なデータで、Acrobat ReaderでCIMモデルの閲覧、属性情報の検索・追加が可能なCIMモデルビューワです。
CIMモデル管理システム https://cim-pdf.com/
8.オフィスケイワンについて
2014年の創業以来、橋梁上部工のCIMシステムの開発・販売、3次元設計サービス、橋梁3次元モデルの利活用研究を中心に事業展開し、良質な橋梁ICTサービスの提供を通して社会に貢献します。
公式サイト https://www.office-k1.co.jp/
橋梁工事VR安全教育システム https://vr.office-k1.co.jp/
橋梁の建設現場におけるオープンイノベーション https://prism.office-k1.co.jp/
9.お問合せ先
オフィスケイワン株式会社 TEL.06-6567-8951 保田まで
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1丁目10-2 大阪産業ビル6階
お問合せフォーム https://www.office-k1.co.jp/contact
以上
※記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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