港区の保育園にマスク1万枚を寄付させて頂きました!
弊社「スリーピース」はデイジー保育園と介護施設の運営をしており、この度、マスク1万枚を入手できましたので、4月10日に、港区役所にて港区長に寄付をさせて頂きました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、様々な苦境に置かれている保育園ですが、普段以上に衛生管理や感染症防止には注意を払っています。その中でもマスク不足は深刻です。なんとかこの苦境を共に乗り越えていきたいという応援の思いを込めて、区内保育園でマスクの足りていない施設に配っていただきたいと港区に申し出たところ、快諾して頂きました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、様々な苦境に置かれている保育園ですが、普段以上に衛生管理や感染症防止には注意を払っています。その中でもマスク不足は深刻です。なんとかこの苦境を共に乗り越えていきたいという応援の思いを込めて、区内保育園でマスクの足りていない施設に配っていただきたいと港区に申し出たところ、快諾して頂きました。
保育園は、学校が休園になっても、Covid-19感染者が増えても、毎日あいています。職員達は感染するリスクに対して、恐怖がないかといえば、もちろんそんなことはありません。それでも、毎朝笑顔で「おはようございます」とかわいい園児たちをお迎えします。保育園は、会社員や自営業の方だけでなく、医療機関や物流関係者、また消防士や警察官などといったライフラインを守っている方々のセーフティーネットです。子供たちをきちんと預かり、成長を促すのは当然ですが、こういう外部環境では、社会のセーフティネットとしての役割をなおさら強く意識させられます。
一方で、Covid-19に限らず、保育園で感染者が出た場合、衛生管理の再確認や、保育方法の指導など、園の職員が矢面に立たされるケースが少なからずあります。保育園で職員が感染したら加害者と非難されることもあります。私のデイジー保育園では、消毒や掃除を毎日職員が丁寧にしています。マスクも会社で用意したり、職員同士で衛生管理についての知識を共有したり、、、代表として贔屓目に見ているわけではないですが本当によく頑張ってくれています。そしてマスクがないと言いながらも同じように頑張っている園が、地域には沢山あります。
本来、保育中にマスクは着けません。なぜなら子供たちは先生や他者の小さな表情の変化から沢山の事を感じるからです。一つ一つの刺激が、子供たちの豊かな成長を促すからです。マスクを着けて保育をする時点で、まさに緊急事態宣言中、なのです。
弊社のプレスリリースを見てくださった皆さんに少しでも感じて頂きたいです。保育園は託児所ではありません。会社が在宅ワークを推奨し、残業が少なくなり、家に早く帰れるなら、是非早めに迎えに来てあげてください。熱があったら家庭保育をお願いします。登園自粛できるご家庭は、是非お願いします。子供はすぐに大きくなってしまいます。こういう時だからこそ注げる愛情もあります。
そして、家庭内保育が難しい方へ。港区は、原則、登園自粛をお願いしていますが、保育を必要とする方の登園を拒否するということではありません。本当に今預けなければならない方が、肩身の狭い思いをするのは本来の趣旨に反します。例えば、医療従事者の方が、「こんなときにすみません」といって子供を預けるのではなく、「頑張ってくるんでお願いします!」と言っていただきたいです。
ライフラインに関わる方以外にも、保育がどうしても必要な方はいらっしゃいます。勿論、個人や家族がどこまで耐えられるか、もしくは勤め先の理解がどこまであるか、等も登園自粛を決める要素になるでしょう。他人から見たら、「そんな程度で」と思うことも、本人からすれば「生死の問題」という事もあります。登園自粛も含めて、今まさに、私たちの胆力が試されています。
もちろん、経営者の方も大変ご苦労されていると思います。今、行政には「保育園を休園にしてくれないと会社を休めない、在宅勤務が許されない」といった意見が届いています。一方で、「休園にされたら生活が出来なくなる」という意見もあります。行政からの登園自粛を「言葉遊び」として捉えるのでなく、在宅勤務及び休業を会社として促してください。会社がなくなれば、そこの社員も仕事がなくなるのはもちろんですが、それも全てわかった上で、子供の未来のためにご英断を。
最後に、これからの懸念について一言書かせて頂きます。緊急事態宣言から数日たちましたが、まだ登園自粛は始まったばかりです。一週間なら気をはって我慢できる方も、これが二週間になり、三週間になると、また状況は変わると思います。仕事や収入に対する不安に、子育てが加わり、今まで経験したことのないストレスを感じられる人も出てくるでしょう。身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、育児放棄などは絶対増やしてはなりません。追い詰められる前に、必ず、園や行政に相談を。我々はここにいます。
全ての保育業務に携わる人達に、少しでも健康的な職場が訪れますように。そして園が子供たちの笑顔で溢れますように。
株式会社スリーピース
代表取締役 古澤佑介
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