SEREALとLINE Fukuokaが協業。デザインを担当した福岡市立こども病院のLINE公式アカウントが提供開始
SEREAL株式会社(福岡県福岡市、代表取締役:安達 誠寛 以下「SEREAL」)は、LINE Fukuoka株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長 落合 紀貴 以下「LINE Fukuoka」)と協業し、福岡市が設立した地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院(以下「こども病院」)のLINE公式アカウントの開発・デザインにおいて、はじめてこども病院を利用するご家族へ向けた特設ページのデザインと実装を担当しましたのでお知らせいたします。
LINE公式アカウント「福岡市立こども病院」(ID: fukuoka_childhp)サービス開始:2020年6月10日
ご利用はこちらから https://lin.ee/CptMIwN
■背景と目的
こども病院は小児・高度専門の医療施設であるため、はじめて利用するご家族は診療までの手続きや準備するものなど多くの不明点・不安を抱えていました。
また、そのご家族の不安や疑問を解消するために、こども病院では事務員による電話での質問対応や予約対応をおこなっており、これには多くの時間と人員が必要でした。
そこで、利用者の疑問や不安を解消し、利便性の向上を図るとともに業務の効率化を目的としたこども病院のLINE公式アカウントの開設を行う運びとなりました。
■課題調査(はじめての利用は不明点や不安だらけ)
今回特設ページをデザインする上で、こども病院を利用したことのあるご家族5組にインタビュー調査を行いました。迅速な調査が必要だったため今回は全ての調査をオンラインで行いました。
■課題分析
インタビューの結果を「問題」「課題」に分類し、解消したい問題に対して課題を特定していきました。
さらに課題に対して「解決策」を模索し、それによって得られる「提供価値」も言語化していきました。
分析の結果、多くのご家族が「こども病院がどんな施設かよく知らなかった」「こどもの病気がどんなものかよくわからなかった」「これから何をすればいいかわからなかった」等の課題に直面しており、その課題が早期に解決できないために「この先どうなるか不透明で不安」「こどもの将来や病状が心配」といった問題を抱え続けている構造が見えてきました。
■ソリューション・コンテンツ設計(ご家族が安心して初診日を迎えられるように)
ご家族の課題を解決するため、解決案を基にはじめての方へ向けたページのコンテンツ設計を進めていきました。以下はその一例となります。
1. メインコピー設計
こども病院のことを知らない方でもどんな施設かすぐイメージできるように
2. コンテンツ設計 ①
こどもの病気の重さや入院から退院までに必要な期間と手順がわかることで、この先のイメージができるように
3. コンテンツ設計 ②
初診までに申請が必要な医療費助成制度がわかることで、該当のご家族が利用できるように
■今後の展開
今回、SEREALでは主にはじめてこども病院を利用されるご家族へ向けたデザイン提案を行いました。今後もはじめての方の利便性の向上に加えて、現在利用可能な「再診予約」「予約変更」に代表されるような継続的に利用される方向けのソリューションも充実していくことを期待しております。
■SEREALについて
SEREAL(シリアル)はデザインでイノベーションを起こすデザインスタジオです。
「世の中を変えるデザインをする」をミッションにUI/UXデザイン、サービスデザインなど、
デザインを活用した自社サービスの開発や、アプリ・Webサービスの共闘型受託開発を行っています。
■SEREALの概要
会社名: SEREAL株式会社
代表者: 代表取締役 安達 誠寛
設立 : 2020年1月20日
所在地: 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next 206
事業 : UI設計・デザイン、Webサービス開発
URL : https://sereal.jp/
お問合せ:contact@sereal.jp
■LINE Fukuokaの概要
社名 :LINE Fukuoka株式会社
代表者 :代表取締役社長 落合 紀貴
所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F
設立 :2013年11月18日
事業内容 :LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画などあらゆる業務
URL : https://linefukuoka.co.jp/ja/
■福岡市立こども病院LINE公式アカウント
ID: fukuoka_childhp
友だち追加URL:https://lin.ee/CptMIwN
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