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株式会社 縁の木
会社概要

台東区蔵前で「+Coffee」クラウドファンディングプロジェクト開始

~コーヒーごみ×鶏糞肥料で育む、持続可能な食と地域の循環モデル~

株式会社 縁の木

5月11日、珈琲豆焙煎業の株式会社縁の木(東京都台東区)と鶏舎向け事業の四国ケージ株式会社(愛媛県四国中央市)は、モノづくりとコーヒーの街・東京都蔵前で、日々の生活や業務から出るコーヒーごみを活用して鶏糞特有の臭いを90%以上抑えた非化学肥料「+Coffee」を製造し、近郊の家庭や店舗、企業の緑化につなげるプロジェクトを始動します。これは、近くにお住まいの方や福祉作業所の協力も得て、地域みんなで持続可能な循環を生み出すもので、Afterコロナの地域コミュニティのひとつのモデルとなることを目指しています。なお、本プロジェクトの活動資金をクラウドファンディング「READY FOR」にて今月11日より募集を開始いたしました。
プレスリリース                   
2020年5月11日

5月11日、珈琲豆焙煎業の株式会社縁の木(東京都台東区)と鶏舎向け事業の四国ケージ株式会社(愛媛県四国中央市)は、モノづくりとコーヒーの街・東京都蔵前で、日々の生活や業務から出るコーヒーごみを活用して鶏糞特有の臭いを90%以上抑えた非化学肥料「+Coffee」を製造し、近郊の家庭や店舗、企業の緑化につなげるプロジェクトを始動します。これは、近くにお住まいの方や福祉作業所の協力も得て、地域みんなで持続可能な循環を生み出すもので、Afterコロナの地域コミュニティのひとつのモデルとなることを目指しています。なお、本プロジェクトの活動資金をクラウドファンディング「READY FOR」にて今月11日より募集を開始いたしました。


◆プロジェクトの背景―コーヒーは「燃えないごみ」?

Stayhomeの今、1杯のコーヒーが安らぎだという方も多いのではないでしょうか? 1人あたり年間500杯も飲んでいるとのデータもあるほど、コーヒーは日本の生活に密着しています(※1)。一方で、欠点豆や抽出かすなど「コーヒーごみ」のゆくえはあまり知られていません。一般的に、これらは再利用が難しく可燃ごみとして廃棄されますが、その保湿力の高さゆえにごみ燃焼を妨げがちだとの問題があります。
蔵前は4つの焙煎店と、20店舗以上のカフェがあるコーヒー密集地帯。当地で焙煎業を営む縁の木は、日々大量に生まれる抽出かすや欠点豆を、ごみではなく別の形で活用できないかと検討してきました。

◆コーヒーを肥料にするメリット―肥料特有の臭いを抑えてより広範な活用を
四国ケージ株式会社は、持続可能な畜産と農業を目指し、国の認定事業(※2)として、コーヒーかすを用いた特殊肥料「コーヒーってすごいね」を開発・販売しています。一般的な鶏糞肥料と比べて約30%臭いが少なく、家畜の排泄物の臭いに悩む畜産農家や、より広い用途で有機肥料を取り入れたいと考える農家の方から好評を得ています。


◆プロジェクトのゴール―コーヒーごみ×有機肥料で持続可能な循環をスタート
今回のクラウドファンディングでは、2021年4月までに、蔵前で回収したコーヒーごみをもとに「コーヒーってすごいね」の臭いをさらに抑え、手を汚さず扱いやすいペレット状にした「+Coffee」の製造・販売を目指しています。試作段階ですでに一般的な鶏糞肥料と比べて90%以上の臭いをカットできており、商品化できれば、都市部や住宅地、集合住宅のベランダなど幅広い場面で、誰もが臭いを気にせず安心して緑のある暮らしをお楽しみいただけます。また、蔵前に住む、働く、遊ぶ人、だれでも参加できる活動で集めたごみをリプロダクトした肥料で新たな命を育むことは、食育や環境、持続可能性を身近に考えるきっかけにもなると考えています。

◆プロジェクト体制―誰ひとり取り残さないSDGsを積極的に実践!
本プロジェクトは、地域全体で誰ひとり取り残さない持続可能な循環の創出を目指しています。地域の事業者や学校との連携に加えて、特に障害者の継続的な仕事の創出と地域との接点づくりにも力を入れており、まずは地元の福祉作業所「NPO法人つなぐ台東 第3福祉作業所」にコーヒーごみの回収と四国ケージへの発送を委託する予定です。これは、国連持続可能な開発目標(SDGs)の「ゴール17:パートナーシップで目標を達成しよう」にも通じるものです。本プロジェクトは、その他、以下のSDGsゴールを念頭に置いて活動します。

 

8: 働きがいも経済成長も
福祉作業所の工賃アップと委託作業の多様性創出
9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
珈琲廃棄物を非化学肥料製造に生かし、福祉作業所へ工賃アップをもたらすモデルの構築
11: 住み続けられるまちづくりを
蔵前の持続可能性の成熟と、蔵前以外のまちへのモデル展開
15: 陸の豊かさを守ろう
土や植物を疲弊させない持続可能な農業、家庭菜園の仕組みの構築

◆詳細・クラウドファンディングへのリンク
クラウドファンディングページでは、縁の木の成り立ちやこのプロジェクトの背景もより詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/kuramae

※1 参考:全日本コーヒー協会 http://coffee.ajca.or.jp/data
※2 平成29年度 農商工等連携事業計画認定事業 認定機関:経済産業省四国経済産業局・農林水産省中国四国農政局


■四国ケージ株式会社 1967年7月17日設立。愛媛県四国中央市にて畜産機械器具の製造・販売・施工・メンテナンス一式を扱う。生分解できる捕虫器や、鶏糞を活用した非化学肥料の製造を今年度より事業化。https://shikoku-cage.jp/
■株式会社縁の木 2014年2月4日設立。東京都台東区蔵前にて珈琲豆焙煎、卸・小売業を営む。就労移行センターからの施設外就労訓練受け入れや、福祉作業所の製造した菓子類との詰め合わせを企画し、企業向けに販売。https://en-no-ki.com/

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東京都台東区本社・支社愛媛県四国中央市本社・支社
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会社概要

株式会社 縁の木

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URL
https://en-no-ki.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都台東区三筋2-15-20
電話番号
050-3701-1178
代表者名
伊藤 玲子
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2014年02月
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